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ちょっと成長しました

 はい、あれから15年経ちました。15歳ですよヒロイン(ヒーロー?)が楽しみだなとか思いました?ざんねーん、僕の外見年齢は5歳でーす。妖精族と魔族の混血なめんな。


 寿命なんて・・・寿命なんて、1000年以上はあるとか聞いてないぞ神様ー!!精神は人間のままなんだぞ?200歳でも多いわこれ途中で狂うんじゃね?とか本気で思っていますが何か?

 

 残る希望はチートという名の願いで寿命は人間に準じてとか願ったことかなぁ。寿命は全うしつつも早めに神様のところに戻るつもりだったし?ファンタジーって聞いて真っ先にエルフ(=寿命めっちゃ長い)を思い浮かべたからね僕は。

 

 前世から今まで合計すると200歳は余裕だとかいう事実はない。死んで神界に行くと魂は浄化されるし神界で魂が穢れるなんてありえない。生まれ変わるということは真っ白な魂になるってことだし生きるってことは魂が穢れていくってこと。

 種族の寿命とは魂の穢れに精神が耐えきれる長さを表し、年齢は魂の穢れの程度を表しているんだ。そこに蓄積される記憶なんて関係ない。やたらと大人びた思考で英才教育でいろんなことを知っている子供がいるからってその子供の年齢が20歳になるわけじゃないのと一緒だ。


 だから記憶があっても僕の年齢は80→0(停止中)→今15ってなる。ん~1つのガラス玉があるとする。それぞれの人生の記憶は違う色水で、球の中に年輪みたいに蓄積される。精神はガラス部分で、ガラスが汚れきると中身もダメになる。んで、ガラスの素材がその種族で変わるって考えてくれたらいいかな?わかりにくい?まあいいや。


 ここで問題になるのが僕の意識が表に出ていること。そのせいで種族は妖精亜種でも精神は人間のままなんだ。この辺は記憶持ちで転生した弊害だね。人族で生まれていたら何の問題もなかったんだけどそれだともう一つの条件に該当しなかったのかな?ちなみに魂の消滅はガラス玉が割れて中身が出てきちゃうって考えてね。違う容器に移したとしてもこぼれて混ざった色水を元の状態に戻すことはできないでしょう?

 

 ああ、しゃべり方が違う?えっと、0歳のときは僕は日本語で考えてたんだよね。だから前世のしゃべり方そのまんまだったんだけど今は慣れる為にもこの世界の言葉で考えてるから。覚えた言葉の違いかなぁ?あれだよ、英語だとめっちゃ丁寧な言葉遣いの外国人が日本語覚えるときに乱暴な言葉遣いの人に習っちゃうとそういう言葉になっちゃう感じ。


 みんな僕のことは子供として認識しているから話しかける言葉も自然とね?それと『僕』がきれいな丁寧語で話すのはおかしいから。年齢15歳外見年齢5歳な僕ですが、フェアリーの基準で行くと・・・未だ人族でいう0歳に等しいとか・・・寿命1000年以上だからしかたないのかもね~。

 

 外見年齢5歳まで成長したのはいくらなんでもすこしは動けなきゃこの世界じゃ死ぬから。ある程度成長したらそこから本当にゆっくり進むみたい。記憶にあった親がふわふわだったはずだわ。外見年齢20前後だったし妖精族基準だと実はまだまだ子供だったんじゃない?

 そうなると相手はロリ…げふんげふん。僕がそれなりに話して行動できるのは亜種(=他種族との混血)だからだと判断させてごまかしているのが現状。これで大人顔負けの丁寧語で話したら・・・僕は今度こそグレンさんに研究材料にされるかもしれない。マッドは怖い、マッドは怖い・・・。


 あと気になるとしたら外見の説明かなぁ?歩けるようになってから家の探索をして鏡を見つけたよ。そこに映った僕は・・・普通の男の子だったね。美少年や美少女を期待していた人には申し訳ない。美少年枠はユーリッツで埋まっていたらしい。残りは美少女枠だが来てもユーリッツの彼女で埋まる気がする。


 僕が中性体なのに外見男の子なのは精神が完全に男だからだろうね。つまり僕が精神的に男の娘になったら外見も・・・いや考えるのはよそう。僕は合法ニューハーフになるつもりはない。ああ、話がずれた。


 えっと、外見5歳の平凡な男の子ってところまで話したね。髪の色は茶色、瞳が金茶とこれまた人族と見るなら結構平凡な色合いです。金茶は珍しいけどよく見なくちゃわからないくらいだからごまかしきくし。


 ・・・うん、ここまでで感のいい人は気付いたかな。僕が妖精亜種だってことは親しい人たち以外には内緒なんだ。お爺ちゃんの職場は王宮でもかなり優秀な魔導士部隊らしいんだけど、その人たちでも隊長さんしか特性をしらなかったくらい妖精種は今じゃ稀少種なんだって。


 見つかった場合、たとえ亜種だろうが今でも稀少性から見せ物として闇取引で高額取引されているし…まだ沢山の妖精種が見られた時代、その魔力媒体性や言っちゃうのは悲しいけど知能指数の低さから多くの妖精種が実験材料として扱われた歴史があるらしい。


 そういうわけで僕はハーフエルフと人族のクウォーターってことになってる。成長が遅いのはエルフの血、見た目が人族なのは人族の血の方が濃いからってことで説明中。実際はどちらの血も一滴も流れてないけど。ステータスはおじいちゃんの魔術で偽装されてる。偽装といっても妖精語?(僕には日本語にしか見えなかったけど)を僕が解読して(妖精種の言語は教えられずとも魂に刻まれるといわれてるんだって)お爺ちゃん達が使っている共通語に直しているだけだけどね。


 ああそうそう、僕が今お話している理由ね。えーとね、僕、学校に行くことになりました。

 

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