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2,長い朝

どうもこんにちは…なんて挨拶は、次から書かない葉です。少し遅れてすみません…。でも、深夜はほぼ土曜だと思います。25時とすれば良いんです。

そういえば最近「最高の朝ご飯」について考えてたんだけど、コーンフレークが私にはベストだと気づいたんですよ。今度買いに行きます。多分ね。

 辺り一帯が森に囲まれているからか、都会の方では聞くことが叶わない「朝、チュンチュンと鳴いている鳥の声」で目が覚めた。生憎今日は曇りで、窓から入ってくる陽の光なるものが足りなかったけれど。残念。

 だが、自然の中に住むって、こういうことなんだなぁと実感する。そんな想いをしみじみと噛み締めていると、


「お〜いっ!朝ご飯出来てるよ!早く起きて〜!」

そう呼ぶ(多分凜々猫さん…)の声と共に、ドンドンと扉を叩く音がした。


「えっ!今起きたとこなので、もう少し待ってて下さい〜〜!」

「そんなに急がなくても良いんだよっ!遅くても、焼きたて美味しいピザトーストが冷めちゃうだけだよ!」

「それは……一大事ですよね?!ピザは温かいから美味しいんです!すぐ行きますので、凜々猫さんは先に…」

「あ、もう食べ終わってるよ!こう見えて、私早起きなんだ!」


 そうでした。凜々猫さんはオムライスを2分という…もう何かの大会とか頑張れば行けるんじゃ無いか、と思うほどの記録があるんですよね(莉乃さんが計ってみたらしい)ギリギリ、カップラーメンが作れ…ますね。たまにやりますし。

 ならばピザトーストなど、本気を出せば1分で…じゃなくてっ!

 急いで鏡で見てみると、腰上くらいまである茶色がかったグレーの髪は、自慢のストレートを持ってしてもグッシャグシャだった。いつもはポニーテールにしているため気にならなかったが、そろそろ切りたい。


「出来ればなんですがっ、ラップとかをかけて貰えると助かります!」

「オッケー!後、髪とか面倒いのはやらなくても、誰も気にしないよっ!」

「ありがとうございます…!頑張ります(?)」


 後から思い返すと、このスピード感溢れるドタバタした会話は、私が寝ぼけて謎のピザ愛を発揮した事によるものであり、いつもなら髪を結ばず部屋を出たり、騒いで他人を使ったりしない。なんと小恥ずかしいことだろうか。


「あっ!そういえば私の荷物、全然片付けていないんでしたっ!」


 ゆっくりと部屋を見渡す。

 床に3つ(少ない方だと思う)のダンボールがあり、どれに服があるのかは分からない。ダンボールを開けるのには時間がかかるため…ってなんかクイズが始まってしまいます?!


「って、あれ?私……着替える必要あるのでしょうか…?」


 よくよく考えてみれば、この棟の住人は皆女子。多分、パジャマなんて気にしないような人達…だと思う。そうと決まれば!

 髪だけ()いておいて、


「お、おはようございまーす!」


 勢いよくリビングへダッシュし、扉を開ける。


「おはよー!トースト、早く食べなよっ!」

「…まだ温かいです…!ラップありがとうございます!凜々猫さん!」

「どーいたしまして!さて、私は莉乃姉の手伝いに行ってきまーす!」

「いってらっしゃい!凜々猫!後で行くねー!」

と橋野さんが食べながら見送る。案の定、私のパジャマな事についての言及は誰もしない。安堵すると共に、本来の目的を思い出した。


「いただきます!」


そう!いざ実食!

 トーストの角をパクリと頬張る。よく伸びる多めのチーズ。色々とブレンドしてるであろうソース。乗っている具で食感は飽きない…。

 うん……控えめに言って


「最っ高……ですね…」


 昨日の昼夜も絶品でしたし…と幸福感に包まれていると、食べ終わった橋野さんがガタッと立ち上がり、そのまま凜々猫さんと同じ方向へ行ってしまった。

 2人きりは気まずかったのかな?と他人事の様な結論を付けてから、いつも間にかトーストを平らげ、部屋に戻って着替えた。


 「朝、整頓してなくて大変だったから…ダンボールの中身を片付けようかな。」


 そして全て片付けて、物を少し手入れした頃には、10時くらいになっていた。


「うーん。やることはあんまり無いし……リビングに皆いるかな?」


 暇時間の過ごし方なるものを、少し学んでおこうと思い、リビングに続く廊下をあるいていると


「…え?……橋野さん!!」

「うぅ…ぁ……あれ…わ…たし…」


 ぐったりとして廊下に倒れ込んでいた。焦って近づくと大量の汗が服を濡らしており、喋ることもしんどそうだった。


「大丈夫ですかっ?!あ、確か…」


 撥水病…手足から汗が異常に出て、いつも脱水症状で……


「…ん?……だ、だれ?なんで…ハウスに……いるの…!」

「……!」


 たまに幻覚を見る。

 私は全力で(ここに来てから体力消費が激しい…)キッチンに駆け込み、ものの数秒で水入りコップを用意した。


「橋野さんっ!大丈夫……私は円香です!水持ってきました!」

「水…はや…く……喉が…乾いて…」


 座るような姿勢にして壁に背を預けさせたが、自力で物を持てるような気力は残っていなさそうだったため、口までコップを持っていった。


「飲めますか…?」

「うん………ふぅ…ありがとう………円香さん。じゃあ、私は……これで…うっ」

と言って立ち上がろうとするが、すぐに頭を抑えて座り込んだ。


「ダメですよ!脱水症状は、水を飲んだら即回復…では無いんです!安静第一!…流石に廊下に放置する訳にはいかないので、リビングのソファーに行きましょう!」


 そう聞いて少し不満そうな顔をしていたが、断る理由が思いつかなかったのか、素直に支えさせてくれた。

 こうしてソファーに寝かせた後、


「莉乃さんと凜々猫さんを呼んできますね!どこにいるか知ってますか?」

「……中庭…久しぶりの曇りだから、莉乃姉が手入れを…」

「分かりましたっ!そのまま安静。ですよ!」

と念を押して、リビングを後にした。

後、1話前に「1ヶ月に1,2話」なんて言いましたが「土曜隔週更新」となります。詳しく?は作品紹介文の下の方を見てください。

深夜に急いで書いたから文字数少ないし、話の流れとか誤字とか心配だな…と思うので、何かを発見した場合は、至急窓口(誤字報告)まで。見つけ次第、早急に直しておきます。

それではまた。

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