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新たな司教

それからしばらくしてからライ姉がギイラ司教を連れてきた。ふむ。確かに整った顔をしているし綺麗な黒髪だ。でも男だよね。そして私はメラに小声で話しかけた。「ちょっと!メラ男の子だよ!」「今はですよ。フーカ様。」今は?とりあえずよく分からないので本人に聞くことにした。「はじめまして。私が風神のフーカです。貴方がギイラ司教ね。メラからは女でもあり男でもあると聞いていますがどう言う事ですか?」そう聞くと「はい!僕がフーカ教、6司教の一人ギイラ・サイズと申します。貴方様が偉大なる神フーカ様なのですね。僕は貴方様に仕える事が出来るなんて僕はとても幸せです。」いや。別に仕えていいとは言ってないよ。と思っていたらギイラの話が続いたので私はそれらに耳を傾ける事にした。「それでフーカ様。私の性別について質問なさっていましたね。それではお答えします。僕はメラ司教の言う通り男でも女でもあるんです。」だからどう言う事?と私がそう思っていると「ギイラ司教。フーカ様にお見せした方が早いのではないですか?」とメラが言った。そして「そうですね。メラ司教感謝します。ではフーカ様にお見せしますね。」そう言うとギイラは懐に手を入れてパンを食べた。すると⁉︎ギイラの姿が私好みの黒髪ロングの女の子に変わった!「フーカ様。僕はパンを食べると何故か性別が女に変わるのです。ちなみに米を食べれば男に戻ります。」僕っ子か。良い。いやでも元は男なのか。まぁ可愛いからいいか。それにしてもこんな人間もいるんだ。ライ姉も驚いた顔をしている。そして私は「ではギイラ司教貴方を空中都市フーカに迎え入れます。そこで何か貴方に仕事を与えたいのですが何か得意な事はありますか?」そう聞くと「はいそうフーカ様僕は喧嘩が得意です!」喧嘩が得意?あ元は男だから腕力が強いのか。確かにメラやバギルと比べるとエネルギー量が多い。そうだな。「そうですか。では貴方には警察という役職についてもらいます。」そう言うと「警察?よくわかりませんがフーカ様の為精一杯働かせて頂きます!」どうやらやる気はあるみたいだな。仕事の説明は後で伝えるといいギイラの住む場所を警察署にして私は自室に戻るのだった。



「疲れたー。」と私はメラに愚痴を言っていた。「お疲れ様です。フーカ様。これで6司教も半分揃いましたね。なのでそろそろフレイ教に戦争を仕掛けても宜しいのではないですか?先程ギイラ司教にもフレイ教の奴らが犯した愚行の事についても話しました。それでギイラ司教の元にいた信者達もこちらに連れてきたいとの事でしたがどうなさいますか?」ハァーー。なんでこうなるの?と私は自分の置かれた境遇を嘆くのであった。

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