誰?
ぐだぐだになると思いますが、よろしくお願いします。
「ここは?、、、湖?」
目が覚めると、知らない湖が目の前に広がっていた。湖はとても澄んでおり、自分の顔が写っている。
そう、自分の顔が、、、、
「って、ええええええ!?」
誰だこれ?その湖のせいなのか?
湖には整った顔の、まだあどけなさの残る少年が写っていた。
思わず尻もちをついたまま湖から離れる。
?
その瞬間、体に違和感が生じた。あれ?俺の足ってこんなに小さかったか?ってか、白い。
手を見つめると、明らかに自分より小さいことに気付く。これはもしやあれか?
「目が覚めると体が縮んでいた」
どこかで聞いたことある台紙だなぁ。
「ふふっ」
自嘲気味に笑うと、声がいつもより高いことに気づいた。
そこで、やっと俺は自分のほおをつねってみる。やっぱ起きない。こんなリアルな夢見たことないので、夢じゃないのは明白だった。
「と、とりあえず行動してみるかなぁ。」
*
男の名前は鈴木 海17歳の青年である。本は好きだが、新書かラノベしか読んでなかったので、知識には偏りがあるし、学校の勉強は程々にこなしていたので、そんなに賢くない。
そして、極度の人見知りである。前の世界では、男子校に通っていたが、その性格から一人でいる方が多かった。グイグイ来るやつは正直苦手だしね。
実は結構顔も良く、何でもそつなくこなしているのに、どこか天然な彼と友達になりたがっていた奴が沢山いたのだが、彼はそんなこと知る由もない。