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いやだってふざけるくらいしないとやってられないというかだね・・・?

 なんだかんだと時間が過ぎ、再び僕が実験に参加する段階に入った。


「ではいよいよ実証実験に入る・・・と言いたいところだがそこまではすでに済んでいる。今からは本番の樹海創造の組み合わせを確定させる作業だ」

「「わーぱちぱち」」


 ついに念願の研究に乗り出せるのか、感慨深いなぁ。


 今僕らの前にはグレンさんが用意した各魔法属性の魔法陣がおかれている。火、水、土・金属、風、無属性(白)、無属性(黒)そして新たに樹木。


 この最後の属性の魔法陣を見つけるためにずっとチマチマチマチマ作業し続けてきたわけだ。そしてこれからもチマチマ☓∞組み合わせの作業をするんですね。あれ?全然感慨深くない、むしろ面倒くさい。


「グレンさん面倒くさいです!」

「今更気づくな、俺はずっと面倒くさい」

「ええ!?そこは研究者として伏せときましょうよ!?」

「僕は研究者じゃない!」

「俺は研究者だな、よし先ほどの言葉は撤回しよう。作業に飽きる!」

「意味変わんないからね!?」


 思わず現実逃避したら現場がカオスになった、ウォルフくんに叩かれて正座させられた。


「正直すまんかったと思ってる。後悔はしていないが反省はしている」

「お前全然反省してないだろ?」


 また叩かれた、最近親友のスキンシップが過激な気がする。お年ごろだし反抗期だろうか?あ、やめてすいません、もうふざけないからその鈍器をしまって!?腕プルプルしてるから!?これ以上叩かれるとバカになるぅということで真面目にやろうと思います。


「さてここに答えが書かれた書類があるよっとな」


 ひらりと一つの処類を取り出す、お爺ちゃんからの手紙に入っていた書類だ。

実はここにきっちり予測が書いてあった。向こうの妖精種さんやエルフさんたちがその長寿に因る経験則で求めた答えなので確実ではない、と書かれているんだけどこれ僕の予想と同じなんだよね。ベテランの勘と科学による予測が一致してたらたいていは正解だよね?


「えー、なになに?『樹木は当然として、一緒に書かれていた水・風は当然ははいる。しかしこれだけでは操作となり効果は得られず・・・』」

「そこはすっ飛ばしていいよ、肝心なのはここ、この最後の文ね?『よって樹海創造の属性は樹木、土、水、風の属性が確実に関係していると思われる』」

「今までの研究全てか、確かに中級ですでに3つ、上級にすると4つ以上は確実に必要だ。威力が恐ろしく広範囲なのもおそらく属性の数が関係しているな」


 広げられている魔法陣の紙の束から関係する魔法陣の紙だけを取り4枚を重ねるとそれを透かしてささっと新しい魔法陣を作り上げちゃった。グレンさんてばパネェ。


 出来上がった魔法陣はすでに少量の魔力の流れが宿って見えていて僕にも少しくらいは判別できた。中心に樹木、それに絡まるように水と風がまざり土は水と混ざっているが樹木には直接絡んでいない。


 僕の常識に置き換えよう。樹木はそのまま植物、これに成長として必要なのが水と二酸化炭素、風がおそらく二酸化炭素の役割なんだろう。そして土はそれ以外の栄養素の補給、カルシウムとかだろうね。魔法陣で植物と絡まず水に絡んでいるのは植物が直接吸収する形ではなく水を通して流れこむってところかな?


「補助にいくつかまだ属性が付く可能性もあるがとりあえずはこれで試そう、まずは種の一つから一本の樹ができるかどうかだ」






ひっぱりにひっぱったのにあっさり出来上がった。

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