実にファンタジーだ
ただいま僕の目の前では人が吹っ飛び魔法が飛び交う、そんな普通の訓練風景が広がっております☆さてさて、いいサンプルデータが取れそうだなぁ♪
僕が訓練風景を見たいといった理由、それはもちろん魔法構築についていろいろなサンプルを取るためだ。今まで僕は何度か魔法構築の現場を見たことがあったが相手はお爺ちゃんたちベテラン。まだまだ魔法初心者の僕では発動までの過程が早すぎて全然見きれない。
自分の魔法構築も何となくやっているだけでよくわかっていないし僕一人のデータだけでは研究できない。そこで目をつけたのがユーリッツ。そして学生。僕と同じ初心者や中級者な彼らの構築なら僕にも見れるに違いない!と思いいたったわけだ。結果は大正解~☆よく見えるよ~。
では、今起こっていることを解説してみよ~う。
ユーリッツたちは4対4のチーム戦を行っているよ。前衛2人が戦士系、後衛が攻撃系と回復系魔導士1人ずつ、あるいは戦士系、遊撃系、攻撃系、回復系1人ずつかな?いいねいいね。使う魔法の種類がいっぱいだぁ。
戦士系と遊撃系はそれぞれ身体強化の魔法を使っているよ。後衛は防御系の魔法かあるいは盾系の魔法付与かな?そのあとは戦闘状態に合わせて攻撃や回復、補助魔法を使っているね。もっと状況説明?仕方ないなぁ。やれるだけやってみるけど分かりにくくても怒らないでね?
まず、初めにチーム分けをした後、始めの合図とともに全員が魔法を唱え始めた。内容は前述のとおりね?魔法が掛かった人から次の行動に出る。
まずかけ終わったのはチームAの遊撃系、おそらくスピードの付与だね、その場から瞬時に後方に下がり一気に矢をつがえチームBに放ち始める。遊撃が矢を放ち始めると仲間の戦士系が同時に前に出てチームBの前衛の一人に襲いかかる。
チームBではAの遊撃が矢をつがえた瞬間に回復系が自分にかけようとしていた盾系の魔法をチーム前方に展開した。これによっていくつかの矢は防がれる。
襲いかかられた前衛は呪文を唱えながらぎりぎり攻撃を回避して、その横から強化の終わったチームBのもう一人の前衛が攻撃を行いチームAの前衛を吹っ飛ばす!
両チームの攻撃魔法系は相手の魔法の打ち消しあいを行っているね、火なら水、風なら土って感じ、ぶつかり合って火花を散らしながら爆発して、魔力の残骸がキラキラ光っててすっごく綺麗。
一方で矢を防がれた遊撃系は剣に切り替えてスピードを活かして相手の前衛2人ををかく乱しているね。hit&awayってやつ。これで吹っ飛ばした相手に追撃をかけようとしていたチームBの動きが止まった。状況はこう着状態だ。ちなみに回復役は回復と強化補助の魔法を味方に重ね掛け中。
っていうのが通常の見かたかな?僕の見えているものを加えると、
互いのチームが呪文を唱え始めると同時に周りから魔力が集まり始め、いくつかの魔法陣を形成し出す。形成が終わった魔法陣が一瞬光ると崩れ始めて今度は唱えた人間を覆う。これが身体強化かな?
で、盾の魔法は魔法陣が形成された後に同じように光ると今度は任意の場所に盾の形に魔力が集まって発現した。
攻撃系魔法はまず呪文を唱え始めると同時に唱えている人間からいくつかの色がついた魔力があふれ始めてそれが魔法陣を形成した。魔法陣に向かって周りにある魔力からあふれた魔力と同じ色の魔力が集まって、形を作り魔法が発動、攻撃開始・相殺って感じだった。相殺の時も何かありそうなんだけどよく見えないなぁ?
データが、データがいっぱい集まるよ~。ああ、でも向こうの化学で考察したいけどまだしばらくは無理だなぁ。魔法陣の構築、発動の順番や形を見るので精一杯だ。魔力がどのような順番で、どういう構造を作っているのかとか見る余裕がない!レべルが上がればわかるようになるかな?あと魔力の流れが視えるのは妖精種の特権だよ~。亜種だけど。




