表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/136

初授業

設定はあるのに文章化するのが難産だった。特に講師の名前が。作者はファンタジーな名前を考えるのが苦手です。

 今日は初めての授業だ。今僕の目の前には鳥人種の講師が立っているよ。年齢は・・・・分からん。いやだって・・・背は170~180はあるけど身体はローブで隠れていて背中の羽しか見えないし顔は・・・鷲だよ?人の顔じゃないよ?分かるわけないじゃん。むしろ性別すら分かんないよ。亜人族は種類によっては女性のほうが背が高い種もあるし、声だって男性の方が高いんですっていう種もいるらしいし。


「みなさんおはようございます。はじめましての方も、そうでない方もこれから少なくとも1年間、共に勉学に励みましょう。私の名前は#$&”’・##$・&%!です。とはいっても鳥人種の方にしか聞き取れなかったでしょう。『ロダ』とお呼びくださいな。ここではそう呼ばれております。他の講師の方もそれぞれ共通語での字名あざなを名乗りますから覚えるようにしてくださいね。」


おおぅ、見事な低音ボイス。でも話し方は女性っぽいし・・・どっちだ?


「ふふふ、私の性別がわからなくて困惑している方もいらっしゃいますね?話し方でなんとなくお気づきでしょうが私の性別は女です。人族の基準でニューハーフなどと言ったら・・・ふふふ?」


ゾクッとした、めっちゃゾクッとしたよ。これはからかおうなんてしたら大変なことになるね。女性には紳士的に振舞いましょう。


「皆さんがどの程度の基本知識を持つかわからないので最初の講義はどこでも大体同じことをするのだけど、そうね、私の講義ではちょうどいいからこのテーマにしましょうか、『種族』について皆さんはどの程度知っているかしら?・・・じゃあ、そこの前から2列目、右から4つ目の席のあなた、後ろにも見えるように立って頂戴。あなたは何族?人族、そう、それじゃあ、その後ろのあなた、あなたは?」

「あ、は、ハーフです。人族と亜人の・・・」

「今回のテーマとしてはいい回答ね。でも不正解よ。あなたは人族です」

「え?でも私は確かにハーフで・・・」

「ええ、あなたはハーフね。それは正解。でも亜人というのは不正解、私が聞いたのは『何族か?』よ」

「みなさんもしっかり覚えていってね。今日は『族』と『種』、『亜種』についてやるわよ」


お、これがお爺ちゃんの言っていた講義かな?なかなかおもしろそうだし楽しみ~。


「まずは『族』ね、これは3つしかないの。誰か分かる人はいる?えーと、ああ、じゃあそこのエルフ種のあなたにお願いしようかしら?」

「はい、『族』は『人族』、『精霊族』、『魔族』の3つです」

「正解よだから『族』に『亜人』なんてない。そもそも亜人は人種が作った人種以外をさす俗語だしね」

「じゃあ次は『種』についてね。これは『族』をさらに細かくしたもののこと、皆さんが普段名乗っている『種族』はたいていこちらよ。私で言うなら『人族』の『鳥人種』、もしくは種をひっくるめた『人族』の『獣人種』、一番初めの人は『人族』の『人種』、先ほどのハーフの方は『人族○○亜種』、○の中は片親の種族が入るわよ。人種なら『人亜種』、例えば猫人種なら『猫人亜種』か『獣人亜種』といった具合ね」

「亜種とは混血ハーフのことを指すのですか?」

「そうね、ただ人亜種と呼ぶことはほとんどないわね。他の種族の特徴の方が目立つから・・・」


この後も種族についての講義は続いたけど、長くなるから全部まとめたよ。なにせ途中脱線とかして3時間話し続けたから。他の講義とりそびれちゃったよ、面白かったからいいけど。


・『族』は『人族』、『精霊族』、『魔族』の三つ

・『種』は『族』をさらに分けたもの

・『亜種』とは『種』同士の混血のこと、この際『○○亜種』の○の中身は片親の種族が入るがたいていは特徴のある方の種族名が入り『人亜種』と呼ばれることはほとんどない


ここまではいいね?続き行くよ


・『人族』に含まれるのは『人種』のほか、『鳥人種』や『猫人族』など人の姿に動物の特徴が混ざった種族、いわゆる『獣人種』で『獣人種』は純粋な『種』ほどその姿が動物的な特徴になる。逆にハーフになるなど種の血が薄くなると『人種』の姿に近くなり羽や耳などの特徴だけが残るらしい

・おんなじ感じで『精霊族』に含まれるのは『精霊種』と『妖精種』、そしてそれぞれ他種との混血の『○○亜種』

・『魔族』に入るのが『魔人種』、『魔獣種』、そしてびっくり『エルフ種』にやっぱり混血の『○○亜種』


 エルフ種の分類で論争が起きた。うん、エルフが魔族とか言われたらびっくりするよね。でも説明されて納得したよ。この『族』の分類はそもそも『魔力適正』で分けられているらしい。

 『魔力』についてはまた今度やるけど、とりあえず『魔力』を操る能力の高い順に『精霊族』『魔族』『人族』になってそれぞれの『族』の間には魔力操作においてすさまじい隔たりがある。それこそ『エルフ』を『人族』にくくると『魔族』と『人族』に違いなんてなくなっちゃうらしい。

 なんでか?見た目がおんなじだから。『人族』のなかで『魔力適正』が高い種をさらに『魔族』に分けたんだってさ。だからときどき『人族』でもすごい魔力を持つシン兄ちゃんみたいな人が生まれるし、逆に『魔族』なのに魔力の低い人がいたりするらしい、遠い祖先が同じだからかな?


 あとモンスターはどの『族』にも分類されないよ。あれは動物の分類だ。それもどうかと思ったけど動物が魔法操ったらモンスターに分類してるから動物なんだって。僕らがよくいってる魔族はこのモンスターのなかで人の姿に似たやつがいて、そいつらのことらしい。分類の『魔族』とは違うから注意しろって言われた。

 区別の付け方は話が通じるかどうからしいからかなりいい加減だけど。モンスターは言語機能がないからいいんだって。何言っても「ガーッ」て鳴くやつはモンスター。種族の言葉でも「なんですか?」って返答する奴は『魔族』に分類される。言葉が全く分からなくても返答する時は「ガーウーワー」とかさっきの先生の名前みたいな何種類かの音が聞こえるから分かるらしいよ?

 

 正当な理由なく『魔族』を殺せば殺人で裁かれるからねって笑顔で言われた。どうやら過去にやった馬鹿がいたらしい。当り前だが戦争が起こったそうだ。結果は『魔族』の圧勝。戦力差がどうこう以前にまともな人間なら『魔族』は何も悪くないってわかるから士気低迷がひどくて戦いにならなかったらしいよ。『魔族』も向かってこない奴は相手にしなかったから余計そうなったと。『人族』トップ陣は原因となった人間を見つけ出して『魔族』側と協議のもと国際法を制定、罰したことで戦争も終結。これが今の大陸同盟の発足の元となった・・・となんだか大陸同盟の歴史も一緒にやってしまった。まあこの学校の成り立ちにもつながるしいいのか。



いっそ名前を何個か募集したい・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ