活性化ですむの!?
今回は気持ち悪い表現が多々あります。お食事中の方はご注意ください。
「『解毒』『解毒』『解毒』『解毒』げどく~!!!」
「気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い」
「とにかく逃げろ!あの数に捕まったら即猛毒状態だ!」
会話でわかると思うけど、ただ今トキシスライムの集団に追われております!
マーシャに解毒魔法教えてからしばらくはのんびりと旅を続けられた。どうやらあらかた冒険者集団が片づけてくれたいたらしい。立ち寄った町で何個か解毒薬を購入して王都まで再出発。もうすぐティアネーってところでとうとう出会った。
木の上からぽよ~んと間抜けな音を出しながら下に降りてきたピンクと紫の粘菌生物。確かに一発でわかるね!とりあえず1匹だけだからあわてず騒がずためしにマーシャが解毒魔法を放ってみた。
「おお、効果ありだね」
なんだかひるんだように後ずさる?スライム。速度も遅いからこのまま引き離そうとしたところ・・・スライムが出てきた木の後ろ、林になっている場所からわらわらとわいて出てきました!ねちゃぁと音を立てながらそこらへんの生物を溶かして進む粘菌生物。通り過ぎた後は草木が猛毒状態に腐り果てて茶色く変色してた。しかもそこからまたピンクの小さな固まりが出てきて・・うぷぅ
「G並みに現れるなんてお前ら全世界の人間に嫌われるぞ!!」
「トール言ってる意味分かんないから」
「錯乱してるわね。あたしもいっそそうしたいわ」
マーシャの操る馬車が猛スピードで逃げる。僕らも全速力で走る!ときどき牽制で解毒薬放り投げたり(取り込んだ何匹かが一瞬で死んだ!)解毒魔法ぶっ放したり(文字どおりだ。勢いで後方に吹っ飛んでった)しながらとにかく逃げる。あいつらスピードはないからこの調子なら捲けるだろう。
町の近くだったが素通りした。この集団を連れていくわけにはいかないと判断。このまま全速力で引き離した後、少し休憩をはさみポルカまで一気に行くことにした。
◇ ◇ ◇
ポルカに着いた時、僕らは満身創痍だった。解毒薬全部使い切った。回復薬もだ。何があたかって?聞きたいのか?僕は思い出したくもないがな!
・・・言わないと物語が進まないと作者から電波が届いた。仕方ないから話そう。
引き離せると思った僕らは甘かったんだ。うん。前方にも湧いて出たんです。挟まれました。ピンクと紫の集団に。さてどうするか?パニックに陥りながらも必死で考えました。
まずは僕らを覆うように土壁で遮断して時間稼ぎをしました。でも外からめりめりネチャネチャズルズルと永遠と音がするからマーシャが堕ちた。プッツンとな。全力の火炎竜巻を発生させてから魔力切れで気絶した。しかし相手は攻撃耐性MAXの粘菌生物。まったくダメージ受けてなかった。
次にカノンさんの目が据わったので慌てて止めた。ラーファさんが。考えがあるらしいのだができればマーシャにも協力してもらいたかったとこぼしてた。
作戦はこうだ。まず僕が土魔法でトキシスライムの下に全て落ちるように穴を掘る。
次にラーファさんとユーリッツが水魔法でやつらを水攻め、水中に沈める。
最後に僕とカノンさん、ダットさんで解毒魔法をかけながら全員で解毒薬と回復薬を水中に放り投げて溶かす。
効果は抜群トキシスライムは全滅した。僕らも全員レベルが上がった。
ただし精神的な何かを失った気がした。
「僕・・・スライム嫌い」
「俺もだ」
「あたしは元から嫌いよ」
僕らはこうしてスライム大嫌い同盟を結ぶこととなった。




