アステマル王国
バギルが仲間に加わってからは私の生活は特に変わらない。メラの美味しい料理を食べて,バギルが美味しいお菓子を作ってくれて,ゲームして,漫画を読む,そしてお風呂でメラとヒュラちゃんとイチャつく。毎日充実している。一つ問題があるとすればうるさいぐらいだ。やろうと思えば音を遮断する事も出来るがそしたらヒュラちゃんの可愛い声も聞こえない。全く困ったもんだ。そんな事を考えらゲームをしていると、どうやらまた訪問があったそうだ。本当にいい加減にしてほしい。最近多すぎる。今回はアステマル王国の国王が自ら足を運んだそうだ。アステマル王国の兵達は王が自ら来たのだから私が向かうべきだと言ってるが、私は神だよ。追放されたといえど神よ。それなのに私が足を運ぶっておかしくない?まぁ面倒くさいだけなんだよど。信者達がかるい暴動を起こし諦めたアステマル王国は自ら私の部屋に行くことにしたようだ。てか私の部屋に来るの。そりゃ勘弁して欲しいな。そのため私は早急に応接室を創造で作り出した。
しばらくするとアステマルの国王が応接室に入ってきた。部下を3人連れて入ってきている。そして私はバギルの作ったお菓子を食べながら話を聞くことにした。「それで?アステマルの国王よ。私に何の様ですか?」私がそう聞くと「うむ。そのオーラは間違いなく神だろう。では、風の女神フーカ殿よ。我らに力を貸してくださらないか?」と聞いてきたので私は「ヤダ。」と返した。
国王はえ?見たいな顔をして部下3人は私に向けて剣を向けてきた。危ないな。そう思った瞬間にメラとバギルが一瞬で3人を沈めた。「偉大なるフーカ様に剣を向けると万死に値する!死刑だ!」と物騒な事を言うメラ「フーカ様に剣を向けるなどいただけませんね。よって罰を与えるとしますか。」冷静ながらやばい事をするバギル。怖。司教って全員こんな奴なの。とそんな冷静に考えていると「すみません!フーカ様!部下の不始末は私の責任です。どうか罰は私一人で受けるのでアイツらを解放してあげてください。」と誠心誠意で謝罪をしているようだ。てか別に私は怒ってないよ。と言おうと思ったがメラが「では?貴方がフーカ様に無礼をおこなったものにする罰を与えればいいんですね。覚悟してくださいよ?」とマジで言ってる。最近メラが怖い。さすがに私はメラを止めて、国王に話しかけた。「国王よ。何故私が力を貸さなくてはならないのですか?」まぁ答えても貸すつもりはほとんどないんだけど。「それは、フーカ様が魔王軍の第二軍団の基地を崩壊させ,先日第ニ軍団の団長も討伐した事によって魔王軍は本格的にこの地を攻撃するからです。しかし、見たところ、この地は戦士があまりいないように見受けられます。そこで我が国の戦力を貸そうと思った次第でして。」ふーん。結構いい奴じゃん。でも「ヤダ。帰って。」そう言って私は国王を帰らせた。なんで勝手?面倒くさいからに決まってんじゃん。やっぱ引っ越すか!そう決める私であった。