不穏な会話
あの後、私はすぐにフリスとガースを呼んで創造の異能を与えた。そして新しく都市と私の部屋を快適にしろと命令したら反発してきた。フリスが。ガースは、「今度一緒にデートしてくれる❗️」と聞いてきたので、「ご飯だけなら付き合う。」と言ったら喜んで初めてくれた。そして反発してきたフリスには、仕方ないので、バギルとドグマを呼んで二人でキスをしてもらった。アフィーいわくフリスの最近のオススメがショタとお兄さんというものだそうだ。私には全く理解出来ない。それを見せた後フリスに「続きが見たかったら頑張ってねー。」と言うとものすごい速さで作業に取り掛かってくれた。
ちなみにバギルとドグマに私が「二人でキスして」と言った時になんの躊躇いも無かったので元々そっちの趣味なのかな?と思ったがまぁ流石にないだろう。
それから3日が経過して完成した。私の部屋も前の5倍ほど広くなり新たに作らせた都市と空中都市フーカを合併させて空中国家フーカに改名する事にした。
そして私は広くなった部屋を満喫していた。もう1週間はここでダラダラしている。やっぱりダラダラするのが1番いいやー。私は転がりながらゲームをしてバギルが作ってくれたクッキーを食べていた。すると、「フーカちゃん❗️一緒にご飯食べに行こ❗️」と誘ってきた。えー今?確かにやったけどさー。もっと時間が経ってからでよくない?200年後とかさー。まぁでも約束したしなー。でも面倒だしなー。とそこで私はいい事を思いついた。
ガースに近づき、「アーンして。」と言ってガースにクッキーを食べさせてあげた。そして、「はい。これでおしまいね。」と言ってガースを風の力で吹き飛ばした。ご飯だけなら付き合うって言ったけど私がアーンしてあげたからこれはもうチャラでしょ。さてゲームの続きでもするか。と思いゲームを再開しようとすると、「充電があんまない。」残りの充電がほとんど無かったのだ。うーん。どうしよ。充電溜まるの待ちたくないしなー。よしライ姉を呼ぶか。雷神であるライ姉ならゲームの充電を一瞬で満タンに出来るからな。そう思いライ姉を呼ぼうとしたが私は辞めた。たまには私から会いに行くか。そして私は1週間ぶりに部屋から出るのだった。
私がライ姉の部屋に向かっている最中に会議室という場所があった。こんなのあったけ?と私が耳を傾けると、「諸君❗️聞いてください。先日の邪教徒どもを殲滅した時から私は思っていることがあります。力をつけた今の私達で有れば既にフレイ教の完全消滅も可能なのではないかと言うことです。」とメラが言っていた。……えっ?とうとうやる気なの?なんか前に司教を全員集めてからやるって言ってなかったけ?止めようかなと思ったが既に遅そうだ。会議室の会話を聞く限り信者達は全員やる気があるようだ。しかも耳をすませばこの会話にアフィーも参加している。もうヤダ。……ライ姉に甘えに行こ。
そして全てが嫌になった私は、充電の事を忘れ、ただライ姉に甘えに行くのだった。