表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/125

試合後

……あ?終わったみたい。どうやら勝ったのはメラみたいだ。流石にバギルとギイラが手を組んだ時は厳しいかと思ってたけど新しい影を作る事で新たな自身の影(ドッペルゲンガー)を生み出して勝利するとはメラやるじゃん。そして私はメラの方に近づき「頑張ったね最後のは凄かったよ。メラ。」私がそう言うと「ハイ!メラ頑張りました!フーカ様が見ていたので凄く頑張れました!」とメラは凄くうれしそうだ。それに対して「我はフーカ様が見ているというのにこんな醜態を晒すとは、司教失格です。」「どうしよう。僕の得意分野である喧嘩で負けちゃた!フーカ様に捨てられる!」とバギルはあり得ないぐらい落ち込みギイラはあり得ないぐらい泣いている。流石にこのままでは不味いと思った私は「2人もよく頑張ってくれましたね。」と声をかけておいた。てか私まだバギルとギイラちゃんにもこの喋り方なんだ。今、私が空中都市フーカで砕けて話せるのはライ姉を除いたらメラとヒュラちゃんしかいないんだよな。そんな事を考えていると「我は、フーカ様に醜態を見せたというのにそのようなお言葉を頂けるとは!我はフーカ様にお仕えできて幸せであります!」「負けた僕に対してそこまでお言葉を下さるなて見に余る光栄です!僕もっとフーカ様のお役に立てるよう頑張ります!」ふむ。なんか好感度が上がったな。ていうか仕えるって部下じゃなくて信者だから仕えているというのは違う気もするが。まぁいいか!そう結論づけた私は帰ろうと思ったのだが!「フーちゃん?メラについて説明しなくていいの?」と言って来た。



そうだった。さっきそういえばそんな事言ったかも。ていうかライ姉は分かってるよね?仮にも神なんだからまぁバギルとギイラには説明しないといけないしな。そうだこの機会にバギルとギイラにも砕けた話し方にしよう!そう決めた私は「バギル、ギイラ。私は貴方達ともっと仲良くなりたいの。だから私に友達のように接していいよ。私もそうするから。」と言うと「我のような一信者にその様な褒美を与えてくれるとは、フーカ様我はこの先一生フーカ様に忠誠を誓いこれまで以上の信仰をさせていただきます!」「僕は、ここに来て本当に良かった思っています!フーカ様!このギイラフーカ様の為これからどんどん強くなります!」重いなー。そしてギイラは脳筋だなー。と思っていると少しメラの機嫌は悪そうだ。「ムゥー。私とヒュラとフーカ様だけの関係だったのに。」と頬を膨らませながらメラが言った。可愛い!私はメラのすぐ横に行き「メラは特別だよ。」と小声で呟いた。するとメラが倒れた。幸せそうな顔で。そんなメラを私は抱き寄せながら「メラが強くなった理由はね私がメラに異能(チート)を与えたからなんだよね。」とバギルとギイラに告げるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ