暗黒界
「ケケケー!やられちまったぜ!流石に遊びすぎちまったか?まぁ楽しめたからどうでもいいんだけどよーケケしっかしヘマしちまったなー!折角雷神をこちらに側に迎え入れてやろうと思ってたのによ!そう思わねぇかイース!」俺は横で本を読んでいる妹の邪神イースに声をかけた。「……」イースは一瞬だけこっちを見たがすぐに俺から目を離し本を読み続けた。ケケ嫌わてんなー!あん?解けちまったか俺の精神支配。雷神にやられた時に仕掛けたんだがこんな簡単に解かれるとはおそらく風神フーカだな。ケケやはり風神をこっちに加えたいもんだぜ。奴が暗黒界側につくと言うなら2000年前の損害も暗黒神様もお許しになるはずだ。だから確実に奴を仲間にしなくちゃなー。ケケケケケケケケケ!!
その時、暗黒界に貼ってある結界が壊れた。なんだ!いったい誰だ!…このオーラは風神フーカだ。ケケなんだー自分からこっち側に来たのかよ。俺は風神フーカの元まで飛んで行った。
懐かしいなー。前に来た時となんも変わってないなー。私は強引に暗黒界に突入した。すると遠くから誰かがこっちに向かってきてる。このオーラはライ姉を洗脳してくれた奴だな。そしてその男は私の目の前に姿を現せた。「ケケケー!ようこそ!風神フーカよ。まさか自分から来てくれるなんて思わなかったぜー!」と私に話しかけてきたが私は「貴方誰?」と聞いていた。そう言うと男は少し驚いた顔をしたがすぐに名前を名乗ろうとしたが私は言葉を遮り「別に名乗らなくていいよ。どうせ覚えるつもりもないし。そもそもなんで私がここに来たか分かってんの?私のライ姉にあんな事をしといて私が好意的に接するでも思ってるの?あーもう面倒くさいからさ消えてくれない?」そう言い私は暴風の槍を構え、神風の法衣に着替え嵐のティアラをつけた。何千年ぶりに私は本気を出す。ライ姉の為に?いや違う。本気でやった方が早く終わるからだ。あんまり時間はかけたくないからね。そして私は久しぶりに暴れる事にした。
「ケケんだよ。あれ強すぎだろ。前来た時は本気じゃねぇのかよ。」俺は風神フーカに挑んだ呆気なく倒されいた。10秒すら持たなかった。すでに暗黒界は半壊している。このままでは暗黒神様が目覚めてしまう。それだけはダメだ!俺は暗黒界、No.2の狂神アースだ❗️だからもうなりふり構ってられねぇアイツを倒すしかねぇんだ。そして一生、暗黒界で飼ってやるよケケケケケケケケ❗️
その瞬間俺の体を槍が貫いた。そして風神フーカが「やらせる訳無いじゃん。そんなパワーアップとか面倒くさい事はやめて欲しいよ。わざと生かしてたのになんで余計なことするかなー。わざわざ殺すのも面倒なんだよー。こっちが我慢してのにさ❗️仮にも私のお姉ちゃんにあんたは余計な事したの❗️だから本来は許せないけど面倒だから生かしてたのにそういことしようとするなら消えていいよ。神風投槍❗️」そうして男の体は完全に消滅した。そして残った魂を大竜巻きで消し去った。そう神を完全に殺すには肉体を破壊し魂を完全消去しなからばならないのだ。だから殺したくなかったのにな。本当に面倒くさい。さっさと帰るかーと行きたいけどそうも行きそうに無いんだよねー。そう今完全に暗黒神が目を覚まし私に襲いかかろうしているのであった。