希望
ガースは私にこう告げた。「ライカちゃんの魂はまだ無事だと。」その言葉を聞き私の壊れかけていた心は元に戻り「どういう事なの?」とガースに質問をしていた。
ガースは答えてくれた。「フーカちゃん。俺は元々暗黒界の神だ。いわば暗黒神の息子なんだ。だから俺は暗黒神のやってることも性格も理解できる。暗黒神は確かにライカちゃんの魂を飲みこんだが、魂はきちんと体の中で保管されている。そして後で自分好みの肉体にその魂を入れる。今の場合だと天空神セレシアを型どった肉体にライカちゃんの魂を入れ天空神セレシアとしておもちゃにするつもりだ。」と言った。それを聞いた私達はかなり引いた。暗黒神マジで気持ち悪い。どんだけ母様に執着してるんだよ。まぁどうでもいいか。ようは暗黒神の腹を裂けばライ姉の魂を助けられるって事だよね。だったら今すぐ取り替えさないと。私はライ姉の傷ついた体に完全回復薬を使い傷を治した。そして私は神器を構えた。
「セレシアの娘よ。何故俺様に向かってくる?俺様の目的はもう達した。貴様の姉の魂を手に入れた事だもう貴様に用はないぞ。それともた俺様我の嫁になりたいのか?」
向かってくる私にこんな事を言ってるがコイツは本当に頭は大丈夫なのか?イカれてるとしか思えない。まぁこれから死ぬから関係ないんだけどさ❗️そして私は暗黒神に攻撃を仕掛けた。
私は先手必勝を狙い「大竜巻き❗️」を使ったが暗黒神には片腕でかき消された。クソ!30Mは軽く超える竜巻きだぞ。暗黒神は竜巻きをかき消した後私に向かって、常闇の大剣で斬撃を飛ばしてきた。私がそれを避けると目の前には暗黒神がいた。斬撃を避ける為上に飛んだ私は暗黒神に地面に向かって蹴り落とされた。
私がダメージで動けないでいると私のすぐ近くに暗黒神は立っていた。そして私を見下ろしながら「弱いな。」と言ってきた。クソクソクソ❗️この前じゃライ姉を助けられない。私に力が足りないからだ。どうすれば勝てる?そもそもダメージが通らないのに私はどうやって勝つきでいたんだ?暗黒神は力の差を見せる為わざと私の大竜巻きをかき消したんだ。私の技なんて手を握るだけで全てを飲み込めるのに。あはは勝てる気がしないや。でも私は暗黒神必ず倒す。だってライ姉を助ける為だもん。もしも私が暗黒神に同じ事をされたらライ姉は私より弱いのに必ず助けてくれる。フーちゃんのお姉ちゃんだからと言って。だから私もライ姉の妹だから絶対にライ姉を助ける。