だんだん禁書庫化している我が家です
簀巻きにされた不審者はそのまま衛兵さんに連れて行かれた。先生が襲われた理由は様々憶測できるけど詳細を知ろうとは思わない、いくら周りがお偉方ばかりでも僕自身は一般人だからね。そんな権限ないし首を突っ込んでいい問題でもないだろう。
「すごく気になるけどね!」
「聞こえるようにつぶやくのはわざとなのかしら?わざとよね?」
ため息を付いて教えてくれた、あくまでもさわり位だけど。不審者捕縛という関わりを持った以上は知っとかないと危ないこともある・・・という建前かな。
「最近魔術コースでいろいろ研究されているみたいだけどその研究に使われる種の種類判断データはうちのものなの、今まで行ってきた狩りのデータはそのまま王都の森の植生を反映するからね」
わぁお、ものすごく陰謀まっただ中じゃないですかー。
つまり王都の森が復活されたら困る連中による妨害工作というわけですね。
「データのコピーは研究所に送っていたんだけどそこも昨日深夜に何者かに襲われて紛失したそうでね、本体が無事か確認に来たところで襲われたってわけよ。正直あなたが来てくれて助かったわ」
犯人は思いつくだけでも複数いるなぁ、この国って結構豊かで狙われてたりするし。まあそういうことは国の上層部が考えることで僕の出る幕じゃないけど・・・あの、そのデータの書類は何ですか?
「考えてみたらあなたのお家ってセキュリティ万全じゃない?この国一番と言われる魔術師様の結界が張られた魔術師様のお家で一番隊の符術士様も今常駐しているんでしょう?」
重要データの保管にはもってこいの環境ですね!でもそれって僕の危険性も増すってことですよね!?
「さっきの動きを見る限り私より強いもの、大丈夫よ。あ、課題は受け付けたからもういいわよ?期限はきちんと守ってね」
こうして僕はポイっと研究室から放り出されました、重要データをもたされて。うわーん、グレンさん責任持ってこのデータ預かってよー!
そのまま家に帰らずに一番隊に突撃して愚痴ったらあっさりとサーシャさんが預かってくれることになった。複数コピーしてそれぞれ持つからもし襲撃されて危なくなったらさっさと渡しちゃいなさいだそうです。それって襲撃は確定なの?
「そもそもグレンくんが再生符術の研究していてそれに協力してるでしょ?しっかりターゲットに入っているんじゃないかしら?最近学生が襲われてるみたいだし」
物騒な世の中ですね。帰ったら念入りに罠の作成しなくちゃ!
という訳で今日は罠の設置をしたいと思いまーす!
「「わーぱちぱち」」
拍手をどうもありがとう!魔術系の罠はお爺ちゃんとグレンさんの合作ですでにえげつないことになっている我が家ですが「え、なにそれコワイ」、純粋物理な罠は一切設置されてなかったので今日は僕の記憶を元に設置してみたいと思いますっ「だからその知識はどこからきtもぐぁ」。良い子は真似しないでね☆
次回、主人公、自棄を起こすの巻(笑)




