表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
105/136

やっぱり姉御って呼んでもいいかな?

 僕が心の叫びという名のツッコミをした5日後、グレンさんの要請に従って国の魔族など大きな魔力を持つ人達が城門前に集まった。純粋な人種じゃない限り髪の毛がカラフルなので目がチカチカするわー。見た感じやっぱりエルフ種が多いのかな?金髪、銀髪、薄い黄緑の髪色が多い。その中で真紅のように真っ赤な髪色のフレイアちゃんはやっぱり目立つわけで、フレイアちゃんって何種なんだろうね?真っ赤な髪って他に見ないんだよね。


 さて人数も集まったしこれから一気に発動させていく・・・とおもいきややはり1つづつの順番に変わりはない。事故発生厳禁。ダメ、絶対。人が多いとさくさく作業が進む。夕方には一本の樹ができあがった。


「樹ができる魔法陣はこれかならこれにこれとあれを加えて・・・(ぶつぶつ)」

「ちょっとグレンちゃん、そんなことよりこの必要人数から考えられる森の再生って絶望的じゃないのぉ?」


 魔力を枯渇させてへろへろになっている集団の中からフレイアちゃんがグレンさんに意見している、他の人達も同意権のようで頷くのが見えた。


「その辺も考えている、というか答えは古文書から発見されている」

「古文書っていうと老師からの報告書だよね?何かあったけ?」

「んあ~、っと、あれだな、魔石」


 ちょっと考えたシン兄ちゃんから声が上がる。そういえばあったかな?魔石がどうのこうのって。


「確かに純度の高いものなら1つで我々数百人に匹敵するだろうが・・・国宝級ではないのか?」

「いや、ひとつなら国宝級だろうがある程度の純度のものをいくつかと我々の魔力を提供すれば王都の森程度ならなんとかなるのではないか?」

「そうだな、何も国全土を覆う森をつくろうというのではないのだ。総数で見たら今日でも我々全員で数本は出来た、魔石で補強すれば現実味も帯びる」


 冒険者やってるおじさんたちからも意見が飛び始めた。ちなみにおじさん言っているけど外見は10代の美青年だ。エルフは外見詐欺である。


 でも純度の高い魔石を揃えるってやっぱり国宝級の値段じゃないの?というより王都にそんなに個数があるのだろうか?


 「採掘してくれば済む話だ。国宝級一個を見つけるより現実的で安上がりだな、城づとめの人間をつかえば更に安い」


 任務扱いだからお給料にちょっと色をつける程度で済むわけですね?わかります。


「あん?となると俺達冒険者はお役御免ってかぁ?」

「実際問題として成果に見合う報酬が払えないからな、町の補修はある程度終わったとはいえ今度は森がない分の食料、、薬草、その他もろもろの購入に多大な費用がかかっている。予算圧迫が尋常じゃない」


 バカはもちろんのことバカの国にもある程度賠償させているとはいえ、相手の国にも生活がある、戦争回避のために外交の裏取引したのに賠償問題で結局戦争ですじゃ目も当てられないもんなぁ。


「舐めないでほしいわね?あたしたちにとっても森は大切な資源、復活させるためにある程度のただ働きは覚悟のうえだよ?そうじゃなきゃここにだっていないさ、そうだろ!みんな!」

「「「「うぉー!!!!」」」」


 なんて素敵な大演説、姉御って呼んでもいいですか?

心のなかでふざけてたら本当に近くの冒険者が姉御呼びしてた。本人否定してるけど他の冒険者も姉御呼びしだしてるし。


「そうか、なら冒険者ギルドに協力要請を出そう、よろしく頼む、姉御」

「だから姉御じゃないって言ってるだろ!?」


 ものすごく真面目な顔してグレンさんまで姉御呼びしだした。姉御は涙目だ、もう諦めたらいいと思う。






今回で5章は終了です。次回から6章。

しかしキリがいいので予定より早いですがここで一旦お休みさせていただきます。


次回は活動報告でもお知らせしていましたが23日からになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ