表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
95/136

研究はどうした!?

 帰ってきたらついたのが夕方だった、二人とも家にいたので簡単に報告をしあって今日は解散。といいつつレイヴェさんのところに3人でご飯に向かった。おみやげの蜜も渡したいしね。話題は町おこしやイタイ人の事だ、魔法陣の研究については話す訳にはいかないしね。


「ほぉ、そんなことがねぇ」

「んぐんぐ、血の気の多い冒険者はよく見るけどさ、きちんと説明されてるのに一切聞く耳持ちません、俺はすごいんですっていうオーラ全開でさぁ、ちょっと我が身を振り返ったね」

「ああ、トールは外見がな・・・」

「種族や保護者の教育を考えると納得なんだが、確かに知らないやつから見たら生意気な新人だな」

「僕も気をつけなきゃな、周りから天才扱いされていい気になってた部分あるかも」


 ウォルフくんと二人で反省のポーズ、周りからの認識とかきちんと気にしよう、礼節は大事。


「俺はその町おこしが気になるな、どんなレシピおいてきたんだ?」

「おみやげに持ってきた蜜を使ったはちみつ料理だよ。気になるならガルボイに行って食べてね?ここで出したら町おこしにならないし」

「ここのところ商売ばっかで旅行もしてないしな・・・おいっラーファ、明日・・は無理か。週末から出かけるぞ!」


 あっさり頷いて旅行計画立て始めるレイヴェさんたち、なんか最近新婚夫婦化してない?




 次の日は討伐部位を学校に提出して掲示板に張り出されている新しい課題を見る、研究もあるからなるべく近くがいいんだけどなぁ・・・あ、レッドドラゴンの肉・・・期限は4ヶ月あるのか確か南の火山地帯だっけ?ちょっと遠いけどいいかも。


 上級コースは前にも説明したと思うけど基本的に課題出されてクリアして終わりだ。先生は研究室にいて課題提出や課題申告の時のみ対応する。正直去年サボりまくったせいで僕にはとことん厳しい対応です(泣)


「ウィング先生、失礼します。今度の課題ですがレッドドラゴンでおねがいしま(ガタン!!)・・・」


 目の前で起こっている状況を説明しよう。ウィング先生(狼人亜種・きつめ美人な女性)が不審者(真っ黒黒助たぶん男)に押し倒さ・・・襲わ・・・襲撃されています!?


 とりあえず身体強化(足補強、スピードアップ)と逃げられないよう部屋に結界を即時展開して杖に魔力まとわせて襲撃者の頭部を狙う。手加減?女性に乱暴する奴にそんなもんいらん!


「っは!」

「っ!?」


 見た目まだまだ子供な人種の僕がいきなり上級者並みの動きを見せたことに驚いた襲撃者はあわてて先生から飛び退き僕の攻撃を避ける、チッそのまま受けておけばいいものを!


 しかし甘い、最近使いまくってたおかげで僕は樹木魔法の発芽と操作は即時展開できるようになってるんだ!ついでにウィング先生のお部屋は緑がいっぱい、マイナスイオンっていいよね!


 結界のせいで部屋から出れない襲撃者に向かって部屋中の植物が襲い掛かる、いくつかはナイフで切られてしまったが数の暴力は時に実力を上回るのだ、襲撃者は蔦にグルグル巻きにされ観葉樹に往復ビンタ☓5連発(勢いは風魔法で補助してみた。車にふっとばされた程度の威力かと思いますです)をくらいよろけたところに待ち構えていた僕の杖がお腹にクリーンヒット!壁に激突して動かなくなった。


「おーい、生きてるかーい?(つんつん)・・・返事がない、ただの屍のようだ」

「死んじゃダメでしょ!?胸が上下しているから生きてるわよ、一応・・・」


 衣服を直しながら近づいてきたウィング先生が不審者をさらにぐるぐる巻にしていく。次いでどこかに連絡って衛兵さんしかいないか。ウィング先生の首筋から流れる血を止血しながらこれからどうするか悩む僕だったのだ。僕、課題取りに来ただけなんだよなぁ?





本当に研究はどうした・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ