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冒険中級ミッション : ラウンドスライムが現れた

 僕がステータス見てたらみんなも見始めて、お互いのステータス見て爆笑しながらすごしていたらその日の夕方無事に次の町に着きました。ティアネーっと言うところなんだけど、最近できた新しい町らしい。どちらかというとまだ村に近い。馬車宿舎もなく馬車は村の入り口付近に停めておくことになる。そのすぐ近くに小さな宿屋が一軒。しかしここからまた各方面に街道が分かれているため今後大きくなっていくことが期待される町だ。


 僕らの他にもすでに別の冒険者が到着していたみたいで王都のドラゴン襲撃の詳細を聞いた村人たちが少々落ち着かない感じで出歩いている。王都近くの町や村ほど冬の心配はないが多少はあるし、何より税の問題も出てくるとか。できたばかりだから通常の税が精一杯で災害が起きたことで税が増えたら村が立ち行かなくなる・・・とアルフさんにも詰め寄っていた。兵士の恰好しているからそちらの使者だと思われたみたい。


「わわ、押さないでください。私は税収調整官ではありません。今回の災害によって必要になった物資調達の任を受けた一般兵です。申し訳ありませんが税収に関しては一切情報は持ち合わせておりませんので王都に確認をお願いします」


「本当に何も知らないのか!?収穫時期になってから急に増やすなんて言われても困るぞ!」

「この町はできたばかりなんです。お願いですから増やすなどと言わないでください」


 これは・・・ダメだなこれからは兵士の恰好やめてもらおう。消耗品も買い足ししたかったがこの混乱じゃ手に入れるのは難しそうだと判断して諦めた。幸いポルカで買った分がまだ余裕を残している。ここを出発して、次の町までならギリギリだが持つだろう。


「アルフ、防具貸してやるから着替えてこい。それじゃあ、いつまでたってもからまれ続けるぞ」

「そうします」


 ダットさんにお古の防具を借り受けてアルフさんは借りた部屋に消えていった。サイズが同じでよかったね。アルフさんが着替えている間に食事もとった。今回はパンとシチュー。先に着いた冒険者が途中で猪を狩って来たらしくそのお肉が入れてあるとか。めったに手に入らないらしく運がいいねって言われた。


 そのままその日は宿に一泊して、前日お願いしていたお弁当を受け取り朝早くに出発。ここからしばらくはまた野宿だ。


 ガタゴトと一定間隔でなる車輪。マーシャの故郷までの道のりは大体半分を過ぎている。今までは平野や草地ばかりだったけどここからだんだんと木が増え、森になりシミダ村に着く頃には山の中だ。当然出会うモンスターも変わってくる。


 いままでは主にスライムやウルフだったけどこれからは・・・スライムとウルフだなぁ・・・ただしレベルとか種類が微妙に変わるんだ。スライムは中級のラウンドスライムや初級のくせに厄介度は上級に匹敵するトキソスライムに、ウルフは中級のウィングウルフやウッディウルフになる。


「僕ウィングウルフしか実際は見たことないけど・・・あれはラウンド?トキソ?」

「緑と土のまだら模様はラウンドね。トキソは・・・見るからに毒って感じだからすぐにわかるわ」


緑と土のまだら模様も十分毒々しいと思うけど・・・


 距離はあるが進路前方の街道にいるので遠距離攻撃することになった。カノンさんが矢をつがえて狙いを定める。矢には何か魔石らしき物がくくりつけられているが・・・あれも物理が効かないのだろうか?


 矢がラウンドスライムに刺さるがやはり物理攻撃は効かないようだ。プルプルと震えたかと思うと矢を抜き出してしまった。しかし矢にくくりつけられていた魔石は体内に残っている。魔力に惹かれたのかな?それがちかちかと光ったと思ったら・・・うわっえげつないというか気持ち悪い。


 魔石は火属性だったらしくスライムの体内から燃え広がり始めた。しかも最後は爆発してスライムが飛散。スライムはのたうちまわりながら死んでいった。


「あたし、スライム嫌いなの」


サクッとえげつない攻撃をかましてくれたカノンさんは後にこう語ったのでした。



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