姉妹
そして。ライ姉がここに居座る事が決まってしまった。最悪だ。いや別に私はライ姉の事が嫌いというわけでは無い。まぁ好きかと言われたら悩ましいところだがまぁそんな事はどうでもいいのだ。今もライ姉は私にくっついている。「ねぇ。ライ姉離れてくれない?」「う〜ん。いーや。せっかくフーちゃんに会えたのに離れるなんてお姉ちゃん耐えられないよ!」頼むから叫ばないでよ。そう思っているとメラが部屋に入って来た。「フーカ様そしてライカ様お食事を持って来ました。」あれ私とライ姉の分しか無い。メラとヒュラちゃんの分がない。するとメラが「フーカ様!久しぶりの姉妹の再会なので今日はライカ様とお二人でお召し上がりください!お風呂もお二人だけて入れるように貸し切りにしているので是非お楽しみください!」そう言いメラはどこかに行ってしまった。待って!メラいっちゃダメ!だが私の思いは通じづメラはもう居なくなっていた。「あの子。いい子だね。ウヘヘ久しぶりにフーちゃんとお風呂うふふ。楽しみだね!」やだ。ライ姉とお風呂に入ったら色々されるからやだ!と思ったが。あれ?私がいつもメラとヒュラちゃんとしてる事と一緒じゃね。と私は衝撃の事実に気づいてしまった。まぁこれからも続けるけどさ。そして私とライ姉はメラの美味しい食事を食べお風呂で私は散々な目に合うのだった。
「ライ姉のバカ。」と私は本人にそう告げた。本当に酷かった。もう体中が痛い。特にアソコとかがヤバいくらいにヒリヒリする。ライ姉は土下座をして謝っていると思いきや私の下着を見ていた。とりあえず踵落としをしておいた。これ以上ライ姉と喋ると何されるか分からないので寝る事にした。ちなみにライ姉は寝込みを襲うなんてはしない。何やら反応も楽しみたいとか言ってた。最低だ。ちなみに私は寝込みを襲います。てかやっちゃいました。一回だけだよ?メラも怒んなかったし。そして私は眠りに付いた。普通にライ姉が隣りで寝ているのはどうかと思ったが気にするのを辞めた。
そして私は珍しく自分で目を覚ました。目を開けるとライ姉が寝ている。ライ姉の顔を見て私は可愛いと思ってしまった。しかし興奮はしない。だって姉だもん。いくら私が女の子が好きとはいえど自分の姉に興奮はしない。まぁライ姉は違うみたいだけど。そして私はライ姉にバレないように布団から抜け出した。
なんとかバレずに済んだが後1分もしたらバレると思う。どこかに逃げれないかなーと歩いているとメラの声がした。何か会話をしている?なんの話をしてるのか気になった私は聞き耳を立てる事にした。
「皆さん!先日フーカ様の姉君である雷の神ライカ様が現れました。そこで!これからの戦いにも備えて、ライカ教の信者達も探そうと思います。幸いフーカ様とライカ様が姉妹であるため信者である私たちも仲がいいですからね!」………………私は聞かなかった事にすると決めるのだった。