6,花園の過去
初めての~~ブクマッ!!という訳で、何週間も前から騒いでいました、どうも葉でございます……まぁ、これくらいで喜んでる底辺作家だと思っていただければ。
登場人物紹介を足しました。流石に無いと、そろそろ厳しい気がしたんで…
後、プリ小説の方で、「夕花・凜々猫ちゃん、もう推しです」というコメを、なんとこの2人の生みの親様(同一人物)から貰いました。なんたる幸せ…?
皆さん、今日も楽しく見守っていますでしょうか?私は、もう大満足!でも、他人の人生に対してこんな物言い…不謹慎?不似合い?可哀想?……うーん。
語彙力が無いばかりに、無駄な時間を過ごしている気がするわ。ただでさえ、記憶上映会が出来る時間と、ここに居られる時間のリミットが迫っているのにっ!
あら?前と性格が違うですって?人間誰しも、気分によって少し性格が変わる事くらいあるでしょう?私は、その特性が大きく出るだけ。そういうこと。
さぁ。もうお開き。最近、忙しくてね。友達か仲間か部下にあたる子が、何やらトラブル起こしたみたいで。次の機会は遅くなっちゃうかも……でも
"大丈夫。また会える日まで信じてて。"
~昼頃~
さて。ご飯も食べ、早速畑に到着…なのですが。
これはもう果樹園が生成されてますよねっ?!
畑とは呼べ無いような気も…
「…みかんと…さくらんぼと……キウイもギリギリ…収穫出来そう」
そう言うと、山神さんはハサミとカゴを用意し、やり方を軽く説明してくれた。
私がめちゃくちゃに張り切って採っていたためか、ものの十数分で終わってしまった。明日、自分が採った果物を食べるかもと思うと、何だか楽しかったのである。
今年から、出来るだけ栽培も手伝ってみたい。
「…まどかさん…ありがとう…いつもより早く…おわった」
「こちらこそありがとうございますっ!山神さん!明日も手伝っていいでしょうか…?」
「…うん…大丈夫…こっちとしても…たすかる…から」
「良かったですっ!じゃあ、リビングに戻って、果物洗っちゃいましょう!カゴ1つ持ちますよ!」
リビングに帰ってくると、もう橋野さんの班はチェック等を終えて、各々くつろいでいた。
ここに来た時に見た景色と似ている気がする。凜々猫さんと橋野さんが一緒にいて、莉乃さんが見守ってる…という構図だ。
「あ、果物採ってきてくれたんだね。毎朝ありがとう楓。手伝ってくれてありがとう円香さん。」
莉乃さんの圧倒的なお姉さん感に、今まで何回感動していることやら……多分、これからも増えていく事だろう。
「洗うのは僕がやっておくよ。今の時期でも、まだ水は冷たいからね。」
確か莉乃さんの結晶病は、自身の体温が下がるから、常時暑く感じる…ていう症状だったから、冷たい水も平気なのかも知れない。というか、触っていた方が楽なのではないだろうか…?
「ありがとうございます!」
「まどかさん…つぎは…中庭にいかない?……イチゴも採りたいし…まどかさんに…渡したいものも…あるの」
「全然いいですよっ!」
手伝いが出来るなら願ったり叶ったりだ。クマのぬいぐるみを片手に向かう山神さんを見て、少し疑問が残ったが…
(楓視点)
「渡したいものも…あるの」
正直まよっていた。
はたして、過去を…心の内をはなすべきか否か。といっても前まで、奇病に関しての情報共有は、絶対しなければならないルールがあったのだが…
なくなった。メリットをデメリットが上回った。はずなのに……皆はそれをつづける。"ハウスに来た子なら分かり合える"と信じてるから。
なんでだろう。わたしは、すぐ耐えられなくなったというのに……でもね。まどかさんなら、はなしても良い気がしたんだ。なんでかは…よく分からない。ただ、
いつの日か絵本でみた"女神の遣い"に、にてる気がしたから?
中庭についた。クマを1回おいて、花畑にまぎれているイチゴを採る。このクマは…まどかさんが「リビングの隅に置いてあるあのクマ、ここに来た時持ってましたけど、楓さんのですか?リボンを付けてて可愛いですね!」って言ってたから、わたしのだと思う。
さわってみると安心する…体が覚えてるのかな?だから持ち歩いてる。今日持ってきたのは、花かんむりを作ってあげるためと…過去を話す、勇気がほしかったから。
「楓さん!イチゴ、これくらいで良いですか?」
「…!うん…大丈夫」
もう覚えている過去なんて、ほとんどないけど
「ねぇ…まどかさん」
「はい!何でしょう?」
まどかさんに避けられるのがいやだから……ゆだねる事もできないけど
「わたしの話…きいてほしいの」
プリ小説の方が、やっと本編に入りました。
色々と説明を加えますね。まず、あっちではキャラ個人が主軸の話を約3話ずつ設け、それでキャラの過去や性格を把握してもらう形式です。(そのキャラに視点が移る感じ)今書けているのは3人分までですが、一度"ハウス"の物語を進めることにしました。
それで、まだちょっと先の話(半年くらい)になりますが、プリ小説の方は一区切りになります。その後は、なろうを毎週更新にし、ストーリーをめちゃくちゃ進める予定です。
何で今言うのって話ですよね。ついさっき思いついたからです。