第4章、結晶の洞窟と三つの宝石
(ミカエル達を別れたルナ達は結晶の洞窟に足を踏み入れていた)
「うわー、ここが結晶の洞窟、なんか綺麗―」
「ルナ、むやみに触るなよ、属玉もあるし毒宝までありやがる」
「どれも、大事な研究材料じゃよ」
「ん、宝石神、なるほど、ここがお前の研究室ってことか」
「そういう事だ、ジュエリーナイト、ジュエリーウルフなどがいるが、対処法さえ知っていれば大丈夫だ」
といい結晶の洞窟を進んでいるとゴー
「くっ、なんだ、この渾沌力は・・・」
「あれの仕業じゃよ」
「ん、ジュエリーモンスター達が集まっている、こ、これは、混沌のアメジスト、なんで・・・」
「これ、回収していこう、オーディン先生には、私から連絡するよ」
「にゃー、にゃー、にゃ」
「ん、どうしたのアルテミス」
「にゃー」
「うーん、あ、そうだ、猫通信」
「よし、それで、どうしたの?」
「ルナ、分かっているのかにゃ、目的はワールドクリスタルにゃ、混沌のアメジストなんて回収するなんて、厄災のブラックダイヤモンドも探すつもりかにゃ」
「ブラックダイヤモンド?」
「にゃー、三つの宝石の事にゃ、やれやれ、セブンスザイアークが現れたのは、おそらく、復活のエメラルドが関係している、そして、混沌のアメジスト、厄災のブラックダイヤモンドこの三つは、絶対に集めてはいけないのにゃ、ルナが回収したら、狙われてしまうにゃ」
「大丈夫だよ、アルテミス、そんなに、心配しなくても、何のための護衛なの」
「にゃー(ルナ、三つ集まってしまったら)」
「ところで、宝石神、ワールドクリスタルの在処を知らないか?」
「わ、ワールドクリスタルだと、在処は、世界樹の祠にあると思うが、ガーディアン達が守っているぞ」
「ユグドラシルの防衛騎士システムかぁ」
「でも、ガーディアンロードに会えれば、話が通じるかもしれない」
「宝石神、ルナを含めたこの四人で大丈夫か?」
「問題ないと思うが、ガーディアンロードが出て来るかどうかは、運次第だぞ」
「分かったよ、ワールドクリスタルも在処、教えてくれてありがとな」
「宝石神、ありがとう」
「ルナ、気を付けてな、ガーディアン達は強いぞ」
「大丈夫だよ、雪風達がついているもん、それに、私にはこのアルテミスがいるから」
「ふん、厄災のブラックダイヤモンドは、厄災竜、ヤクサーイが守護している」 「わかった」




