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婚約者(笑)の性格が違う?まぁいいか

人物紹介で書き忘れていた王家の人がいたので追加してます。

よろしければ見てください


 おはようございます皆様⋯⋯えーと時間が少々飛びまして今日はとうとう婚約者(())と顔合わせです。

 え?なんで(笑)かって?それはですね、この婚約者王太子なんですが前回乙女ゲームについて詳細を説明しましたよね?えっ?してない?あれ?おかしいですね、したと思っていたのですが、ん?何話の話かって?何言ってるんですか何話も何も前回と言えば2話でしょう

 は?人物紹介?なんですか?それ私知りませんよ。ともかくこの婚約者乙女ゲームに出てくるのですが、はっきり言うと私この人大嫌いなんですよね


 理由?ぶん殴りたくなるほどムカつくからですよ、我儘、傲慢、俺様、顔がいいだけのクズ男ですよ

 この男王太子の婚約者は王妃教育を城で受けると習ってるはずなのに、自分に媚び売って気に入られようと毎日城にきて遊び呆けてると思ってるのですよ

どうです?ぶん殴りたくなりません?しかも遊び呆けてる癖に自分より優秀だからとセシリアを嫌悪してたんですよ、挙句BADエンドでは嬉々として婚約破棄の申し込みを受けたくせに真実を知って自分の気持ちに気づいた、とか言って婚約を申し込むんですよ


 し・か・も!別の国の王太子と恋して結婚して国に帰ったら式挙げるって聞いてヤンデレ化して誘拐監禁無理やりですよ!どれだけ我儘で傲慢なんだって話だよ!ゴホンまぁそうゆう訳で、別にヤンデレはいいんですよむしろヤンデレ好きですよ

 けど王太子の性格が嫌いなんですよ顔はいいのに性格残念で大嫌いです。

ちなみに私の推しは我が婚約者アルトメリアの軟禁されている兄ロナレストが推しです。甘々溺愛なんですよ、あぁそうそう婚約者(笑)の理由はいずれ婚約破棄をする予定ですし自分に好意を寄せることも無く無関心な婚約者が出来て「きゃー、王太子の婚約者になれたもう世界一幸せですぅ」とか思うわけないですよね?


 この王太子何気にどのルートでも婚約破棄するんですよだから(笑)でいいと思うんです。

それと私の推しのロナレストがこの世界では産まれてないみたいなんです。幽閉されてるとかそういうのでは無く本当に産まれてないんですの、その代わり何故か王太子が3歳年上ではなく4歳年上本来の中間ですの

 さて急にこの話をしたのには訳がありますその訳が私は今王城にいます、お兄様とお父様と馬車に乗って来たのはいいのですがよそ見をしてる間にはぐれてしまいました、無闇やたらと動くよりその場でじっと待てとよく言われますので現在庭園らしい場所で木にもたれかかって座りながら花を見ていますの、ついでに婚約者(笑)についてゲーム知識を思い出していましたの


 うーん、それにしても風邪が気持ちいいです、何だか、だんだん⋯ねむ⋯⋯く⋯⋯⋯すぅ




____________________________




「⋯⋯⋯⋯て」

⋯⋯⋯う、ん、もう少し

「⋯⋯⋯おきて」

肩を揺すられながらも眠くて起きれず、私はつい癖でりゅう兄と言いながら抱きつく

「う~ん、りゅう兄ぃ⋯⋯あと⋯5⋯⋯分」

そう言いながらまた眠りについてしまう、りゅう兄と言った時相手がビクッとして一瞬固まった気がした。

 しばらくして浮遊感に襲われ、眼を開けた時甘く蕩けるような笑みで目尻を下げ甘い雰囲気を出し愛しげに見つめる碧眼の瞳に銀髪の甘々な雰囲気のイケメンと眼があい微笑まれた。

 ちょっとビックリしたけど訳が分からずまたそのまま夢の世界へ旅だった。次に眼が覚めた時何故かどす黒い笑みを浮かべたお兄様とお父様が居て私はお兄様の膝の上で抱っこされて寝ていた、思わずお兄さまの胸に頬を擦り寄せ甘えるとお兄様とお父様は甘い笑顔をこちらに向け、お兄様とお父様のせいでただでさい冷たかった部屋の温度が一気に下がり、かわりにキラキラをまとったイケメンが物凄く笑顔なのに眼が笑っていなかったそして何故か目の奥が氷点下のごとく底冷えしていた。


 あのお父様さまお兄様何故そんなにドヤ顔してるのですか?そしてなぜそこのイケメンは一瞬悔しそうに恨めしそうな顔をしたのですか?また笑顔に戻ったはいいですけど、こめかみがピクピクしてますよ大丈夫ですか?何かこの雰囲気不味い気がするのは私だけですか?あ、違いますね良かったですイケメンの隣に座った肖像画で見た国王様が遠い眼をしながら項垂れてます。


 「あの、お父様、お兄様この方達は一体」

「あぁ、セシリアこっちのおじちゃんが国王のバーバルドでその隣にいるのが王太子(クソガキ)のアルトメリア王子だよ」

 お父様、何か副音声でクソガキと聞こえた気がしますが気の所為でしょうか、世の中知らない方がいいこともありますね

「はじめまして俺の名前はアルトメリア・カータス・エラン君の婚約者だよ」

 「はじめまして、私はセシリア・スノーライトとと申します、婚約者(笑)としてこれからよろしくお願い致します殿下」

「うん、何か婚約者の後に含みがある気がするけどよろしくね、後婚約者なんだからアル、と呼んで」

 「いえ、婚約者だとしても愛称で呼ぶだなんて」

「ね?」 ゛ニコ゛

 「⋯⋯⋯はい、アル様」

「うん」

ニッコリ笑顔はイケメンですね、さっきまでの圧が嘘のような笑顔ですよ、そして何気に感がいい(笑)を感じ取るとは、こやつなかなか出来る。

 ダメだ年齢に引きづられてるのか考えることとかテンションが妙に高くなる、それにしてもこの王子なんだかゲームと性格が違う?

「アルだよ」

 「はい」

まさか心を読んだ?心の中でも王子呼びはダメなのか?゛ニッコリ゛、あ、完全にダメなやつだてか何気に感がいいのか心を読んでるのか王子と言った瞬間笑顔に凄みが出て、アルって読んだらキラキラ光るんだけどなんなの?この人一体どうなってるの?

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