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親子喧嘩

「来い!暴風の槍!」よかった暴風の槍はこっちでも使えるようだ。そして私は暴風の槍を構えた。「フーカ?どうしたの?神器なんて出して?まさか天空神である私に勝負を挑もうっていうの?確かにフーカは天界では最強の神と言われているけど最上位神であり貴方の母でもある私に貴方の攻撃が通じるものがと思ってるの?」確かに。勝ち目は全くといっていいほどない。でも私は早くメラやヒュラちゃんとイチャイチャしたい!だから母様にやられるわけにはいかない。先手必勝「大竜巻き(テンペスト)」「フゥー」全てを飲み込む筈の竜巻きだが天空神である母様の一息だけで消えてしまった。「どうしたの?フーカもうお終いなの?」あー面倒くさい!今ので終わっていてくれたら良かったのに。そもそも母様に私の技は通用しない。それは母様が最上位神であるとかそう言う問題ではない。通用しない理由は単純母様だからだ。そう私の技は全て母様と編み出した技であるからだ。まだ私が母様の事が嫌いじゃないか頃に編み出したのだ。だから母様は知ってる。私の技を全て。いわゆる無理ゲーという奴だ。それでも母様を倒すしかない。


駄目だ。全く持って通用しない。この戦いの中で新しい異能を自分に与えた。異能全てを使った。なのに母様にはまるで通用していない。けど私は違う。ダメージがどんどん溜まっていく。私は異能で絶対回避や全反射がある筈なのに母様はそれらを無視して私にダメージを与えていく。これが普通の神と最上位神の絶対的な差なのかな?私は正直もう諦めていた。本当は最初から勝てないと分かっていた。それでも一泡吹かせて逃げる事ぐらいなら出来ると思っていた。でも現実は一泡吹かせる事は勿論逃げる事すらままならい。そして私はもう諦めようかな?と考えだしてしまった。メラやヒュラちゃんには悪いけど。そして母様は多分私を殺すだろう。だって私は母様の顔に泥を塗ってしまったし、私のせいでライ姉が下天したし。いろいろやらかしてしまったもんな。しょうがないか。でも死にたくないな。誰か助けて。私は母様の圧倒的な力の前にそんな事を考えてしまった。


ドゴーン❗️と今まで人生の中で聞いたことのない大きな音ともに黒い雷が私の目の前に落ちてきた。「ライ姉?どうして私の夢の中に入ってきたの?それにどうやって元に戻れたの?」するとライ姉は「それはね。フーちゃんのお姉ちゃんだからだよ。」そっかー。全然納得出来ないけど分かっ事にしとこ。そしてライ姉は母様の方に向かって行って「母様!私のフーちゃんをいじめたんだからそれなりの覚悟出来てるんだよね?貴方が母様だからとか関係ない!私はフーちゃんをいじめる奴は絶対に許さない!来て雷魔の太刀!」そしてライ姉は雷魔の太刀を振り下ろすのだった。



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