もふもふが現れた
最近会話文ばかりだなぁ・・・多人数が動かせない
評価が10人を、ユニーク数が20000を超えたようでして。pvやブックマークは前回のお祝い後、気づけばお祝いする暇なく過ぎてしまったので今回はお祝いしたいですね。何がいいかな?
命からがら樹海から生還した僕らはすっかり疲れきっていた。
夜にアルパカ亭で皆と合流して情報交換を始めたんだけどその体制はテーブルにもたれかかってぐてぇっとしている、非常に行儀が悪いのだが許して欲しい。ちなみに話題はやっぱり樹海の特殊性だ。
「俺達も試しに入口付近を探索したんだが結果はトールたちと同じだったな」
「私もフーリーももともとそれほど魔力攻撃主体じゃないので何とかなりましたが、身体強化にまわすと回復は一切使えなくて」
「まさに命からがらだったな、多めに持っていったはずの薬を入口付近で全部使っちまったよ。他ならダンジョン攻略終了時点でも余る量だぜ?」
僕とフレイアちゃんは顔を見合わせてしまった、僕らが生還できたのは結構奇跡的かもしれない。
「確かにメンバー交代はした方がいいかもな、トール達の言う懸念も王都に伝える。だが何もせず追加メンバーを待っているわけにもいかないのも事実だ」
「レイティちゃん、他のパーティーも似たような感じなんだよねぇ?」
「ちゃん・・・。っええ、幸い慎重に行動したため死者は出ていませんが実質壊滅状態です」
「フレイアの呼び方は諦めろ、こいつ実はいだっ」
「シンのばぁか。女性の秘密はむやみにバラさないのぉ。んー、一度探索隊全員で集まってメンバー編成するぅ?」
「バランスはもともと王都で念入りに考えられた上でのメンバーでしょ?奥に進んだあと今度は物理が聞かない場所の可能性を考えるとむやみに変えないほうがいいんじゃないの?」
「奥への探索を考えるなら今のメンバーに物理特化の獣人を加えるのがベスト」
なんで獣人加えてないんだ・・・ってエストは戦闘系獣人の数が少ないんだっけ?好戦的な筋肉自慢が多くて彼らにとってのどかな土地柄のエストは旨味がないらしい。
「そうなると南の獣人の国にも協力要請?」
「筋肉自慢な魔獣だって教えてやれば喜んでくるんじゃねぇ?」
「なんですでにいないのかが不思議なくらいだねぇ」
「もともと来ることがない上にスッドとオヴェストはプロクス火山があるからな」
「あそこは火のマナが豊富で魔法特化の魔獣が多い、樹海も同様という考えでも不思議はない」
「何にしても援軍が来るまでは動けそうにありませんね、しばらくは物資集めでしょうか?」
結局現状確認をすればするほど待機の文字が頭に浮かぶ結果となった。物資調達に関して僕は役立たずだからね。お子様の出番はないのだ。
「なんていうかさぁ、本当に・・・僕帰っていいかなぁ?」
「良いって言ってやりたいけどなぁ。上のアホな政策抜かしてもトールの魔力量やコントロール力は欲しいんだよな、お前ならあそこでも無駄なく回復魔法発動できるだろう?」
「それは冒険者としての僕の実力がほしいわけ?」
「おう、役立つかどうかわからないお前の血筋じゃないな」
「なら頑張る」
妖精の血じゃなくて戦力として欲しいならきっちり働こうじゃないか。頼られるって嬉しいよね。
「おい、お前らか?樹海を探索している奴らは?」
「ん?」
声に振り向くとそこには―――
なんということでしょう、ふかふかもふもふのふっさふさな毛皮が全身を覆う地球で言うツキノワ熊の獣人さんがのっしりと立っていたのでした。
「~~~、もふもふー!!!」
僕が熊さん(仮)のお腹にダイブしたのはしかたのないことなのである。
もふもふ成分が補給された。しかもこの獣人さんには・・・
トールくんたちの懸念=創造した樹海はみんな魔力を吸収する特性を持つのか?




