勝利
覚醒?暗黒神は何を言ってるんだろう?と思ったが私は気づいた。自分が強くなっている事に。これなら暗黒神を殺せる。お姉ちゃんのカタキがうてる。て事で早く殺さないと。私は暗黒神を刺した暴風の槍を抜き「神風投槍」で右腕を消滅させた。すぐに暗黒神は腕を再生させようとしたが私はそれをさせない。暗黒神を蹴り飛ばして私を指鳴らした「空域、零。」その瞬間暗黒界から空気が消えた。さっきは結界を張ったが今は張っていない。理由はアフィー達が魂だけになったからだ。さっきは結界を壊せばどうにかなったが今は暗黒界全てだ。つまり暗黒神が助かるには私を倒すしかない。そして私は暴風の槍が使えなくなったので雷魔の太刀を拾うのだった。
暗黒神はもう腕の再生なんかに使っている時間はない。一刻も早く私を倒さないといけない。そのため攻撃を仕掛けてくるがその攻撃は私に当たらない。逆に私の攻撃はどんどん受けている。何度も私の攻撃を飲み込もうとするが全然うまくいっていない。惨めだな。暗黒神は呼吸が出来なくなり意識が朦朧しだしてきた暗黒神の足を切り落とした。そして私は指を鳴らし空域、零を解いた。
暗黒神は苦しそうだ。残っているのは左腕だけだし苦しいのは当たり前か。そして残っている左腕も骨が剥き出しておりひどい状態だ。これじゃあ神器は使えないな。私は空域、零を解除したため使えるようになった暴風の槍を構えた。すると、「クソーーガ❗️貴様がときにこの暗黒神が❗️やられるなどあってはならないんだ❗️俺は俺はー暗黒神デモーニオ様だ❗️消えてなくなれ風神フーカ❗️」と暗黒神は叫んだ後額の宝石から闇の力が私目掛けて放出された。あり得ないくらい巨大な闇の力だ。切り札なのかな?しかし私は避けない。何故なら私には異能
スキル、絶対反射があるから。そして私は暗黒神の攻撃を反射した。さっきまでは格上のため通用しなかったが私が強くなっため簡単に決まってしまう。無様だ。そして私は暗黒神を見下ろした。
暗黒神は自分の技を反射され苦しんでいる。ダメージも大きいが自分の切り札をいとも簡単に反射された精神的ダメージがかなり大きいようだ。てか泣いてる。気持ち悪い。早く殺さないとな。と再び暴風の槍を構えた。そしてらまた暗黒神は叫び出した。
「俺様は❗️ただセレシアが好きなだけだったんだ❗️しかし、セレシアはラグーンを選んだ❗️悔しかった❗️悲しかった❗️俺はセレシアを諦められなかった❗️どうしてもセレシアを手に入れたかった❗️だから俺様は神界を出た❗️元は神界の神だった俺だがセレシアを手に入れる為全てを捨てた❗️そして暗黒界を作った。しかし貴様が2000年前に暴れたせいで台無しになった。俺は暗黒界の復興で力を使い眠りについた。そして時空神が今回の話を持ちかけてきた。俺はすぐに乗った❗️天界を落としセレシアを手に入れる為にな。だが好きな人には幸せなってほしいという願いもある。俺は葛藤していた。そんな時に❗️貴様らが現れた❗️セレシアの娘だ。お前らはセレシアの写し鏡のようだった。だから俺様はお前らを手に入れセレシアを諦めようと思っていたのに何故❗️邪魔をするんだ❗️」
………………話が長いんだよ。さっさと死ねよ。怒りが溜まりに溜まった私は、「お姉ちゃん。私に力を貸して。神器融合、天馬の宝剣。奥義、風雷斬。」そうして暗黒神の体は細切れになった。もちろん魂もだ。……終わった。でもお姉ちゃんは。……私は涙を流すことしか出来なかった。