あれ?
お茶をするといっても場所はまだ決めていないというのでレイヴェさんのお店を紹介してみた。新作ケーキを出してくれてみんなで試食中。
「うわっ、これおいし~」
「ほんとだ。穴場発見な気分」
「ほんとうにおいしいですね」
どうやら評判は好調な様子。ラーファさんもおいしいって言ってくれてたし。やっぱり女の子にはお菓子だよね。
「やー、トールがメリル以外の女の子とうちの店来るとか何があったって思ったけど、そっかそっか、学校の友達かぁ。・・・トール、お前二人にはきちんと言ってあるのか?内緒にしたらあいつらめんどくさいぞ?お前への愛にあふれてるからな」
「今日知り合ったばっかなのに教えてるわけないじゃん。この後メリルとここで待ち合わせだからその時言う」
「え?え?メリルって誰?トールの彼女??」
「あんたさっきそういうのはないって言ってたじゃない」
「二人って・・・?ふたまた・・・?」
「テトさんん!?」
僕は今テトの発言に衝撃を受けた。7歳児がふたまたとか言ってくるんだよ?恐ろしいほどの衝撃だわ。
「あっはっはっは。メリルは家の嫁候補だ。もう一人は俺の息子でユーリッツ。トールの幼馴染なんだよ」
「ああ、先に入学したっていう・・・」
「ずいぶん仲がいいんですね」
「まあなぁ・・・。なんつーかあれはいろいろ拗らせてるって言うか」
「あれは僕をだしにしてお互いのろけてるだけですよ」
「だそうだ」
げんなりして答えてあげたらなんかジト目でみられたなにか?僕はユーリッツとメリルに愛でも囁かれていると?それってなんてBえげふんげふん。新しい扉はいらん。
「だいたい集まって遊んでるだけで付き合ってるとか好きあってるなんて言ったら・・・今の状況は何さ?」
子供とは言え男一人に女3人ですよ?
「「「!?」」」
「あ、固まった」
気付いてなかったんかい。
「こんにちは~。おじ様、トール来てる?お昼奢る約束なの」
そうこうしているうちにメリルが店にやってきた。どうやらもうお昼らしい。時間がたつのは早いねぇ。
メリルに手を振ったらこっちに気付いて、メリルも固まった。
「トトトトトトトール君!!?その子たちは誰かなぁ!?おねーさんは聞いてないよ?聞いてないんだけど!!」
「トが多いよ。学校の友達。今日できたの。右からマーシャ、エミル、テト。3人とも、彼女がメリル。僕の幼馴染の嫁」
「よよよ嫁だなんて!!!まだそんなプロポーズとかもされてないし・・付き合ってるって言ってもデートしたりとか・・ごにょごにょ」
「御覧の通り。彼氏関連でからかうとめんどくさいから注意してね」
「からかったんかい!!」
「面倒な勘違いした罰だよ。だいたい親切にしてくれた彼女たちに失礼じゃん」
「うっ」
「トールの勝ちだなぁ。しっかし、こうしてみるとトール1人に将来有望な女4人か。トール、身体が5歳なことをぬかせば今のお前はどう見てもハーレム野郎だ。闇撃ちに気をつけろよ~」
・・・あれ?




