第9話 異界の門
どうも、皆さんこんにちは!
とうとう終盤になって参りました。
サチ達の行動はどうなるのか?
トレバーは何者のになってしまうのか?
ユカ達は、
「くそっ、体が動かない。アキンのオーラに触れてしまうのは、敗北に近い事だったのね、」
ユカは、壁に固定されたかのように、体をアキンのマニプレイト・オーラの力によって体のコントロールをできないようになっていた。
「ユカさん、俺、何も出来なくてすみません…。」
ユイは、自分は戦力にならなかったこと後悔していた。
ユイの、昔話になる。
「ユイ〜、またお前届ける場所…間違えたのか??」
この場面は、中学のバイト先で怒られている話、
このバイトは即やめたというより首になった。
「また、お前は赤点をとったのか?勉強しておいてそれは無いだろ!シアンとかいうあいつとはもう関わるな!」
そして、誰かの役に立ちたくて努力をするも理想の息子にすらなれないと実感したときの言葉。
「もう!いいだろ!ほっといてくれよ!俺なんか姉ちゃんと比べて、なんも出来ないんだよー!!ぐすっ。」
ユイは、その時自分の部屋に駆け込んで、
「もういい。家族もみんな敵なんだ。どうせ誰にもオレは愛されもしないし、居場所なんてない。独りでやっていくしかないんだ⋯⋯。」
自分の部屋の窓を開けて、白いシルクハットを被り、白いコート黒いカッターシャツを着てジーパンを履いて、紫色の瞳で、満月を見る
「じゃあなっ⋯⋯⋯⋯。」
ユイは、2階の窓から飛び降りて、そのままシアンの家に行った。
シアンは、一人暮らしをしている身なので、家族も喧嘩した時はよく行っていた。
「なぁ、シアン⋯⋯。今日から今月いっぱいはそっちに居させてくれないか?」
ユイは、シアンがかったるそうに返事をしてくれる中居候させてくれと、電話をかけてる。シアンは寝起きのようだ、現在は10時半、
「ただし、バイトをしてもらうかね、じゃないと一緒に住む権利はないなぁ。」
シアンは、住む権利にバイトをしてくれと頼んだ。
「そ、そうだな、シアン1人で俺含めての経済費は、足りないないだろうし、高校行きながらだし⋯⋯⋯⋯。てか、俺が就くことができるところはあんのかな??こんな家族にも見放される俺でもよ。」
ユイは、その頼まれごとを飲み込みながら、不安をシアンにぶつける。
「まぁ、そんなことは気にしにくてもいいよ、僕と同じパン屋で働くかい?朝早いからさ、ユイも同じ睡眠時間で、生活リズムとかも合わせられるし、そこんとこ気を使わなくて済むからさー。」
シアンは、ユイに朝早くからのバイトで、パン屋を提案する。ユイ達は、夕方から始まる学校に通っているため、そうすることにする。
「そう、だな⋯⋯。頼めるか?シアン」
「あぁ、いいさ、店長に相談するからさ、ま、とりあえずおつかれさん、鍵空けとくから勝手に入っておくれ〜。僕は寝る。」
「あぁ、ありがとう⋯⋯な、いつも助かるよ。」
ユイはそう言い、電話を切る、
そして15分にシアンの家に着き、ソファで寝る。
AM6:00
夜が明けて、シアンが何やら準備をしてるようだ。
「おっ、起こしてごめんね〜。」
シアンは静かにそう言う。
「あぁ、大丈夫だ、いつもこんな時間から、バイトの支度をしているんだ、凄いなぁー、」
ユイは、時計を見てそういった。
「ははっ、まだ僕は遅い方だよー、店長は、この時間から生地の準備をしてるんだ〜、まぁ、僕の職場は、向かい側のビルの下にあるパン屋だから、出勤超楽なんだ〜。」
「やっぱり、あそこなんだな、出来たても出来たてじゃなくても美味しいところだよな〜。」
そのパン屋は、ユイとシアンの行きつけだった!
そして、日が昇る前にシアンはバイトをしに行った。その日に、店長に相談をしていた。
PM5:00
ユイは、高校に登校しシアンと合流する。
学校で挨拶を交し、シアンと廊下を歩きながら話す。
「よし、今日は体育か、いいねぇー、あ、そうだユイ!バイトやっていい事ってなったぞ!まぁとりあえず来週の月曜からでいいか?」
なんと!ユイが採用されたそうだ!
「おい、まじかよ!シアン、俺の事ハードルあげて紹介してしまったんじゃないかー?」
ユイは、いきなり受かったことに疑問を抱いた。
「いやいや〜、ただこういっただけだよ〜。常識があって、何事にも真正面からぶつかって解決する男だって、まぁ、後は勉強が少し苦手な部分もあるけどってところも言ったぞ、だからみんな優しく接してくれるはずさ!」
「おいおい!まじか!シアンはそういう風に俺を見ていたんか!?そりゃないぜ〜、でもありがとな、こんな俺でも居場所を与えてくれる時点でお前は俺の恩人だ⋯⋯。」
ユイは、戸惑いながらもシアンに礼を言う。
「いいってことさ〜。それよりユイは、もう家族のところに戻らないとかさ、先生に相談とかしたの?」
シアンは、ユイの家での件について相談したのと聞く。
「あぁ、それは登校してすぐに言った、先生電話かけようとしてたけど必死に止めたさ、ま、言われたことは、勉強めっちゃ頑張って、特待生になれって言われちまったな。」
ユイは、成績が悪いため、先生にそう言われてしまった。
「あっははっ!今のユイなら行けるよ!」
シアンは、明るくユイの背中を押して言う
「おっと!何するんだよ〜それに、なんでそんな根拠の無いこというんだよ!」
ユイは、体制を崩すが、立て直して振り返り言う!
「だってさ、今のユイは道が塞がっているわけだよ〜、来月の期末テストに向けてそういうこと言っているんでしょ?」
現在は6月の下旬!7月の下旬から夏休みを迎えようとしてる!それまでに特待生を得られないと、ユイは強制的に家族の元に行くことになる!
「そ、そうだったなぁああ。よし、今までとは動機が違う、シアン、勉強教えてください、全教科!」
ユイは、決して戻らないと誓い、勉強を頑張る!
「おう、俺の睡眠時間削って教えてやる!」
そう言い、今日から勉強漬け、バイト漬けが始まる
そうして、ユイはバイト先で失敗をして落ち込んでは、シアンから出されるテスト問題にも正解率は、50%だったりし、シアンに優しく教えてもらうなど、試行錯誤の毎日!!
「期末試験当日⋯⋯。よし⋯⋯。」
ユイは、期末試験、全教科点数を全て満点を取った!教えのシアンは、学年5位となってしまった!それは自分の勉強時間を削ってのことだった!ユイと同等にサミレが全教科1位だった!
「よし、先生⋯⋯。俺は!特待生ですよね!?」
ユイは先生にそう言った!
「あぁ、君の頑張りはすごいものだ、やればできる子じゃないか〜!だけどもう、考え直さないの?この動機を生み出せたのは、家族のおかけでもあるんじゃないのかな?だからさっ⋯」
ユイは、その言葉を切るように!
「いいんですよ!あんな奴らのところになんか戻らないですよ!!俺は、どうしても戻りたくないんです。」
「あれから、君の家族から電話がかかってくるんだよ、」
「えっ⋯⋯。いやでも!あいつらは優秀なやつを操り人形のように、自分たちの利益にするように操るだけなんだ!!良い職場に就いて、アイツらの老後を養うなんてごめんだ!幼い頃から勉強勉強ってウザかった。」
ユイは、家族の言いなりになるのが嫌で仕方なかった。
「そ、そこまで言うんなら、わかった、学校の近所に空いているアパートがある、他の人も住んでいるから挨拶をしたりするんだよ。家賃の全部はこっちで負担するから心配しないでね。」
先生に了承を得ることに成功した!
「ありがとうございます。書類⋯⋯夏休み前に渡せるようにします。」
そして、そのアパートに住む手続きを済ませ、挨拶にパン屋の食パンを渡した。
「今日から202に住むことになったものです。ユイ・キリトです。これはパン屋の食パンです!オーブンしてマーガリン塗るとめっちゃ美味しいです!」
と言い、102、201、203、302に挨拶をした。
「オレは、やり遂げたのさ⋯⋯。」
そう言い、物音のしない部屋から、ユイの携帯に1件の通知音。バイト先からと思い嫌な顔で通知のメッセージを見ると、ユイの姉からメッセージがあった。
「姉ちゃん⋯⋯。そうだな、姉ちゃんには悪い思いさせてしまったのかもな。間違いなくあの、会話聞いていたよな。その謝罪を込めて返信をするか。」
SNSに送られたメッセージ内容は、
(ユイ、元気してる?飢え死にしてないよね?ニュースを乗ってないから分からないよ、どうやって暮らしているの?お姉ちゃんだけに教えて欲しいからお願いだから返信してください。
ごめんね、昔からお姉ちゃん自分のことしか考えられなくて前しか向いてなかったから、助けを求めてるユイに、気づけなかったの。本当にごめんなさい。
返事したくなかったら返事しなくてもいいからね、ただ、お姉ちゃんは、心配してることだけ知って欲しかったの。ごめんね自己満足みたいに聞こえたら。これ以上の文章にすると、言い訳ににしか聞こえないから。)
「姉ちゃん、まぁ、」
(ありがとう。今は特待生になってバイトでお金稼いでいるんだ、だから俺はこれから1人で頑張る。姉ちゃん、あの時の言葉聞こえてたら、本当にごめん、姉ちゃんの事は尊敬してるからさ、前を見てる姉ちゃんのままでいてください。また、会う日まで、)
送信ボタンを押してユイは携帯を閉じる。
1時間後、ユイはそれまでリビング部屋で寝そべっていた。ピロンと通知音がなった。
「姉ちゃんからかな?1時間もかかったのか、」
(よかった⋯⋯。ありがとうね。ユイ、お姉ちゃんは、ユイの味方になるから、困った時はなんでも言ってね、でも、立派になったんだね。お世辞でもなんでもないよ!また、会う日まで!)
姉は、退出しました。
「⋯⋯⋯⋯。まぁ、成功だな⋯⋯。」
ピンポーン。
「なんだ、この時間になにもたんでもないし聞いてもいないぞ、」
ユイはゆっくりとインターホンの鳴る方へ近づき。ドアスコープを見る!そこには親の姿があった!
「ちっ!」
ユイは勢いよく開けた!
「ユイ!お前は俺たちを見捨てるのか!?いいからそんな家から出ろ!特待生にもなったんだから何も言わないでやるから!俺たちの将来をつないでくれ」
(パシっ!!)
「もう、操られたり、言いなりになるのは、ウンザリだ、それが自分のためになるだろうと、断る。この場所は俺独りで作り上げた場所だ⋯⋯⋯⋯。絞め殺すぞ?」
ユイは、オーロラを纏い親の首にオーロラを巻き付けた!
「ぐはっぅ!!!親に向かって何をするんだあああ!!??」
「わかった?俺は能力者なんだ、隠者なんだ。独りでなんでも出来るのさ、人生は奇想天外なのがいい、自分から動いて、何かにぶつかって、自分なりにそれを壊す。あんたの下だったら、できなかったことだらけ。だから!!」
ユイはそのまま首に巻き付けたオーロラを解いて。
ゆっくりおろしてあげた。
「ぜぇはっーっ。っ⋯⋯。」
「だから!!二度とその顔見せるな。」
ここからユイの世界は始まったんだ⋯⋯。
そして現在!アキンのマニプレイト・オーラにあやつられている。
「そうだ〜、マッドこいつらの全身に傷をつけて、傷口をお前の加速で腐らせるとかできるのかぁ??」
アキンは、卑劣な案をマッドに言う!
「そうだな、できるさ。アクセライト・オーラ!!」
マッドはオーラを纏い!!まずはユイを狙い!ナイフを取り出し!ユイに切りかかる!!
「お前は!!10秒後にジジイになって死ぬ!!ユイ・キリト!!」
「ふっ⋯⋯!!!」
なんと!ユイは!アキンのオーラを食らっているのに関わらず!後ろに高速で動いて!マッドの縦振りの攻撃を避けた!
「なにっ!!マニプレイト・オーラは!あいつに触れているし、まとわりついてるはず!俺の思いどおりに動くはずだ!!何故だあいつを今支配しているのはあいつのオーラってことなのか!?」
アキンは、動揺しているようだ!!
「アキン!どうやっているんだ!!?お前ミスったわけじゃないよな!しっかりあいつのオーラに⋯⋯。なっ!!アキンのオレンジ色のオーラが剥がれている!?破壊されている!!??」
マッドは!その目で見てしまった!!オーラがユイのオーロラによって剥がれていること!!
「マッドだっけ?お前肺がズタボロになって、地面を舐めることになるよ?」
ユイは、手のひらをマッドの前に差し出した途端!
「オーロラ・ブレイクアップ!!」
「ぐはあああああああっ!!!!!(だめだあぁ!こいつ!こいつ!!なんなんだ!隠者隊の下っ端のくせに!それに地面をなめるだとっ?)」
マッドは!肺の内側からオーロラが爆発して重傷を負ってしまい!
「やばい!!マニプレイトオーラ!!マッドを救うぞ!」
アキンは!マッドの体を触れて後ろに引かせた!
すると、マッドがいた位置から!地面に穴が行くほどの凹みが突然現れた!
「なんだ⋯⋯当たんなかったの??死ねばよかったのに、アキン、マッドは殺してほしそうな顔をしてるぞ?」
ユイは、瞳孔を補足してマッドの肩を貸している。アキンに対して指を指して言う。
次の瞬間!アキン対して!オーロラを放つ
「こんな!トイレットペーパーみたいなオーラ!
(ボァアアァン!!)ぐあああああつ!!??(なんだ!!このオーラ!爆発をさせてないオーラだ!!体が抑えられていると言うより!この一部が重いと言う感じだ!!)」
「オーロラ・グラビティ・ショット⋯⋯⋯⋯。俺が重力を支配した。オーロラは、重力に溶け込んでいる、だから、そこら辺は動けないようになっている。」
だがしかし!アキンは!凄まじいオーラを纏い!その輝きからしてオーバー・オーラだ!
「ふふっははははっ、なっ中々、面白い相手だね、これは、これは!!面白い相手だねぇ。僕の予想では、サチ以上にやばい能力だと思うのさぁー!今の状況、オーバー・オーラを保つので精一杯だぁ、はぁっ、はぁっ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」
アキンは、そう言いながらどこから持ってきたのか?いつ持ってきたのか分からない、注射器を持ってきマッドの肩に刺す!それは!ホテルマスターがもっていたものた!
「なんだと、戦いの中でアキン、お前の能力で、持っていったのか?」
「あぁ、その通りだよぉ〜。驚いても冷静な声とはね〜。まぁ、これ睡眠薬の効果があるそうだね。オーバー・オーラ!!」
なんと!アキンは!オーバーオーラで!マッドを起こした!
「な、なんてこと、あいつもオーバー・オーラを纏えるの⋯⋯!?」
ユカもユイのオーロラを纏いマニプレイトオーラを剥がした!その時!
「ユカ!!ユイ!!⋯⋯⋯⋯っ!!?サミレ⋯⋯!!ホテルマスタあああっ!!!」
サチとシアンが!空間転移で現れた!!
「おっと、来てしまったか、だが安心しろよ⋯⋯ボスは言っていたからな。隠者隊の全戦力と、戦いたいと言っていたからな、サミレは、注射を打った、だからオーバーオーラで起こせ、」
マッドがそう言い、サチに指示をする。
「くっ、、、、、」
サチは、歯を食いしばりながら、サミレにオーバーオーラを流す!!
「ホテルマスターには、注射は刺さないのか⋯⋯てめぇら」
サチは、アキン、マッドの目を見て言う。その表情は、怒りの感情が爆発するような表情で顎を引いて睨んでいた。
「ふふふっ、はははははははははっ!!!アキン笑えよ!あいつは!!オーラを纏えないやつを起こせと言っているぜ!?」
マッドは、腹を抱えながら大いに嘲笑い、アキンにそのおかしさを訴える。
「あはははははっ!!そんなやつ起こしてなんになると言うんですか!?サチくん!!ねぇーーー!?教えてよぉ〜〜〜〜!!!絶望少年!!」
アキンも悪質な挑発をする!!
バァン!!
「ブレイク・シューター、、、。これはホテルマスターが常備してる護身用のオーラ貫通型拳銃だ、」
サチは、アキンの腹部にブレイクシューターを当てたが!
「ぐっ、はあああっ⋯⋯。危ねぇオーバーオーラを纏っていてよかったぜ。残念だな、その銃はボスから聞いてんだ。」
なんと!くらった振りしてアキンは!ブレイク・シューターの弾丸をうけとめていた!
「な!なんで!!あいつは!受け止められたの!?サチのオーバーオーラでさえも貫通する拳銃なのに!」
ユカにもその現象は分からなかった!
「⋯⋯⋯⋯。ユカ、こいつらはオーバーオーラが使える。しかもあのオーラの流れ、ただのオーバーオーラでは無いようだ、効果を纏ったオーバーオーラ⋯⋯。悔しくも僕のオーラは、自分の効果も吹き飛ばす程のオーバーオーラなんだ。」
そう、サチは、アキンとマッドのオーバー・オーラを見て、ただのオーバー・オーラでは無いことを見抜いていた。
その時、サミレも起き上がった!!
「わ、私は!腹に穴をあけられて死んだはずでは!!??やっぱりそうだ!⋯⋯でも。戦いは終わっていない!」
サミレは!自分の服の血を見て気づいていた。
「お前たち、全員で俺たちにかかってこい!!!」
「いや、僕がやってやる⋯⋯。」
「ほぉ、2対1か、完全にねじ伏せてやる⋯⋯。」
マッドは!サチに向かって来て!姿を消した!サチも同時に空間転移する!!
「やつは、加速して次元を超えたか。ユーソとは違った技か⋯⋯!現実世界に起こっている現象か、」
サチは!空間転移の空間の中でマッドの移動を見ていた!空間転移内ではその光景がハッキリと見えているので現れたところ!
「プロミネンス・オーラブレイク!!」
「ぐはああああっーーー!!!!!」
マッドは!殴りの体勢をサチがいた場所にしていたが!頬を殴り抜けられ!地面に凹みを作った!!
「プロミネンス・オーラシールド!!」
サチは!殴った反動で上に上がったところで!オーラシールドを体が横になっているので回転しながらアキンに2枚投げた!!
「なっんだと!!?ぐはああああっーーー!!ウオああああっ!!!(投げられて爆発されると操れない!!)」
アキンに見事に直撃し!2つの盾は5m級の黄金色の大爆発を起こしていた!オーバー・オーラを纏っていたがダメージは相当なものだ!
「くそっ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。オーバー・オーラを纏われると大して効いていないが、当然か⋯⋯。」
しかしサチからみて、ダメージがあまり通っていないように見えた。
「アクセライト・オーラ!(シュッ!)」
マッドは!真上のサチに向かって!石を投げてスキップ現象を使ってサチの3m先に石が現れた!!
しかし!!ボアアアンと音2つの音が鳴り!
「なんだっ!投げた石が下にすごいスピードで落ちてくる!?ぐはああああっーーーう!!!!!(くそっ!!スキップ技を使うと10秒は!使えないんだ!!相当な想像エネルギーを使うからなー!)」
ユイのオーロラ・グラビティ・ショットが石にあたり!マッドの!胸部を貫通していた!!もうひとつの爆発音はサチをアキンに向かって飛ばす技だった!!
すると!ユイは、
「よぉ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯俺は手出ししないとは言ってないぜ?マッド⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯!!」
ユイが、現れた!殺意の目は瞳孔を細くしていて、青紫と藍色のグラデーションのあるオーロラの紐がユイの両手を埋め尽くすように巻きついていた!!
そして身動きを取れないマッドの腹に乗っ掛かり!
「くっ、はっぅ!!」
マッドは!血反吐を吐く!
「オーロラ・グラビティブレイク!!」
マッドの顔を1発殴った!すると!マッド首の骨が折れた!!
「うおあああああああああああーーーーーーーーーっ!!!!!!!」
ユイは!雄叫びを上げながら!何度もマッドの顔を殴り抜けた!
そして!上に殴り飛ばした!!
マッドは!上空をすごい勢いで飛んでいった!!
ユイは重力を支配しているので!浮力を上げ!マッドを飛ばした!!
そして!アキンも!!
「マッドーーー!!!!!ウグアアアアッ!!!
お前を操ってやる!オーバー・マニプレイトオーラ!!」
アキンは!サチの拳を受け止めた!!その手にはオーバー・マニプレイトオーラが纏っていた!その意味とは!オーバー・オーラを纏っていてもその効果を貫けるということだ!
「うっ!!くそ!!手が勝手に首を絞める!!??」
ドアアアン!サチの腕にユイがオーロラを打ち込んでアキンのオーラを剥がした!!
「くそぉがあああっ!!ユイ・キリトォー!!」
「俺は!俺は!!!俺はあああああっ!!!隠者隊のユイ・キリト!!この運命を変えるために!!貴様らを殺すッ!!!」
ユイは!!オーロラの紐を拳に纏い!アキンの腹部!顔面を!殴り抜けた!!すると!!
「ユイッ!やめろ!!僕たちの勝ちだよ!!」
シアンの声が聞こえたが、ユイは無視した!!アキンの体に起こった現象は!
「ううっごあああああっ!!あああああああああっー!!!!!!(やばい!!頭部に上に引っ張る力と!腹部に!下に引っ張る力が相互している!体が引き裂かれる!!??)あああああああああああっーーーー!!!!!!やめろやめろー!!!!」
「はっ⋯⋯!ユイ!やめるんだ!!ここまでする必要は!!ぐはっ!!!」
ユイは!無表情で!サチの足にオーロラを撃った!
「やめる?何を言っているんですか、俺が選んだことです。後悔はないです。この感情でこいつらの死に様を台無しにするのですか?」
ユイは、性格が変わってしまってるようだ、
「あれは、ユイは、オーロラに飲み込まれている。彼自体がオーラになってしまっている。だから感情のネジが吹っ飛んで、なんとも思わないんだわ。」
ユカは、ユイの体に起こってることを調べた。すると、アキンは、真っ二つに裂かれた。血飛沫でさえも、下に勢いよく落ちていた。これはユイの重力支配が影響していた。
「うっ、、、、、。」
ユイは、バッテリーが切れたかのように、突然倒れてしまった。
「ユイーー!!!」
シアンが駆ける!
「シアン、ごめんな、オーロラに勝てなかった。まるで支配されたかのように、動いてしまった。」
シアンは、体を支え話を聞いた。
「ああ、いいんだ、いいんだ!お前は悪くないし、よくやったと思うんだ!後はボスを倒すだけだ!!今の俺たちなら行ける!!」
シアンは!励ました!
「ユカさん。オーラに支配されるってことあるの?」
サミレは、ユカに聞く。
「あるのよ、それが悪い方向に行くのは確実、殺人衝動を抑えられなくなるの。だからオーバー・オーラを纏うとすこし、気が荒っぽくなるの。ユイの場合オーロラの衝動を抑えていたんだわ⋯⋯⋯。何かがトリガーとなってあんな風に変わってしまったの。」
ユカは、サミレにオーラの衝動について説明した。
「そ、そうなんですね、私も気をつけなきゃ行けないの⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」
サミレは、心細そうに言った。
「ユカ⋯⋯。止められなかった、ユイを殺人者にしてしまった⋯⋯⋯⋯。」
サチは、止められなかったことを悔やんだ、
「ダメよ、サチ、そんなこと言っては、彼が選んだ道なの⋯⋯。それに最後の戦いがあるわ、あと、7時間ほどよ!あいつを止めるには十分だわ!!」
「それはどうかな⋯⋯⋯⋯!げほっ!!」
急に黒い風が吹き荒れた!!
「く!ボス!!」
サチが!上に向けた視線の先に!浮いたトレバーの姿と!マッドが抱えられている姿あった!!
「もうボスと言うのはよせよな、サチ⋯⋯。」
「へへへへっ、いまから、時を加速させる!この空間を加速させる!!」
マッドは!!天に手を伸ばした!!すると!雲が早く流れるよう見えた!実際は!地球の自転が早くやっていたのだ!月が南側にあったのが真上にあった!これは!12時前だ!!
「マッド、アキン、よくやった。アナザー・オーラ⋯⋯⋯⋯。」
トレバーは!2人の死体を閉じ込めた!
「まて!!オーロラ・グラビティ・ショット!!」
ユイは!ボスに向けて撃ったが!!
「無駄だ!ダークストーム・オーラ!!」
無情にもオーロラはかき消された!!サチが!空間転移して!オーバー・オーラブレイクをするも!
「ぐあああっー!!!(くそっ!!これは殺人級の力だぞ!まさか!!こえてしまったのか!?)」
その途端!トレバーは!姿を消して!
「ふっ、あと少しで死んでいたぞ今の殴りで、サチ・チェイン。」
ドカアアアアアアアアアアドガアアアアアアアン!ドガアアアアアアアン!!!と!海からマグマが吹き荒れた!!突然の大きな地震がきて!サチ達の立っていた場所で地面が割れて!地面の隙間に落とされてしまった!!!
続く!!
次回で最終回にするかもしれません!
ここまで待ってくださった皆様ありがとうございます!
来週中に公開します!!