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第10話 封印されし魔王の儀式く

皆さん、Part2は最終回です!

戦いの渦はどのように消えるのか、爪痕を残すのか、何事も無かったかのように誰かが消してくれるのか⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。

トレバーの真の目的が明らかになる!

異界と繋げる理由はなんなのか!?


全てここからおかしくなった。

2018年12月3日、時刻午前0時⋯⋯。

それは、全人類が隠者の存在を知るきっかけとなった日。地球の周りを回る人工衛星で捉えた写真にはハッキリと地球の全てを黒い雲ような物体が覆うライブ映像が公開された。


それは、経緯180度、緯度180度の地点から黒い円形が広がり始め、経緯0、緯度0を目指して広がり動いていると予測した。


だがしかし途中で配信が切れるなどの、問題が起きる。その影響か、不安からか、本能で、電話が途切れなかった。電波の混雑でノイズで会話もできない、互いを心配する家族がほとんどである。


そして、次の光景を見て、既に全人類は理解していた。この世の終わりだと、黒い物体が影を産んだ場所からは、無が生まれた。物体、生命、出来事が全て無となり、地面にゴツゴツとした岩肌を見せていた。ある人は言った。


「これは、現人類への復讐が始まったのだと、大剣が刺さったあの日から変わった」


と。


その通りである。ここで、儀式の流れを最初から話す。


ポスビリティ・ストーン(可能性の石)をある装置にはめ込むと、人類の半分を隠者にする。

その前の絶対条件として、可能性の石を隠者の体内に溶け込ませて、その体内から生成されたオーラを使ってできた石には本人の意思が秘められているため、そこで装置の型にはめ込む。

2つの選択肢がある。人類の半分を隠者にするか、全人類を争わせ破滅させる。


しかし、異界の切り札がこの作業が失敗した時用に仕込まれていたのか分からないが、可能性の石の体内に溶け込ませた時点で、オーラで人を閉じこめる能力を得ることが出来る者が現れると言うことがあった。そいつの正体こそが、【死人魔法の使者、トレバー・ラストワース】である。


そして、現在行われて成功した儀式が、隠者を生贄にし、指定の場所の経緯0度、緯度0で、特定の日、1月23日の0時に、10人の達人の隠者を生贄にすることで、儀式が成功し、不老不死の力を手に入れて、この世の全ての現象、破壊的な能力を手に入れることが出来る。地球を黒い物質で覆い尽くした時。その後起きることは。


謎の本に書かれていたことは、「黒き異世界へのルートを開けることが出来たものは、予測であるが、赤子の神が舞い降り、願いをなんでも叶えさせてくれる、その条件として、異界の王の権限を与えてくれる」


と。しかし、それも1つの推測でしかなく現人類が、新たに立てた説もある。その内容は


「世界中にいる隠者は死ぬ、何故ならば力を引き出されたものは、隠者を根絶し。神を喰らわなければならない。これは、最終的になることだ、その後に願いを叶えられる、」


サチの父親、ユキヒサ・チェインはこのことを知っているようだった。


ここまでが、現在の知っている情報である。


トレバーは、元々、特殊呪術者であった。みなはそれを魔法と行った。傷を癒す魔法、死者を生を宿す魔法。それを学んでいたのはある本から得た知識で得た能力だった。その本は現在も存在している。その本の文体は全文明を調べても出てこない字体をしていた。しかし、トレバーは、その文字を前世の記憶を通して読むことが出来た。


「これは、現在存在している、弟のマッドが持っているオーラを派生させた魔法陣。この文章を言葉で読むことは出来ないが、直感で意味を感じれる、」


ちょうどその時だった、爆発音がした。トレバーは、ロシア出身であったため。2年前の戦いで、可能性の石が暗殺隊のボス、ライ・クラウディーの体内に流れたことであった。それは前記したことの、特定の人物をアナザー・オーラの力を手に入れることができたのだ。


「兄さん、オーラが見えるよ」


マッドが、トレバーに言う。


「マッド、いまから隠者を10人の探し、死者の隠者を作るぞ、それを成長させて最強の隠者をつくり。それを生贄にする⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。はっ!?何を俺は言っているんだ!?」


トレバーは、何かに取り憑かれたかのように、言動を発した。マッドは、ただでは無い雰囲気を感じていた。


「兄さん、選ばれたんだ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


「選ばれたって、まさかイギリスの海に浮かんでいた、あの本に書かれてあったことがか、馬鹿馬鹿しいことを言うな、俺たちは呪術者であるが、選ばれるはずなど、」


その時、トレバーの脳裏に言葉聞こえてきた。それは自分が理解出来る言葉であった、


「(見つけたぞ、堕天使の記憶を持つものよ、お前を殺して魂をこの世に閉じ込めて正解だったな。)」


「誰だ!頭がいてぇぞ!俺に話しかけるな!」


トレバーは、脳裏に話しかけてくる者に言った。


「(ふ、お前がさっき言ったこと、隠者を生贄にする儀式を成功させたら、私の世界の王になること約束しよう。)」


「くそ!何が目的なんだ!早く言え!頭が割れそうなんだよ!!!」


トレバーは、目から血が流れていた!

トレバーは、自分の体を直しながら聞いた。


「(お前は、私に殺したやつの知識を持ってるそれは私が仕込んだことだ⋯⋯だからその本が読めるのだ。おかげで私は魂だけが異界の牢屋に閉じ込められている。その牢屋の開け方をお前がこれから行うことだ。)」


「お前の魂を解放して、どうなるだよ!!」


「(私を解放すれば、お前の願いを叶えてやる。それぐらいのことは、簡単なことである、そして、この世界の人間を全て殺す。最強の赤子をこの世に召喚した時。俺とお前だけの世界になる、どうだお前が魔界の王になるのだ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。)」


「どうしてそんなに隠者にこだわる!!!?」


「(それは⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。私を殺したのが隠者の魔法使いだからだ、私のパラレルワールドを見る目で見ると、全て私がそいつに殺される未来なのだ、そして、やっとたどり着いたのがこの世界だ、ここが原点であり、隠者が生まれた原点の世界なのだ!この世界を滅ぼすのだ!俺とお前の儀式で!!)」


「ふ、ははははははは、ああああーー、厨二病臭くて付き合ってられねぇよ、俺はさっき口に出したけど、そんなこと興味無いね⋯⋯⋯⋯。ていうかお前なんなんだよ!!!何もんなんだよ!!!」


トレバーは!話しかけるやつの正体を探る!


「(俺は異界の魔王だ、創造世界の影なる存在だ、可能性の石によって、私の魂だけがこの世界に降りるようにしたんだ、そして、お前が私の言葉聞こえた時点で、私の計画通りなんだ、お前の魂を殺しお前がこの本で得た知識を使って儀式を始めさせてもらうぞ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。)」


すると!トレバーは倒れた。

数時間後、マッドの看病によりトレバーは体を起こした。


「俺は何をしてんだね⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯?マッド」


取り憑かれたトレバーは、マッドに聞く。


「お前は、兄さんじゃない⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


「よくわかったな、だが魂がこの世界にあるだけで、お前も私の生贄だ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


マッドは、倒れて、数秒後に起き上がりトレバーと、隠者を探す旅に出た。


そして、現在!!


ドカアアアアアアアアアアドガアアアアアアアン!ドガアアアアアアアン!!!と!海からマグマが吹き荒れた!!突然の大きな地震がきて!サチ達の立っていた場所で地面が割れて!地面の隙間に落とされてしまった!!!


「うあああああっ!!!やばいですよ!これは!メイド・ザ・カバー!!」


シアンは!ユイ!ユカ!サミレ!サチの順番でシアンのオーラをそれぞれの胴体に撃ち込んだ!すると!


「これは!」


「おぉ、シアン!これはいいぜ!」


皆の足元から地上に向かって四角の、コンクリートが上がった!その景色は!


「なんだ、これは、本当にここは地球なのか?」


サチは、唖然とした表情で口を開いていた。


「これは現実世界、アトランティスがあったと思う場所からは、やつ、トレバーのオーラが渦を巻いてる!!??」


ユカ、現実世界なのか分からないほど驚いていた。

その先の視線には、トレバーのオーラと思われるダークストーム・オーラが雲に届く程のエネルギーを帯びていた。


「あのパワーは⋯⋯。計り知れなさそうだな」


シアンは、思ったことそのままいった。


「み、みんな、ここで、終わってしまうの⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


サミレは、膝を着いてその景色に目が釘付けにされていて、瞬きひとつできない状態だった。


「うおあああああああああああああああっ!!!!俺たちが何もしないでどうするんだーーーーー!!!!!」


ユイは、込み上げた悔しさ、恐怖、怒りから、叫んでいた!そして!ユイの立ち位置からカーテンのように大きくて、横に長いオーロラを7本ほど出した、それは今までにないほどの規模だ!!


「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯、僕たちができることは、僅かな可能性にかけて戦うことなんだ!そう言いたいんだろ!?ユイ!!」


シアンも、オーラを纏い!ユイに問いかける!


「そうだよ!みんな!!!!私たちが来た理由は、あいつを止めるそれだけの事なんだ!!」


サミレは、音の波を手に閉じ込め!オーラを纏った!!


「サチ⋯⋯⋯。すごいねみんな⋯⋯。2年前のあの感情を思い出すよ。」


ユカは、2年前の戦いの感情を抱え、紅く鮮やかなオーラを纏う


「そうだね⋯⋯いい仲間を持ったよ!みんな!奴は完全無欠なやつになったとも言える⋯⋯、だが、勝利の確信は0%では無いことだ!!行くぞ!!!!」


サチの掛け声と同時にみなは、我武者羅に走ってユイが用意したオーロラの絨毯を乗った!


「フューチャー・サイト・オーラ!!」


ユカは、予知能力を!展開した!


「(あの渦の中には、、いない、)」


すると!!予知世界にトレバーが来た!!


「おい、予知なんて無駄だ、私の心を読んだところでお前たちは、負ける未来が用意されている。そもそも現象を起こすことを予知できるのか?」


「なっ!!(予知世界に入れるなんて、逆に私達の心が読まれているということなの!?)」


ユカの思った通り、ユカは、相手の心の先を読んでこの先に起こることをイメージ化して、見ることができる能力!!


「ひとつ教えてやる、この中の誰かに雷を落とすそれは誰に落とすか、当ててみろ。」


トレバーは、予知世界で、ユカに話しかけた、その時点で、10秒たっていた為、10秒後に雷が落ちること、みんなに言う!!


「ならばみんな離れた方がいい!このままみんなをユイ!守りながら絨毯を分裂してみんなを飛ばすことできる!?」


ユカは!ユイにそう指示した!

すると!シアンに!雷が落ちた!!そのままシアンは、体制を崩して絨毯から、落ちてしまった!!


「くあああっ!!!??(肩が抉れた!ユイのオーロラのバリアがなければ確実に死んでいた!!)」


「サンライト・オーラ!」


サチは!すぐにシアンの元に空間転移し傷を癒した、2人は地面に着いてしまった!!


「(くそっ、この中で1番オーラの硬度のないシアンを狙ったか!!)済まないシアン!地面に着いてしまった!」


ここは元々海の上だ、地面はマグマによって足場ができていた!噴火してまもないはずなのだが冷えているのは何故なのか、


「ふっ、ふふふふふ、はははははははははは!!!予知能力を閉ざしたか、ユカのやつ、マインドコントロールをできるようにしていたか、これでは私の行動が一方的に読まれるだけだな。」


ユカは、マインドコントロールをして、予知をされないようにした。


「何をあいつ笑ってんだよ!オーロラ・グラビティブショット!!」


ユイは!トレバーに!両手を手のひらを向けて!圧縮したオーロラを撃ち込み!直撃したが!


「ふん、なんか少し重くなったな、ユイ・キリト、お前は、オーロラを粒子よりもプラズマよりも小さくして重力のエネルギーと同化し、操っているというのかな?」


トレバーは、能力を内容も見極めていた。しかしユイが放ったオーロラ・グラビティ・ショットは、通常の10倍は重くなる程の重力を発生をしていたのだ。トレバーは、平然と上を浮かんでいるユイ達を見ていた!


「なんてやつだ!(ありえねぇぜ!!)」


「うおおぉあああ!メイド・ザ・アサルト!!(バシューン!)」


シアンは!トレバーに向かってメイド・ザ・アサルトをうった!これによって!地面からマグマや!岩石が!高速で全方位からぶつかって煙がたった!!


「そもそも、そんな能力は魔王の力を手に入れても対処できるんだよ!!ダークストーム・オーラ!!全員吹きとばせ!!」


「くっ!空間転移!!」


トレバーは!半径50mの範囲で!巨大なダークストーム・オーラの竜巻を起こしていたので!サチは全員を空間転移で!移動させて距離をとった!!


「俺がやってやる!!オーバー・オーラ!!みんな自分の身は自分で守れるようになってくれ!」


サチは!白く輝く流れの激しいオーラを纏い!トレバーに一直線で向かった!!


「ふっ、今更オーバー・オーラがこの俺に通用するのかな!?ダークストーム・オーバー・オーラ!!」


トレバーも!同様でオーバー・オーラを纏う!

2人が殴り合う距離までにつめ合った!!


「オーバー・オーラブレイク!!」


サチは!トレバーの腹部にオーバー・オーラブレイクをする!!


「ぐはっぅ!?(これまで以上に威力がつよいとは!今まで手加減して殴っていたということか!!内蔵が乱れる感覚だああっ。)う、くっ、、げほぁ!!」


トレバーは!予想以上のダメージを食らってしまい、血反吐を吐き散らす。


「さすがにあいつ、オーバー・オーラを纏っていたから、貫通はできなかったな、(でも、こいつらの使うオーバー・オーラはなんなんだ、オーバー・オーラなのに効果がついていやがる、おかげで少し右腕を怪我してしまった⋯⋯。)」


「ふっ、ははははははっ、やっぱり面白いな強いヤツと戦うのは⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。ん、なんだ?」


トレバーの頭の上に巨大な影がかかる!!

その正体は!シアンがメイド・ザ・アサルトで撃ち込んだ影響によって!向かっていたものだった!


「お前が生み出した岩石だ!!くらえ!!」


シアンが!腕を振りかざして!!トレバーに勢いよく巨大な岩石をぶつけようとしたが!!


「ふっ、」


すると!岩が粉々に砕けて!岩が砂になり煙を上げた!!シアンたちは視界を奪われ!!何も見えなくなった!!しかし!その中で攻撃を仕掛ける者がいた!!


「(よし、シアンが用意した岩石の上に乗って正解だわ、物質を通り越してオーラを流すことはできないみたいね!)オーラ・ブレイク!!」


ユカは!トレバーの位置を探知して!上から落下するエネルギーと!オーラ・ブレイクをする力で殴る!


「ぐっ!(バキッン!!!)」


トレバーは!首の骨を折られ更には!


「エコー・ザ・ウェーブブレイク!!」


サミレが!倒れたところやつの胸にめがけて!オーラ・ブレイクをした時!大きな音発して!トレバーの体を凹ますことに成功した!!


「ぐぅ!?(な、なんだ!!首の骨が折れてしまったのか!?サミレとか言うやつ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。)」


トレバーは!そのまま意識を失った!!


「くそっ!!なんだ!肌を突き刺すような殺気は!?あいつの首は完全におられているはずなのに!」


サチは、意識を失ったトレバーの死体をみるが、ただならぬ予感がしていた!


「みなさん!乗ってください!オーロラに!」


ユイは、落下の衝撃で怪我をしているユカやサミレのところにとオーロラの絨毯を飛ばして!再び飛ばす!

その最中にサチは全員の傷を癒していた。


「ふふふ、はははははははっ!!もうお前らには勝ち目など、ないんだよ!!まずはユイ・キリト、お前のオーラを無効化する!」


トレバーは!生き返っていた!!更にはパワーアップしていた!!そんなトレバーは!ユイに手のひらを向けて!そのまま、握りしめた!!


「なっ!??(オーロラがまとえない!?)」


ユイのオーロラの絨毯を解除されてしまった!そのまま皆は落ちていった!


「うおぉ!!?どうしたんだよ!ユイ!!こんな時に!」


シアンは!ユイが!ミスをしたと思い!落ちながら切れていた!


「ディテクション・オーラ!!」


ユカは!ユイの状態を知るために!探知した結果!


「これは、ユイの体の周りに!微量のオーラではない!負のエネルギーが纏わついている!」


そのまま、上空20メートルほどの高さから、ユイ達は!体をたたきつけられた!

当然!オーラを纏えないユイだけは衝撃を吸収できないので!背中から叩きつけられ、数箇所骨が折れてしまった!


「ユイ!!うおああああっ!!!」


シアンは声をかけるが!返事をしないままだった!

そして!地面が盛り上がって!ユイの体はそのまま岩の隙間に入っていく!


「ふっ、ははははははっ!!ん!?」


「オーバー・オーラブレイク!!」


トレバーが!ユイの体が流れている所を見ているところ!サチの拳が顔面に来ていたが!!


「見えてないと思ったのか!!」


寸前で顔を横に避けて!腕を掴み!!サチの喉に指を思い切りぶつけた!!


「あああっ!!」


喉を抑えているサチに!トレバーは、軽々と、顔や腹部を、強烈なオーバー・オーラブレイクを繰り出した!!だが!サチは!倒れない!!


「くそ!!オーラ・ブレイク!!」


ユカがその光景を見て!走り出す!!


「もういいや、フッ!」


トレバーは!ボロボロになったサチを蹴り飛ばした!

向かってきているユカに対して!手のひらを向けて!


「ダークストーム・オーラ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


ブォアアアアアアアッ!!!と音を出して!!

ユカに向かって!20メートル級の竜巻状の黒いオーラを放った!!


「フン!」


ユカは!オーラの力で高くジャンプして!そのオーラを避けて!


「お前はすごい、この俺を前にして恐怖を抱いていないのだからな!ユカ・クライン!!」


トレバーは!後ろを振り向き!ユカに殴り掛かる!


「無駄よ!!サチの苦しみを味わえ!!」


ユカは!体を横にして避けて!!トレバーの喉にオーラを突き刺した!!


「ぐっ!!!⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


トレバーは!油断していたのか!オーバー・オーラを纏っていなかった為!ユカのオーラで貫通した!!


「ユカさん!こっちに来てください!!」


シアンが!サチが飛ばされた方に呼びかける!!

ユカが、走って行く!


「おっ、ユカ来てくれたのか、ごめん、俺はオーラを纏えなくなってしまったよ⋯⋯。まてよ、あいつはやはり!!」


「まだ!あいつは死んでないってことなの!?だってユカさんが!喉を完璧に貫いたのに!!」


サミレが!動揺していると!!


「(その通りだ)」


トレバーの声が再び脳内に聞こえた!!


「くっ!鬱陶しい声だ!!」


シアンがそう言い

みんなが目線を横に振っていると、前方に竜巻が起こり!トレバーが!浮かんでいた!!そして!


「もうおしまいだ!!!ダークストーム・オーバー・オーラアアアアッ!」


両手を振り下げて!!サミレ!ユカ!シアンを纏めて葬り去るほど巨大なオーラを!下に向けて解き放った!!


「メイド・ザ・カバー!!」


シアンは!!自分にオーラを打ち込んで!!自分たちを囲うくらいの大きな岩を分厚い板状にして!それをダークストーム・オーラとぶつかり合う度に!高速で生成して!!攻撃を免れていた!!


「シアン君!」


サミレが声をかける!!


「ここまで来て、ここまで来てさ!!なんでこんな欲望丸出しなやつに殺されなければならないんだ!!きっと、ユイのやつも、死んでいないって、願いたいよ!あいつがこの状況をどうにかしてくれるって!思いたい、でも、あいつは⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


サミレとユカは、その言葉に、何も声をかけれられなかった、シアンは!もう息を切らしていた!!


「ユカさん、サミレ、もう僕はダメだ、魂が飛んでいくようなそんな感覚だよ⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


ユカと、サミレが!シアンの両肩に片手ずつ!乗せて!


「諦めない、」


「絶対に!!」


「もう無駄あがきをやめろよ!!ダークストーム・オーラ!!」


トレバーが!!更に!ダークストーム・オーラで追い討ちをしようとしたが!!突然鋭い岩がトレバーの腹部貫通する!!


「ぐあああああっ!!!!貴様ら⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


「2人分のエネルギーを、シアン君に預けるわ、」


そういい、ユカが倒れ、サミレは、


「ユカ⋯⋯さん?ユカさん!!」


サミレは!床の体を揺さぶり!泣き叫ぶ!


「くっそぉ!!なんで、みんな!!死んでしまうんだ!!」


シアンは、両拳を強く握りしめ、涙を流す!!


「くっ、そおぉ!!おまえら、よくもやってくれたな⋯⋯。」


トレバーは、貫通された腹部を抑えながらシアン達に歩いてくる、しかし違和感がある


「どういうつもりだ!!(不気味すぎる!!あいつ、傷が癒えたり、死体がなくなったり復活したり!してきたのに!なぜだ!!)うおぉ!!!死んどけ!!」


シアンは!今までにないスピードでトレバーの!額にメイド・ザ・アサルトを早撃ちで当てて!!

トレバーに!溶岩や!鋭い岩を無数向かわせた!!


「ぐあああああああっ!!!!」


トレバーは!避けもせずに、シアンの攻撃をまともに食らう!!


「なんだって言うんだ!!お前何がしたいんだ!!」


シアンは、ついに疑問をぶつけてしまう⋯⋯。


「ふっ、ははははははっ!!おまえら俺を殺す度に何がおかしくなってると思わんのか⋯⋯??」


「何がだよ!!」


当然わかるわけでもなく、シアンは問う、

すると、トレバーは!消えてた!!


「ついに、時を超えるときがきたようだな、」


トレバーが!シアンの後ろに現れると、殴り掛かる!

だが!!今のシアンは、ユカとサミレの創造エネルギーを纏っているため!その攻撃をうけとめた!!


「ふざけたことばかり言いやがって!!」


トレバーと互角以上のパワーで!トレバーを殴り飛ばした!!すると突然⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。


「なんだ、風もないのに!砂が勝手に飛んでいく、岩も溶岩も早く流れていく!?」


「どういうことなの!!私のオーラもすぐ音が消えてしまう!!」


「儀式が開始されてから、24時間後には、全て地球上の全てが無と帰る!そして、新たな世界が降り立つための準備だ、さあぁ!!この時の終わりまで、お前らの遊び相手してやる!!」


「サミレ!!」


「シアン!私も最後までたたかうわ!!」


スパァン!!


サミレ、シアンは!首を切られてしまった!!


「なーんて、するわけないだろ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。

もうあと、1分しかないんだよ、時を超える、それは、時間を加速する、そして、加速の加速を加えてやれば、時が吹っ飛ぶ、弟のマッドが教えてくれたことだ、感謝するよ、家族よ、」


トレバーは、腕を横に振った衝撃波を物体化し、それを加速して飛ばして、シアン達の首を切った、


そして、世界は、


「だめだ!!通信手段が全て切れてしまった!!、黒い物体は!触れたものが全て消えると!みなに伝えたいのに!!」


「どうしてなんだよ!!黒い物体が!ここを通過するのかよ!!」


「ここまでか、」


「なんなんだ、みんな飲み込まれてしまうんのか、」


「お母さん、お父さん、」


「黒い物体に触っ⋯⋯⋯⋯」


「いやあああっ!!!死にたくない!!助け!」


地球は全て黒い物体でおおわれてしまった、たった10人の生贄によって産んでしまった魔王の儀式、

その真意は、


「よし、時の流れが止まったということは、地球上は黒く染ったということ、人間や動物の血でたくさんということだ、これだけのエネルギーを俺の体内に閉じ込めて、魔王の魂を解放すれば!!」


トレバーは!黒い物質ごとアナザーオーラで閉じ込めようとするため、両手を広げて叩こうとした時!


ドガアアアアアアッン!!!


その爆発の色は、青紫色で青いグラデーションのかかった色合いだった!


「ユイ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯?」


トレバーが、その方向見て言う、


「くそ!!どういうつもりだ!!地球上の物質、生命は全てこの、俺の儀式によって全て!!全てだ!死体だろうが飲み込めるはずなんだ!!」


「お前に言うことなんて、何があるんだ、何をすればいいんだ!!あああっ!!??」


「ユイ・キリトォォオオ!なぜ貴様が生きてい⋯⋯っ!?まさか、幽霊か!!」


トレバーから、見ればユイの体は透けていて、光を放っていた!!


「ふっ、はははははっ!!驚かせるな、隠者の幽霊だろうと、今の俺を邪魔することなんてできるのかよ!!」


トレバーは!ユイの霊体に向かって!ダークストーム・オーラを飛ばした!!


「無駄だよ、お前の攻撃が、オーバー・オーラだろうと、俺には効かねぇんだ、」


ユイは、無傷だった!!


「そんなはずが、馬鹿なことがあるかあぁっ!!」


トレバーは!ユイに殴りかかったが!

拳は通り抜け!トレバはー体制を崩す!


「おまえが、これから何をするかわからんが、お前をここで⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


「殺すと言いたいんだろ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。」


「ああ、その通りだ!!」


ユイは!オーラを纏う!!その規模は、真っ黒な世界を全てを覆い尽くすかのような、上空にはオーロラが爆発したかのようなものが無数に拡がっていた!


「ふっ、ははははははっ!!お前は、すごいやつだと思ったよ!ただ!!俺に実害を食らわせていないだろ!!」


トレバーは!ユイに、まだ危害をくらっていないので!笑っていた!!


「もう、お前はどうしようもねぇ、馬鹿だって言うことは分かった⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。ふんっ!!!」


ユイが!トレバーの胸部に腕を貫通させると!!


「ぐぅ!!??なん⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯だとっ、

ごふぁぅ!!」


トレバーの肉体に穴が空いて!血反吐を吐く!!


「お前がさっき言ったように、俺は幽霊化している、この世に存在するはずの無いものになっている、お前が全て奪った魂が!俺の体の中に入ってくる!!」


「なんだとぉ!!ごはっ!!⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯(くそ!あいつに全て生贄にするはずの魂が解き放たれていく!!)」


「もう、知らんよ、どうなろうと、俺は俺の意思で、お前を!!」


「やめろぉ!!!この俺を殺すと!!世界は元通りになるが!!世界がひとつになって!何らかのズレが起こるぞ!!それでもいいのか!?儀式が始まって、死んだヤツらは!元にもどらないからな!!それでもか!!」


「元に戻るなら!!それでいいんだ!!アイツらの無念を晴らす!!世界中のみんなの無念を晴らす!!だからもう⋯⋯だからもう!!!」


ユイは!!トレバーの顔面に向かって!!


「俺が、世界のすべてを、正す⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯!!」


トレバーは、笑った、


「ははっ、そうか、やれるもんならやってみろ!!」


「オーロラになって消えろ⋯⋯。」


ユイが、そういい、地球の全てユイのオーラの色で埋まった、ユイの、体から無数の魂が抜けていく。

魂は全ていた場所へと帰るように、死んで行ったものは上に行ったり下に戻ったりしていた、

そして、景色は光が刺し、今まで見てきた建造物が見えてきた、とても綺麗な朝焼けの色に照らされていて、ユイは思わず涙を流した。自然とオーロラを纏うのをやめた途端、幽霊化していた体が、あの頃に、



「(あれ、ここは大剣山)」


「あのー。私··········記者なのですがあの件について知ってそうなのでお話よろしいですか?よかったらでいいので!!」


微笑む、眼鏡をかけた茶髪の成人女性がユイ達に話し掛けた。


「はっ··········!?」


ユイは、後ろを驚きながら振り向く!!

ユイは、ピタッと止まったまたシアンを目でチラチラと見て、女性に顎でさすが、シアンも


同様に顎で指す、


「いやー、そのー。そんなに警戒しなくても··········。ただ!その!話を聞きたいだけなんです!だめ!?」


「(やっべ、あの時なんて言ったけ、)まぁ、いいか⋯⋯。えっと、⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。えっとよ。」


ユイは、悪夢から目が覚めたように、涙を流していた、隣見るとシアンが戸惑っていた!


「えっと!!あの!?どうされたんですか!!聞いていはいけないことでしたら!!」


記者が慌ただしく、言う!!


「どっ!どうしたって言うんだ!ユイ!?何があったんだ!」


おれは、思った、記憶があるのは俺だけなのだと、

当然知らないんだ、あんなことがあったんだって言うこと、もしかしたらトレバーが言っていた、世界にズレが起こるというのは、これの事かもしれない。

何らかの影響だ、当然の事なのかもな、だが、いいんだ、これが良かったんだ、


「すいません、取り乱してしまったよ、記者さん、俺は、全てを知っているよ、」


ユイは、その後記者に全て、サチやユカに聞いたことを全て話したら、


「ユイ、お前、さっきまでお前と何か違うぞ、お前まさか、本当にユイか?」


「ユイさん!ありがとうございます!!」


記者は!お礼を言って去っていた!!


「あぁ、俺たちはこの後、大変な目にあうんだ、だが、いいんだ、これでよかったんだ、」


「ユイ、お前は、辛い思いをしたんだな⋯⋯。って、嘘だぞ、記憶あるよ、」


「はっ?お、なんだ言ってみろ!!」


「ユイは、オーロラ・グラビティブレイクを覚えた、あとは、ゴースト化できるようになった!!」


「え、えぇ!!よ、よかった⋯⋯。」


ユイは、また泣いた!


「お前はそんなキャラじゃなかっただろ!!」


「と言ってるお前も涙腺崩壊してるぞ!!」


ワハハハハハハハッ!!!


そして!サチたちは!!


「やってくれたな、よくやったよ!!ユイ!!

すげぇよ、お前は!ユカ!空間転移してユイ達に会いにいくよ!きっとこの外のどっかにいるはず!」


「えぇ!そうね!!」


サチは!ユカの手を握り!上に空間転移して!

ユイの前に現れた!


「やったなああああぁ!!!」


「サチさああん!!」


「うおおおおっ!!!!」


4人は固まるように抱き合った!!


その後!!8年後!2024年!


ユイ、シアン、サミレは!隠者隊に正式に加入!

その中の2人、シアンと、サミレは結婚した、

サミレば、第1子を授かりましたと、


サチと、ユカも結婚していますと、


隠者隊は、有名となり、隠者隊に加入するために訓練してサチと戦い、ある条件を達すると入隊できるという、それは次回のPartにて詳細に書きます


しかし、平和になったが、異常が訪れた、それはユイが言ったことに関係あるのか?



隠者の追跡Part2

nightcurtain Guardians


~完~


2024年

東京にて、



「ただいたまぁー、疲れた〜」


「おかえり、ゆーちゃん!ご飯できてるよ!」


「かぁちゃん、俺よー汗びっしょりなんだわ、風呂入りたい、」


「あら、ごめんごめん、まだ沸いてないよー今から沸かすね洗ってあるから」


「あとよー、ゆーちゃんって呼ぶのやめてくれないか?もう、24なんだぜ、俺は⋯⋯そろそろ、悠一って呼んでくれないか?」


「嫌だよ〜ん、あたしはずっとそう言っていたんだから、ねっ!!」


「ははぁっ、なにが、ねっ!!だよ!冷蔵庫の中ジュースないし〜仕方ないか、かぁちゃん、冷蔵庫に入れとくね出しパなしの!ジュース!!」


そして、悠一が、ジュースの入ったコップを握って、


「サファイア・オーラ!!」


すると、壁一面を埋め尽くす氷が現れた!!当然、ジュースもカチカチ⋯⋯。


「ぷぷぷ、失敗してヤーンの、」


「くっそぉ⋯⋯。」


皆さん、ここまで見てくださりありがとうございます。挿絵がなく、キャラ紹介を端折ってしまい本当に申し訳ございませんでした。

そして、話を書き初めから、2年も空いてしまってから書き始めたので、バラツキがあるところがあると思いますが、これが自分が望んだ、世界の全てが崩れるストーリーの始まりです。


この後Part3始まります。

2026年の日本の話となります。

主人公は日本人であり、隠者です。


Part3を書く前に言っておきますが、10話ぐらいでまた終わると思います。

Part1のボリュームがある、小説はもう書けないかと思いますので、そこのところよろしくお願いします。


皆さんここまで読んでくださりありがとうございました!Part3でまた会いましょう!!

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