第2部第3章、新技そして天空界へ
(学院で)
「行くよ、アルテミス、猫の鳴き声よ、音色と成りて、かの者を吹っ飛ばせ、キャットシンフォニー」ドーン、ドーン、ドッカーン
「よし、そして、猫の鳴き声よ、盛大なる音色に変わり、辺りに響かせろ、キャットオーケストラシンフォニー」ドーン
「よし、これやってみるかな、猫の鳴き声よ、天使の力を糧に巨大なる砲をキャットエンジェルバースト」ゴー、ドッカーンパラパラ
「・・・・す、すごい威力、これは、使いどころを考えないと大変かも」
タッタッタ、ガチャ「ルナ―いる?」
「あ、楓ちゃん、どうしたの?」
「どうしたのじゃないよ、天空界に行くの?危ないよ」
「うん、危ないかもだけど、守護天使も守ってくれるみたいだし、あの技もいざとなったら、ね」
「ん、・・・なにあれ、像が木端微塵なんだけど」
「あ、ははは、やりすぎた」
「・・・はぁ、分かった、気を付けてねと言いたいところだけど、行くなら私と勝負して!」
「え?」
「行くなら、私が今の力を見てあげる」
「・・・いいの?倒しちゃうかもよ」
「噛まないよ、此処って完全防御室なんだよね?」
「うん」
「じゃ、ここでいいや、いくよ」
「火の獣よ、狼と成りて顕現せよ、ガオガウルフ」グルグル
「いくよ、アルテミス」「にゃー(任せろにゃ)」
そして、「ガオガウルフ、フャイヤーインフェルノバースト」
「アルテミス、新技、キャットエンジェルバースト」
ドーン、ビリ、ビリ、ビリリ、ドッカーン
シュー、バタ「グルルル」
「・・・負けちゃった、やっぱり、強いね、ルナは、これだけの力を持っていれば大丈夫だ、よ?!」
「ルナが天使に?」
「へ?な、なんでー、デバイス使ってないよ」
「にゃー、にゃー(当たり前にゃ、エンジェルバーストは、天使の力を糧として使う技、天使が近く居ないと力を糧に出来にゃいだろ)」
「そっか、力を借りるから、天使が必要?」
「そういう事にゃ」
「相変わらず、良い相棒を選んだね」
「えへへ、じゃ、行ってくる」
「うん、改めて、気を付けていってらっしゃい」
こくん、ガチャ、タッタッタ
(そして、転送陣前)
「ルナ、行くんじゃな」
「あ、オーディン先生、はい」
「気を付けてなぁ」
「はい、では」カチャ、ピ
「私はルナ、天空界へ行く為天使へ」シュルル、シュー
「おー、これがルナニスの姿かぁ、おっと、似合っているぞ」
「えへへ、照れる、・・・じゃ、行ってきます」




