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蘇った雷神

ライ姉の魂を雷が流れそして元の形に戻った。まだ雷を浴びているが私はそれを気にせずライ姉の魂を持ち上げた。

動いてる。魂から鼓動を感じるライ姉の魂が元に戻った。私は傷を治したライ姉の器に魂を入れるのだった。



……あれ?私何してるだろ?そう思い私が目を開けるとそこには涙を浮かべたフーちゃんが立っていた。そして「ライ姉、ライ姉、ライ姉、会いたかった。」そう言って私に抱きついてきた。そうフーちゃんから抱きついてきたのだ。ヨッシャャアアアアア!ついに私の長い努力が報われたのだ!私はやっとフーちゃんと結ばれるんだ。と思いフーちゃん力強く抱き締めると、「お姉ちゃんもう私から離れないで。」と言いフーちゃんからもさらに力強く抱き締められた。……これってマジどういう状況なの?フーちゃんから抱きついてくれるのはすごい嬉しい。だがこの状況ははっきりいって異常だ。でも今私に抱きついているのはフーちゃんの偽物なんかでは無い紛れもなく私の可愛い妹のフーちゃんだ。それに、離れないで?私がフーちゃんから離れるはずが無いだがもしかしたら何かあったのか?と思い出そうとしたが記憶が安定しない。何で?そう私が考えていると「お姉ちゃん本当に本当にフーから離れないでね?」と言いフーちゃんは眠りについた。……本当にフーちゃんどうしたの⁉︎フーちゃんが自分の事をフーって言うのめっちゃ久しぶりなんだけど!可愛い!と私が眠りについたフーちゃんの顔を眺めていると、「蘇ったようだなライカ。」と声が聞こえた。


私が後ろを振り向くとそこには父様が立っていた。「父様?どうしてここにいるの?」と私が聞くと「俺の事はパパリンと呼べ」と返してきた。「……パパリンどうしてここにいるの?」私は父様をパパリンと呼んであげた。よくわかんないけど何かがあった事は確実だ。だから父様から詳しく話を聞く為にも父様の機嫌を良くしておこうと思ったのだが「ハハハ!やったぞ!可愛い娘からパパリンと言ってもらえた!フーカが呼んでくれて悲しかったがライカはパパリンと呼んでくれて俺は嬉しいぞ!」とテンションが上がって話にならない。辺りを見渡すとアフィーやフリスそしてガースがいた。なんでいるんだろと思ったが今の状況を確認する為に私はアフィーに声をかけるのだった。


しかし、アフィーは「フーカ様を独り占めするライカに教える事はありません!」と言って何も教えてくれなかった。ガースは「教えたらデート行こうぜ!」と言ってるのでフリスに聞くしかなかった。そして私はフリスから全てを聞いた。


フーちゃんが私の為に怒って戦ってくれたことを。嬉しいよフーちゃん!お姉ちゃんはすごく嬉しい!私は眠っているフーちゃんをさらに抱き寄せた。近くすごい負のオーラが出てるが私は気にしない。しかしここで私は気づいてしまった。そして、


「父…パパリン!フーちゃんが寝てたら母様がフーちゃんの夢の中に出てきちゃうよ!」と言うと「それは大丈夫だ!パパリンはな結界を張ったんだ。俺じゃなきゃ破壊できない強力な結界をな。この結界がある限り何物もフーカに危害を加える事は出来ない!パパリン凄いだろ。」と父様は言ってくれた。いやー良かった良かった。と私が安心してると


「ねぇ。なんか暗黒界の神達減ってない?暗黒神が死んでアイツらは消えないんだよね?フーカは1人しか殺してないからたくさんいる筈だよね?どうしてこんなにも邪悪な神達が少ないの?」とフリスがいきなりそんな事を言うのだった。

ライカが生き返りました❗️生き返らすのが早い気がしますがあんまり長い期間死んでいるとフーカがヤバいことになってしまうので。


それと次回は司教達の話に戻ります❗️

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