表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/125

料理当番確保!

料理できる?と私が聞いたが女の子は返事をなかなかしない。あれ?どうしたのかな?もしかして怖がらせちゃたのかな?そう思っていると「神様?」と突然聞いてきた。うーん。まあ神様だよね。天界から追放されたけど神様だよね。神の力を取られたけど10%しか回収されてないからな。うん!私は神だ!「そのとうり!私は風神フーカ様だよ!」


そう言うと女の子この顔はどんどん明るくなってきて「フーカ様!なんと素晴らしい!まさか偉大な女神フーカ様にお会い出来るとは!素晴らしいです。私はフーカ教の信者の1人でございます!」ふーん。私の信者か。まぁこんなにも好かれてるなら嬉しいな。しかもこんな可愛い子に。「ところで?どうして偉大なフーカ様がこんなとこにいらしゃるのですか?」そうして私は女の子にフレイ達他の神に天界を追放された事を話した。すると,


「許せません!偉大なるフーカ様を追放するとは!火の神フレイ万死に値します。手始めにフレイ教の奴等を皆殺しにします!我らフーカ教全信徒でフレイ教滅ぼしてみせます!」あれれ。なんかヤバい方に話が進んでない?そもそも私はこの可愛い子に料理ができるか聞いたんだけどな。流石にフレイ教を滅ぼしたらフレイまで天界から降りてきそうなので「我が信徒よ。争いは何も生みません。なので争う必要などありません。ところで貴方は料理が出来ますか?」「なんと素晴らしきお言葉!流石はフーカ様です!それと私料理出来ます!凄く出来ます!」ふむ。なんとかいい方向に持って行けたな。それに料理も出来るみたいだ。よし。一度料理を食べて美味しかったら料理当番になってもらおう!「では。我が信徒よ。何か私に料理を作ってはくれませんか?」この喋り方は面倒くさいがいちよ私の信者なのだ。だからいちよ神様ぽく喋らないとな!そして


「私の料理ですか?本当ですか!フーカ様が私の料理を食べてくれるんですか!何という幸運なんでしょう。この世に命を授り早15年いずれフーカ様に料理を食べて欲しい!その思いから料理の研究をしていましたが。私の料理を食べて貰えるなんて!何て感激なんでしょう!フーカ様!任せてください!かならずフーカ様のお口に合う料理を作ってみせます!」そして女の子はおそろしく早いスピードで走っていき材料やら食料を持ってきた。そして女の子は料理を始めた。



そして20分ほどして料理は完成した。最初私が倒した猪を使う事を勧めたが「これはフーカ様が仕留められた物です!こんなにも神聖な物は他にありません!この猪は一生フーカ教の神殿に飾らせて頂きたいと思っています!しかしフーカ様も猪を召し上がりたい模様なので今すぐに私が狩ってきます!」そう言って猪を狩に行ったりもしているので総合的には40分ぐらい立っている。しかし、普通に猪を狩れるなら叫ぶ必要はなかったんじゃないかと思ったがそこは面倒くさいので気にするのを辞めた。


そして!私は女の子が作ってくれた料理を口に運んだ。女の子は目を閉じながら凄いドキドキしてるみたいだ。そして私は「美味しい!」と叫んでいた。いや本当に美味しい。天界での食事より美味しい。しかもこんな短時間で猪の臭みを完全に消しそのうえ素材本来の旨味を出すなんて!この子凄い!女の子の方を見ると凄く嬉しそうにしてる。「やったー!やったー!フーカ様に美味しいって言って貰えた嬉しい!」凄く喜んでる。可愛い。「我が信徒よ。私は貴方の事が気に入りました。名は何というのですか?」「ハイ!私は、メラ・カルメイラと申します!フーカ様!」「それではこれからメラと呼んでもよろしいですか?」「フーカ様にそう呼んで貰えるなんて光栄です。是非メラとお呼びください。」「では。メラ、私の料理当番になって貰えませんか?」「料理当番ですか?是非ともお願いします!今まで磨いた技術を全てフーカ様の為に使わせていただきます!」そして私は料理当番を手に入れるのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ