チート
私が創った異世界に入ると、蒼天の太刀を持った暗黒神が、「貴様二度もセレシアの神器を粗末に扱いやがって❗️貴様のような奴にこの神器はあづけられない❗️」と言いながら蒼天の太刀を闇で飲み込んだ。すると、私の頭の中に、
気持ち悪い。私の大切な蒼天の太刀が。今すぐ取り返して。元々貴方のせいなんだから。といくつかの単語が浮かんできた。……母様か。てか本当に暗黒神って嫌われてるんだ。と少し暗黒神を憐れんでいると、
「何を油断している❗️」私の頭目掛けて、常闇の大刀を振り下ろしてきたのだが私は常闇の大刀を跳ね返した。暗黒神が驚いていたので、
「私の頭に何がついてるか見える?これは嵐のティアラ。私が持っているもう一つの神器。」と言うと、
「もう一つの神器だと?何故貴様最上位神でもない貴様が神器を二つ持つ❗️」と怒鳴られてしまったので、
「二つ?何か勘違いしてない?私の神器はー」私はそう言いながら、神風の布衣に着替え、修復した暴風の槍を構え、
「この私。風神フーカが所持している神器の数は三つだ❗️」と宣言するのだった。
すると、「あり得ん。いくらなんでもそれはおかしい❗️」と暗黒神は言っている。いったい何がおかしいんだ?と疑問でいると、
「我々最上位神でさえ神器は二つしか持っていないんだぞ❗️それを何故貴様は3つもあるんだ❗️あり得んだろ❗️それに貴様のその嵐のティアラは何故俺の攻撃を跳ね返した❗️防御出来る神器は上位神の一神、岩神のガンザンの持つ、岩狂の盾だけの筈だ❗️」と暗黒神に言っている。
だから何だ?と思いながらも優しい私は質問に答えてあげた。
「まぁ驚くのも仕方ないよね。私が神器三つあるのはライ姉しか知らないしー。まぁでもこれに関しては私も分かんないや。いつの間にか三つになってたから。流石の私もね。神器三つはやばいと思って今まで神風の布衣と嵐のティアラはオシャレで通してたんだよねー。後ね嵐のティアラは防御系の神器じゃないから。アンタの攻撃が弱すぎて跳ね返しただけだから勘違いしないでね?」と言ったところで、
「おかしい。おかしい。貴様のようなイレギュラーをアイツが見逃す筈がない❗️風神フーカ❗️貴様はいったい何者なんだ❓」と暗黒神に言われてしまった。
アイツか。いったい誰のことなんだろう。……まぁどうせ考えても分からないから。考えるのは辞めるか。さて!じゃあ暗黒神の質問に答えてあげるか❗️
「私が何者勝手?私は天空神セレシアと破壊神ラグーンの娘にして、世界の均衡を司る上位神の一神にして、世界で1番大好きなお姉ちゃんの妹の風神フーカだ❗️」そう宣言して、
「じゃあそろそろ終わりにしようか。このまま私が殺してもいいけど。アンタには今回引き起こした罰を受けて貰うから。とその前に、ライ姉に傷を付けたんだからその落とし前つけよっか。」私は暗黒神をボコボコにした。抵抗しようとしたが今の私には虚しい抵抗だった。暗黒神の息の根が止まる寸前までボコボコににして、「まぁこんぐらいで許してあげる。じゃあ罰を受けてもらいます。忘却の激風❗️」そして私は暗黒神の記憶を消した。何千年、何万年全ての記憶を消すのだった。