第2部第1章、天玉の剣と研究室
(数日後)
「どうだ?見つかったか?」
ピピ「こちら、天空宝物庫に潜入中の調査隊アルファです、天玉の剣は、発見出来ませんでした」
「そうか・・・」
ピピ「こちら、天空宝船、調査中のベータ部隊ですが、天玉の剣は、確認出来ません」
「・・・・」
ピピ「こちら、天空図書館に潜入した調査隊ガンマです、書物に記録はあったのですが、物は見つかりませんでした」
「そうか、ご苦労・・・やはり無いかぁ」
「だから言っただろ、眉唾的な噂に振り回され過ぎだ」
「だがな、キャスティングセイバーよ、書物だって、宝具王の宝物庫にも収納記録がある以上は、実在するんじゃ」
「その書物だって、誰が書いたか分からんし、宝物庫の記録だって改ざんされた情報化も知れんのだぞ」
「改ざんだと、そんな事が」「あるんだよ、この街では」
「天玉の剣、アーチャーは複製を創れるんじゃ」
「どうかな、1回見たことあれば、創れるとは思うが」
「・・・とにかく、なんとかするぞ、我は少し席を離れるぞ」
「ルナの事かぁ」
「研究室が完成したからな」
「ほう、了解した」
(その頃、ルナは)
そわそわ「ルナ、そんなに、そわそわしなくても大丈夫にゃ、もうすぐ来るにゃ、ほらにゃ」
「待たせて、すまんなぁ、ほれ、鍵じゃ」チャリン
ガチャ「おぉ、すごーい、これが、私専用の研究室?」
「そうじゃよ、レベル4の実験まで完全完備じゃし、今、揃えれられる薬品まであるぞ」
「・・・オーディン先生、何か、頼みたいことあるの?」
「な、何の事かな」
「私は、研究室が欲しいって言っただけだよ」
「うっ、ルナには、敵わないなぁ、実はなぁ」
「・・・えっ、それって」




