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覇王リーデス

私の名は覇王リーデス。四悪王でただ一人の女だ。そのせいか私から四悪王の座を奪おうとする愚か者もいるが全部返り討ちにしてきた。そんな私だが過去に屈辱的な敗北をしている。そうその相手こそが風神フーカだ。


あの事件は今でも忘れた事は一度もない。当時上位神達と争っていたのがその日私は、雷神ライカと戦っていた。実力は私の方が上だったのに、雷神ライカは絶対に負けれない理由があると言って一歩も引かなかった。しかし実力は私が上の為しばらくしたら雷神ライカは地面に倒れていた。そして、私がトドメをさそうとしたとき、


「フーの大事なお姉ちゃんに何してんの?」と風神フーカが現れたのだ。


今なら風神フーカには戦いを絶対に挑んではいけないというのがあるのだが昔は、そういったものがなく私は、ここで上位神を二神も倒せば、デモーニオ様に褒めて貰えると思い、風神フーカに戦いを挑んだ。


結果は惨敗だった。まるで歯が立たなかった。私の攻撃は全ていなされ、圧倒的な力で私は倒された。そして、


「……貴方可愛い顔してるね。お姉ちゃんを痛めつけてくれたから殺そうと思ってたけど可愛いから殺すのはやめてあげる。そーのかわりフーと気持ちいい事しようね?」そうして私はその場で風神フーカに大切な初めてを奪われた。


屈辱的だった。自分より遥かに幼い神に一方的に扱われて、悲しかった。デモーニオ様にと初めは取っていたのにそれを奪われた事が。そして何より許せなかった。風神フーカは私の初めてを奪った挙句に、「89点かなー。」と言ってきたのだ。


この私の初めてを奪って置いて点数をつけたんだ❗️普通100点だろ❗️だから私は絶対に風神フーカが許せない❗️そんな事を考えながら私は先程まで対峙していた氷神フリスを見下ろしていた。そして、


「水神アフィーよりは楽しめたけど所詮私の敵にはならなかったな。くたばれ。」と倒れ込む氷神フリスに留めを刺そうとしたその時、


「さっさとくたばってくれないかなー。もう戦うの疲れたんだけど?」とデモーニオ様と戦いながら文句を言っている風神フーカに目が行ってしまったら。


私の初めてを奪った憎い女。デモーニオ様を一度殺した憎い女。許さない。許さない。許さない❗️私にはもう氷神フリスも水神アフィーも眼中になかった。そして私は戦っている風神フーカの後ろに近づき、拘束した。


「え?いきなり何?」と風神フーカは驚いていたが、「この胸の感触覇王リーデスだ。何また私と気持ちいい事したくなったの?」とか聞いてきたので、


「そんな訳ないだろ❗️」と答えると、「ふーん。じゃあいいや。」と言いあっさりと私の拘束を振り解き、下に向かって投げられた。そして、投げられた先に、


「さっきはよくもやってくれましたね。覇王リーデス。フリスやるよ。」「分かったじゃあやろっか。言っとくけど私ベースだからね?」


「「神器融合、氷魔の魔牙。奥義、氷結の龍牙❗️」」


下に落ちていく私をまあ構えていたのは氷で作られた巨大な龍で私はその龍に噛み砕かれるのだった。

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