小話6 お説教?
さて、お城まで連行された僕ですが・・・
「では、これより被告人の尋問を開始する」
「裁判長、弁護人と証人がまだ来ていませーん!」
「いや証人って誰だ」
「え?老師・・・とか?」
「むしろヴァンは弁護人じゃないかしら?」
「あら?老師は検察じゃないの?」
「ちっ、これから尋問だというのに何をしている」
完全に遊ばれております。
「お爺ちゃんとシン兄ちゃんはロードさんのところに報告に言ったよ・・・むしろなんでサーシャさん此処にいるの?」
あなた隊長ですよね?
「あら?報告なんて老師一人いれば十分でしょう?シンは別のところに行っていたから報告が必要だけど」
素敵な頬笑みと共にバッサリ切り捨てられてしまいました。こういう時にあ、この人確かにここのトップだわ。とヒエラルキーを感じますですマル
待つこと数分、お爺ちゃんたちが戻って来たよ。ところが今度は復興会議に何人か参加しろという指令書が届きました。散々もめて、王都再建はトップのサーシャさん。森の再生に関しては学者肌なお爺ちゃんとジーンさん、それにマッドなグレンさんが行くことになりました。
グレンさんの捨て台詞は「研究気質があだとなったか・・・」でした。例の魔力で芽吹いた木に関して研究することになりそうだから会議に参加しろって別の研究職のお偉いさんにご指名されたみたい。
やった、これで解放される~と喜びもつかの間、僕の肩に現在シン兄ちゃんの手がのせられております。
「まさかこれで帰れるなんて思ってないよなぁ?トール?」
恐怖の大王は別にいたんだ・・・(ガクブル
「えー、では、改めて裁判を開催します」
「え?またその前ふりするの!?」
「だって俺いなかったし」
「止める人間いないから・・・」
「あはは、ヒルダちゃん、ジェットのこと忘れてるよ~」
「指名されたから止めるとしよう。さっさと話せ」
というわけでお話合いです。
質問1.魔法陣が種族特性とはなんだ?
おい、いきなりなんだこの形態は?
「グレンたちの質問書読みあげてるだけだし。お前が答えたらそれ記入して終わり」
あ、そうですか。ではでは。なんか魔力の流れが見えます。そんで魔法使う時に魔法陣が見えます。以上です。
質問2.他に隠していることはないだろうな?
えーと・・・なんかあったっけ?とくにはないかなぁ?たぶんありません。思いつかないし。
あ、質問終わりですか?よかったよかった。
「じゃねーよ!」
なんだこの魔力が見えるっていうのは!?
その後数時間シン兄ちゃんの説教を受け続け、後に帰って来たお爺ちゃんたちにも引き続き怒られ、僕は本当に今までのことを根掘り葉掘り拾われたところから順に細かく説明することになったのでしたマル
活動報告にてファンタジー長編のユニーク5000記念に書いたものでした。




