終戦
さて、私は今ライ姉に甘えている訳だが、こっからどうしようかなー。と私は悩んでいた。大将である暗黒神は私が倒したから戦争は終わりの訳なのだが、他の奴らはまだ諦めていない奴もいるのだ。四悪王は冥王と魔王を残して2人はなんとか生き残っているみたいだが、私の事は憎んでいるから、暗黒神がいなくなったからといって、敵対を辞める事はないだろう。邪悪な神達も暗黒神がいないから、いい神になるわけがない。どうしたもんかなーと悩んでいると、
「フーカちゃん❗️早くベットに行こうぜ❗️」と女の子になったガースが言ってきた。そういやさっきベットに行こうって行ったな。よしじゃあ行こうかなとそう思ったとき、
「死神ガース?だと思いますけど突然の卑猥な発言は良くないですね。よって地獄行き決定。地獄落とし。」
ガースはマオに地獄に落とされてしまった。そして、
「フー姉❗️私ね体がボロボロになっても帝王を倒しました❗️だからご褒美をください❗️」と私に近づいてきたのだが、
「フーカ様にご褒美をもらうのは私です❗️」とアフィーが割り込んで来て、遠くからフリスが「じゃあ私もなんか欲しいー。」とか言ってる。そして、
「マオもアフィーも調子に乗らないでくんない。どっちも殺してないじゃん。私はちゃんと魔王に止めをさしたんだから。それとご褒美とかないからね。フーちゃんは私とイチャイチャするので忙しいんだから。」と言ったせいで恒例のケンカが始まった。巻き込まれるのは嫌なので私はメラ達の元に向かう事にした。
私が近づくと、
「フーカ様❗️」とメラが凄い笑顔になって、「皆さん❗️フーカ様が我々の元にいらっしゃいました。休んでいる場合ではありません❗️今すぐ全員敬礼しなさい❗️」と怪我をして起き上がれない、信者達を無理矢理立たせて私に頭をさげさた。そこまでしなくてもいいのに思ったが、無理矢理頭を下げさせられた信者達が、「メラ司教ありがとうございます。フーカ様の前だと言うのに頭を下げられない私達なんかの為に……」とか言って感謝していたのでまぁいいか。と納得した私は、
「ところでメラ?邪悪な神達ってどこに行ったの?」と聞くと、「ハイ❗️邪悪な神達は、暗黒神がフーカ様に倒され、何処かに連れて行かれたと騒ぎそちらの方に向かって行きました❗️」と答えてくれた。つまり神界に向かったのか。なるほどじゃあ神界に入る前に守護天使達に殺されるだろう。じゃあ、残る問題は覇王と帝王だけか。帝王と覇王はしばらく動く事は出来ない筈だし、これでひとまずは安心かな?よし❗️じゃあ戦争が終わったって事でパーティーをするか❗️と決めた、私はその事をメラに伝えると、
「かしこまりました❗️このメラフーカ様の最高なパーティーが開けるよう急いで準備いたします❗️」とパーティーの準備を始めるのだった。