表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/136

あれ、斜めな方向に進んだ!?

前回不快な場面に遭遇した主人公、ある意味テンプレ展開だがこの後主人公はかっこよくとめたり・・・しない!

 冒険者のおじさんを叩きのめしたそいつはそのままカウンターに戻って再びハーピー討伐依頼を受諾したいといった。受付のオネーさん(性別男性ただし華奢な美人)は無言でシャッターを閉めた。


 もう一度いう、シャッターを閉めた。


「ぶはっ」


 あまりの展開に爆笑した。睨まれたが止まらない、完全にツボに入った(爆笑)

人数に問題がある以上了承はしないと思ったけど、断り方がまさかのシャッター、なにそれ。


「はー、ぎ、ギルドって、ぷはっ、シャッターが、あ、あったんですね・・・ぅくく」


 あ、オネーさんが裏から入ってきた。倒れているおじさんを・・・片手で持ち上げた!?体格差無視ですかー!?魔力の流れ変わってないよ?華奢な姿で飛んだ怪力なお・・・オネーサンデスネ(やばいよ殺気を感じたよ)。そのままおじさんはオネーさんに俵担ぎで運ばれていった。あれ実はすっごく痛くて苦しいらしいよ?胃がね、こう食い込んでリバース?


 オネーさんの衝撃で笑いも収まったよ。

あー、苦しかった。明日は腹筋の筋肉痛かな?っと新人(仮)がこっち来た。


「てめぇ、何笑ってやがる・・・」

「え?あれ笑わないとか僕の中でないわー」


 だってシリアスがいきなりギャグになったんだよ?ギャップすごすぎでしょ?周りに人だって肩震わせてたし。大体さっきの騒ぎ、本来なら処罰もんだってこの人理解してんのかな?


「それよりも君はこの後の尋問会に向けてきちんと理由語りの準備した方がいいと思うけどな?」

「は?」

「え?」


 あれ?やっぱり理解してない?だっておじさんズタボロでかろうじて息がある程度だったよ?暴行罪適応の案件でしょ、これ。


「あっちが先に手を出してきたんだ、正当防衛だ」

「その前に君に対して散々ハーピー討伐受諾条件に関して説明してたじゃん、手を出してきたという証言に対しても正当防衛じゃなくて過剰防衛適応だと思うけどね」


 冷静に第三者から見た状況を指摘するとさすがに怯む様子を見せた。

だって・・・とか、けど・・・とかブツブツ言ってる。僕には関係ない話なのでほっておくけど。

さて、書き上げたレシピを町長さんに届けないとな!受付しまっちゃったからその辺の冒険者さんに言付けたのもーっと。


「おいまてっ、このまま放置か!?」

「え?なんで君に関わんなきゃいけないの?」

「なんかあるだろ!?尋問会?でなんとかするアドバイスとか!」

「んー?・・・ない!じゃ、僕は仕事あるから、受付のオネーさんには町長さんに直接届けますって言っておいてもらえますかー?」

「おー、わかった。気をつけて帰れよー?」

「バイバイ坊や、町おこし頑張るからまた来てね?」

「おいっ!?」


 そもそも不愉快な行動した人に味方するわけ無いじゃん。見ててイタイ人は放置で冒険者の皆さんに挨拶をして僕はギルドを出発するのだった(笑)


 その後町長さんにレシピ届けたらまたそのレシピで料理大会が始まったのは誤算だった。

夕方までかかってようやく宿に戻ったら女将さんに捕まってやっぱり料理大会を開かれたのはもっと誤算だった。


 次の日の朝、宿舎で一日ほっとかれた黒耀がご機嫌斜めで帰還の旅の間ずっとご機嫌取りをしなければならなくなったのは言うまでもない。



シリアスはオネーさんに回収されシリアルに変化しました。

この世界、ルール無視にはちょっと厳しかった。新人(仮)はこの後こってりと絞られますがトールくんには関係のないお話なのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ