登場人物紹介(4章時点)
4章時点の登場人物紹介になります。
ネタバレを含みますので、見たくない方はスキップ推奨です。
沙羅
黒髪に紫紺の瞳。
幼さが残り可憐な美少女。
魔力が精霊を癒し力を蘇らせる性質を持っている。
その魔力を結晶化したものは精霊石と呼ばれ精霊だけではなく神の供物になりうる。
瑞東国の先帝の娘。
皇女だが先帝は既に没しており、帝位は従兄が継いでいる。
従兄からは大切にされているが、その稀有な魔力により、山奥に隔離されて育つ。
やや内省的な面がある。
一章時点で裳着の話がでているので、大体そのくらいの年齢。
迅(一章時点では24)
赤錆色の髪に茶金色の瞳。
慶黄国の王の息子だが、母の身分が低く、あまり父王とは面識がない。
12歳で母の死を契機に家を捨て、名を捨て、生きていくことを決断する。
その後、寛元の率いる隊商に拾われて、寛元を親代わりに育つ。
数年前に独り立ちし、各地を回り用心棒のようなことをして生計を立てていた。
瑞東国の帝に拾われ、隠密となっていたが、負傷したことで沙羅の存在を知る。
かつての自分を見ているようで、旅に誘った。
捨てる前の名は紅耶。
喬(22くらいの見た目だけど実際は230ちょっとくらい)
白髪に赤い瞳。
行き倒れているところを沙羅と迅に介抱され、知り合う。
仙人を破門されており、修行で得た力も破門された際に封印されている。
占いが得意。
興味を持ったものにのめり込む性質で、そうなると見境がない。
介抱され、元気になると、一旦瑞東国に行き、そこで帝と知己を得て、特使として莱紅国に赴き、わかれた迅と沙羅に再会する。
沙羅を傷つけないと清月に誓約を行っている。
清月
水と月光の魔力が交わり生まれた精霊。
黄金の瞳に薄い青色に白の縞が入った虎型を取る。
沙羅に真名を教えるものの、真名が大事なものと知った沙羅から遠慮され、水虎と呼ばれていた。
迅と桜火により沙羅とのすれ違いが解け、真名を呼んでもらえるようになった。
3章で沙羅を庇い、疲弊したために沙羅の持つ精霊石の中で回復中。
桜火
炎の精霊。
人型は緋色の髪に桃色の瞳をした麗しい女性で萌黄地に桜が描かれた晴れ着をまとう。
緊急時には炎狼の姿を取り、迅を乗せ空を駆けて戦うこともある。
迅とは契約をしているが、沙羅には名を教え加護を与えている。
清月とはあまり仲が良くないが、喧嘩するほどなんとやらに見える。
璃桜
迅の異母弟。
現慶黄国の王。
母に似た優し気な風貌で、薄紅の髪と銀の瞳。
先王で実の兄である紅瑛を慕っていたが、むくわれず、兄王を弑し王位につく。
迅を兄として慕っている。
星藍
迅と同じか少し年上くらいの見ため。
髪は藍色で長身の美丈夫。
砂漠を超えた先が出身で、目鼻立ちがしっかりしており、自身のもつ異国風の容貌を武器に商売を行っている。
また人当たりの柔らかさに反し、後ろ暗い噂もある。




