第2部第2章、新たな依頼、技と天使
「あの、眉唾的な剣だよね」
「そうじゃよ、実はな、ユグニスからの依頼なのだよ」
「ユグニス様からオーディン先生に依頼はあったがオーディン先生は、理事長の仕事があるから私に依頼したいと?」「うっ、なにも言い返せない、どうかな?」
「はぁー、分かりました、いいですよ、やってみます」
「そうか、本当に申し訳ない」
「っていうか、ここまで、用意されたら、断れないじゃん」
「そんなつもりはない、これは、研究室祝いだ」
「・・・・」
「ルナよ、無言でジト目は辞めてくれ、事実だから」
「やれやれ」
「ルナ、これを」パシッ
「デバイス?
「そう、天使に成れるデバイスだ」
「へぇー」
「それで天使に成れれば、天空施設も使えるぞ、天使見習いルナニスとしてなぁ」
「ルナニス?ルナじゃ、だめなの?」
「一応、ニスは、つけておいた方がいい、ユグニスの紹介した客だって思ってくれて、それなりの対応をしてくれる」
「ルナのままだと、この学校と天空界では差が違う、此処では、優等生でも、天空界では、分からんからなぁ」
「でも、守護天使達は」
「確かに、守護天使達は知っているだろう、だが、天空界には、天使以外の奴もいるからなぁ」
「それとこれだ」
「?」
「その巻物は、キャットエンジェルバーストと言う技が書いてある、鍛錬して、取得してくれ」
「うん、研究室に完全防御室もあったから、練習してみるか」
(その頃、天使界では)
「受けてくれるのか?ルナは」
「分からない、今回は我の私情だ、(ルナ、悪いなぁ)」
「まぁ、来たら、全力で守護するだけだ」




