エピローグ0-2 能力を決めよう!
今回長めです!
「か、神様?、なら俺のことも知ってるのか?」
「知ってるよ佐々木レイ高校二年生、努力家、でも成績、スポーツ、容姿、校内モテランキングも中の上、気になる女の子は、同じクラスの神崎美緒、もっと言えばどうて「ヤメロォォォーーー」 何だよ知ってるのかって聞いてきたのはキミじゃないか~」
「言ったよ!言ったけどさ、説明の半分以上が
なんで俺の心を抉るようなことばかりなんだよ!」
「え、そりゃ面白そうだから?(笑)」
この幼女神なかなか人をイラつかせる才能が有るようだ。
「まぁ、いい。
それならここは何処だ?天国か?」
「いや違うよ。
そんなところにいたら君はもう死んでるよ。」
「死んでるよ?ってことは俺はまだ死んでないか?確か何かが頭に当たった記憶はあるんだが…」
「あぁ、言い方が悪かったね。
正確には君は死んだ。けど天国に行きそうな
ところを僕がこの神界に強制的に留めているんだ」
「つまりは?」
「はぁ~、まだ分からないかい?
つまりは、君の肉体は死んだけど、
今は霊として生きているってことだよ」
「まぁわかった、痛みがある時点で
夢の可能性は無かったからな。
で、そんな霊ごときの俺に偉大なる神様が
何の用ですかね?
「君なかなか卑屈だね~、
でも僕のことを偉大とはなかなか分かってるじゃないか」
この幼女神、神だけになかなか強敵のようだ…
「チッ」
「ん?何か言った?」
「良いや何にも?」
「まぁいいよ、君を此処に呼んだ理由はね。
君に僕の管理している世界に転生してもらいたいんだ、君のいた世界で言う異世界転生ってやつだね♪」
「へ?
…よっしゃぁぁぁぁぁ!!!」
この佐々木レイ、過去に漫画などの訓練を
取り入れれば強くなるかと、漫画やアニメを読んでいたがそれ以来はまってしまい。極度のオタクとなっていたのだ。という訳で今レイの頭の中は向こういったらチートやハーレムできるかな?っということでいっぱいなのだ!
まぁしょうがないよね、男の子だもん。
「喜んで貰えてなによりだよ、
でもチート能力とかは3つだけだよ」
「な、なんだと…」
「しょうがないよ、
それ以上あげると世界のバランスがおかしくなっちゃうもん」
「まぁそれならしょうがないな」
「あれ?意外にすんなに受け入れるね。
君の他にも過去に何人かおくったことがあるけど
しつこくてね、逆に個数を減らしてやったときもあったんだけどね」
(危ね~(・・;))
「ま、まぁこれからいくっていうのにいきなり
滅ぼしたくないからな」
「うん!やっぱり君面白いよ!
そんな君には好きな能力をあげるよ」
「マジで?!えーと、
向こうの世界って魔眼とかで差別とかあるの?」
「全然ないよ♪」
「そんじゃ一つ目は鑑定、隠蔽とか色んな能力が
ある魔眼で、二つ目が全属性適正で!」
「ふんふん、なるほどなるほど。
魔眼はあの目でいいとして、
属性は基本属性と空間魔法とランダムでもう一つでいいや。それで3つ目は?」
「3つ目は…、努力すればするほど強くなっていく能力だな」
「あれ?意外だね。
君のことだから相手の能力を奪う能力とかを
お願いするのかと思ったよ。」
「それも欲しいが、俺は元の世界で努力しても
全く実らなかっんだそれなら、次の世界ではほうがいいだろ。まぁ他にあるとしたら、
得体の知れない力だとかで怖がられたくないからな」
「うんうん。夢があり、
さらには謙虚とはいいよ♪
そんな謙虚な君には
他の人よりもスキルを習得しやすくしてあげる、
ついでに成長の限界もなくしてあげるよ」
「え、いいのかそんなことして?」
「いいのいいの僕これでも創世神だからね、
僕が何をしようと誰も文句も言えないしね。
それに、折角夢を叶えるんだ。
限界があったら面白くないしね♪」
(こいつ良いやつだな)
「ありがとうな」
俺は自分の夢を評価してくれ、さらには後押しまでもしてくれた
神に心の底から感謝した。