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魔法講座開始。前編







       ???目線






  はぁ、はぁ、はぁ


 走って走ってただ我武者羅(がむしゃら)に走り続け、痛みと疲労で疲れ果てた俺は壁と壁の間にズルズルと座り込み糸が切れた人形のように、そのまま地面へと倒れた。


 あぁ、体の彼方此方(あちこち)が痛い、殴ったり蹴られたりしたところが熱を持って腫れてきている


 これは確実に骨が折れてるな思わす口に蔑む様な歪な笑みが浮かぶ




 「あのがき!何処に行きやがった!!でめぇら!とっとと見つけだして俺の前に連れてこい!!!」




「「「は、はい!!」」」




 どうやら奴らは別のところへ行ったようだ、まぁけどそう長くは自分も持たないだろう


 あの日ただ、いつも通り森に遊びに行った時だった、突如として奴らが俺に襲いかかってきたのは

 気づけば奴隷商人の馬車に乗せられていた、俺が捕まった理由は両親が俺を売ったからだと教えられた



 うちは貴族家で地位も高い、金にも困ってないはずであるそれなのに俺を売った、自分は両親から嫌われていたのかそんなふうに絶望的になっていたが、両親に売られたと言う言葉が信じられなかった




 だから奴らの目を盗み闇雲に走って逃げた、何度も捕まりそうになって暴力を振るわれそれでも逃げて今はこんなざまだ




 けど、ここで死ぬのもいいかもしれないだってもし家に帰って両親にいらないと言われたら俺は耐えられない


 俺がここで死ねば両親は喜ぶだろうか




「ちょっと、大丈夫?」


 意識を手放そうと目を瞑っていると上から幼いような可愛らしい声が聞こえた




 目を開けて声の人物を見てみると、そこには天使がいた


 あぁお迎えが来たんだと思った、俺は死ぬんだとこんな綺麗で可愛い天使に、あの世へ連れて行ってもらえるなんて幸せだなと思った




 そして俺はそのままゆっくりと意識を闇の中に沈めていく


 意識がなくなる直前天使の慌てる声が聞こえた気がしたが、聞くことが出来ずそのまま゛プツリ゛と意識が途切れた








これが後の至高の主との出会いであると知らずに




  これは本来魔王になる筈だった男と悪役令嬢として魔王の彼を奴隷として飼うはずだった少女との初めての出会いである。








───────────────








 おはようございます!今日はとってもいい天気です!え?そっちは今夜?そちらは今昼?ほぇーチグハグですね




 あの顔合わせから1週間私が思いついたのは冒険者になるためにまずは、魔法を覚えようと思いました


 そしてもしかしたらと思いステータスを開いてみました


 するとなんと!本当にステータスが出てきてしまったのです




 ステータスを見た私ですがそれが平均なのか分からなく、考えてもしょうがないですし異常だった場合はその異常さで叩きのめしてやります


 それではまずご覧下さい








   ステータス




 セシリア・スノーライト




 年齢 4歳




 人間 [次代神王]




 Lv 5




 HP 99999




 MP 999999999




 スキル




 全属性魔法無効化 (常時発動、回復魔法での回復時のみ無効化を無くす)




 状態異常無効化




 鑑定




 マップ




 全属性魔法取得




 全格闘術取得




 物理耐性




 ????




 ????




 ????




 ????




 ????




 ????




 ユニークスキル




 創造魔法




 箱庭




 時空間魔法




 アイテムボックス (時間停止機能、収納量無限、)




 ????




 ????




 ????




 ????




 加護




異世界全神達の加護




 ルナフェクトの全神達の加護




 神王達の加護




 全神獣達の加護




 神々の愛子




 神獣達の愛子




 全世界の守護 (異世界を含む)




 全世界の愛子




 人類の女王




 魔族の巫女




 亜人達の神




 次代神王




 ????




 ????




 ????




 ????




 ????




 ????




────────────────








 私のステータスはこんな感じです。


まぁ、さすがの私でもこのLvでHPとMPが異常だと言うことは分かりますよ




そうそう、見てて気づいたんですけどLvとHPとMP以外はゲーム時のものと一緒なんですよ


もしかしてですけどゲームの時のステータスがこっちに受け継がれているんでしょうか?




 ここがゲームの世界なのか、似た世界なのか微妙なところです。

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