表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/20

転生したらおち〇ぽ大明神だった件

各位

 お疲れ様です。

 ついに、職業 おち〇ぽ大明神を披露することができました。

 以下に文章を添付します。

 確認お願いします。

 レイカが白いローブを羽織った司祭風のヒトの前に立つ。そのヒトはレイカの頭に手をかざすと、お経の様になにかを唱える。


「おお神よ、神のレイカの人生の道を示したまえ!」


 そのセリフと共に、レイカの体がぼんやりと光ると、司祭風の腕に吸い込まれたあと、ステータスウィンドウが現れた。

----------------------------------------------------------------------------------------

Name: 古野 レイカ

Job: テニスプレイヤー

 テニスをする人。テニスの能力が高い。

----------------------------------------------------------------------------------------


 理解できなかったレイカはたっぷり間を置いた。

「えっと、これすごいんですか?」

「い、いや私は初めて見ました。」

「そ、そうですか。」

 

 おれは笑いをこらえたが、つい「ぷぷぷ」と声が漏れた。


「あ、あんたの職業がひどかったら、もっと笑ってやるんだから!」


 あんなに強気だったレイカが顔を真っ赤にしていることに、一種の嗜虐心を覚えてしまう。

「テニス プレイヤーって、っふふ、どうやって魔物倒すんだよ。」

「う、うっさい!」


「ご静粛に。」

係りのおじさんに嗜められる。


「怒られちゃった。」

「あんた、おじさんなんだから、もっと落ちついてられないの?」

「年上って、25だぞ?まだ若いだろ。」

「30は行ってると思ってた」

「うるせ」


 騒いでいるうちに、さくらちゃんの鑑定が始まった。

 職業を鑑定した司祭は目を見開いた。

 

 周囲が彼女に注目する。

----------------------------------------------------------------------------------------

Name: 大豪院 さくら

Job: 聖女

  災厄の際に現れる世界を浄化する癒やし手。

----------------------------------------------------------------------------------------

 今日一番のどよめきが起こった。 


 勇者や、聖騎士を振り切って、王女が慌ててやってきた。

とんでもない事なのか、だいぶ息を切らしている。

「さくらさま」

「さくらでいいですよ?」

「いえ、あなたは救世の巫女たとえ、王族と言えど、聖女様にご無礼な真似はとても……さあ、こちらに。」 

 

 王女は豪華な椅子にさくらちゃんを誘導する。

 

 さくらちゃんはこちらを向くと、目でサインをだした。

「おじさんもがんばってね!」

小声で声援をくれた。

 

 間違いない!彼女は聖女だ!おれが一番最初にきづいてたもんね!


「つぎ」

 

 よし。気合い入れるぞ。

 がんばってってなにを頑張ればいいかわからないけど。


「あ、あの力んでも結果に影響しませんよ?」

「あ、はい。すいません。」

「アハハ!馬鹿じゃん!」

 レイカの派手な笑い声が聞こえる。


「では」

「よろしくお願いします。」

「こ、これは!」

 司祭は目をかっぴらいた!


 なになに、伝説の職業来たか?

----------------------------------------------------------------------------------------

Name: 縺翫■繧薙⊃螟ァ譏守・

Job: おち〇ぽ大明神

 おち〇ぽを司る神

----------------------------------------------------------------------------------------

「こ、ここここ、これ強いですか?」

「わたくし、50年勤めていますが、おち〇ぽ大明神なるものは……」

 司祭のおじさんは、汗をたらし、頬を赤らめた。眉は困惑の感情を表現している。吐息はハアハアと荒いものであった。


 会場のどよめきは最高潮になった。現地人だけでなく、日本人もリアクションをした。

 しかし、色が違う。とても馬鹿にするような色だ。僕は顔を手で覆った。恥ずかしい。人生で一番恥ずかしい。


「アハハ!お、お、お、おち〇ぽってっ!それに大明神とか、意味わからんウケる!」

 レイカは今日一の笑顔だ。周りをよく見るとみんな笑っている。よかったみんなが笑ってくれるならそれでよかったよ。

 

 そんななか僕とレイカを見る王女の表情が暗いことに僕はまだ気づいていなかった。

以上、よろしくお願いします。

嚥下海 咀嚼

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ