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霧の中で

まどろみ

作者: 西の宮

 いつも 都合のいい夢を見る


 私が居て あの子が居て 


 こんな話はどうかな? あの話は必要だよね?

 あっ これは欠かせない なんて

 

 いつも まどろみの淵で 彼女の笑顔がゆらぐ

 

 

 ああ これは夢なんだって

 ほんのまたたきの後に 彼女は私の前から消えてしまう


 目が覚めると いつの間に泣いたのか ひとすじの涙

 

 なんて残酷な夢なんだろう

 

 

 もう1度 もう1度と願うほど あの子は私から遠ざかる


 私が置いていっているのか 私が置いていかれたのか

 

 あの懐かしい笑顔が 優しいまぼろしは刃物のように恐ろしい


 優しく輝いて見えるのに 残酷な夢


叶えたい夢と 叶わない夢

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