9,恐怖を束ねながら
遅くなりました!!Xで自分に追い込み投稿をしてなければ書けてなかった……けど、他作業が一段落してない!何で??
前回までで!一幕終了です。一章は終わってません。それはまだまだ先です。一章約五幕で、四、五章。約150話予定です。短くなるかもですけど多分長くはなりません。書きたいことメモを振り返るとこうなりました。長くなりますねー。
後、書いてきた話を見返して、おかしい箇所が多過ぎるのを確認したので、気付きにくいと思いますが変更してきました。この作業も楽しいんですけど…まぁまぁ恥ずかしいと言うか笑っちゃうと言いますかね。うわっっ、何やってんだよってなります。
「ねぇ!皆でピクニックしてみようよ!」
山神さんと話しながらリビングに入った途端、そう言ったのは凜々猫さんだった。
「今日は曇りだし涼しいから莉乃姉も少しなら外出れるし、中庭の手入れは前の時に大体済んでるし!それに最近、ピクニックでやりたいことがたっくさん浮かんで来るんだよね〜!綺麗に花が咲いてる季節だし〜絶対楽しいよー!」
「その"たっくさん"に怖いやつ混ざってるね。これまでの経験からして絶対。それにピクニックなんていきなり過ぎない?」
なるほど。ほんのり反対している夕花さんを説得するために、賛成派を勢力を増やしたいと見た。
「私は大賛成です!莉乃さんはどうですか?手入れの方とかは…?」
「うーん……凜々猫の言う通り、手入れの心配は不要だ。僕もいいんじゃないかと思う。日傘を持っていけば一応外には出られるしね。皆に連絡してくるから、先に準備を始めておいて。」
「りょーかい!!楓〜バスケットに詰め込めるフルーツって今ある?」
「…無いことは…無い…と思う……足りなかったら…収穫してくるし」
「わーい!光れ私のセンス!詰め込め全員分のフルーツ!」
「…これに…10人分は…多分……ムリだと…思う」
途中、橋野さんの不安になってくる言葉が聞こえたが、聞いてなかったことにしよう。これはピクニックを楽しむ上で必要な事だ…
何故かは、もう聞いていなかったことにしたから分からないし考えようも無い。
「はぁ……私は倉庫に使えそうな物が無いか見てくるよ。敷物とかはあったような気がするから。」
「あ、じゃあ私も…」
「いや、私一人でも大丈夫………そんなに沢山持ってくる訳でも無いし、重いものも無いだろうし。」
橋野さんはそそくさと行ってしまった。
「…他にやる事は……あっ!ピクニックにはサンドイッチですよね!皆で作った方が楽しそうですが、少しだけ進めておきましょうか。」
8枚切り食パンを取り出して、バターやハム・野菜等の材料を冷蔵庫から出して、ラップ・まな板・包丁……
あれ?取り出すだけで何もしてなくない?と思い、いざバターを塗ろうとした時
「待って待って!お待ちなさいなー!!」
食料庫の扉が勢いよく開き、そこから慌てて凜々猫さんが走ってきた。リビングまで響くような声で
「円香ちゃん!ここは私が!!」
「えっ?いえ…でも……」
「サンドイッチは私に任せて!!円香ちゃんはキッチン以外…じゃなくて!他のとこ……あっちの棟!に行けば仕事あるよ!多分、人手が足りてないだろうし!」
「あっ、ちょっと待っ」
背中を押されて、流れるようにキッチンを追い出されてしまった。楽しそうに、それでいてやる事を最初から決めていたかのようにテキパキとサンドイッチを作っていく凜々猫さんを見る。
何も聞いても「いいからいいから〜」とかの曖昧な返事しか帰ってこないような気がし、諦めて目的地へと続く渡り廊下へと向かった。
〜あっち?の棟〜
そういえば、棟の名前を教えてもらっていない事に気づいた。
2つの屋敷があって、それを繋ぐ渡り廊下があるだけだから、もしかしたら名前なんて無いのかも知れない。まぁ、わざわざ聞くことでも無い。別にあっち、こっちで伝わりはするし、皆さんに特段関わりがあるものでも無いはずだ。
結論が出たと思ったら、いつの間にか通路を抜けていて、もうリビングの扉の前だった。
「すみません。あの〜何かする事ありませ」
「ちょーーど良かったわ!人手は多ければ多いほど良い!!手伝ってー!」
声がする方。正確には少し離れた倉庫(食料庫とはまた別)に向かうと、冬野さんが慌ただしく部屋中を片付けている。よく目を向ければ、奥の方にかしさんの姿も見えた。
「かしが変な物をピクニックに持っていこうとするのよ!止めるのに必死になってたら、今度は倉庫中が散らかりまくり!それに、あいつまだ諦めてなくて…」
「状況は分かりました。私は片付けに回った方が良いでしょうか?」
「いや、戻す場所が分からないと思うから、どうにかしてかしを止めるか、ここに持ってきて!」
「はい!」
「かしさ〜ん!」
「お!誰が来たのかと思ったら、新入り……あ〜〜円香で良いか?」
「えっ………と、大丈夫です。」
「なぁ円香、雪に全否定されるんだけど、やっぱりこれとか〜それとか〜〜そこのも!持っていった方が楽しいと思うんだよ!!」
かしさんが指さしたのは、望遠鏡、謎のダンボール、ほこりを被りすぎている丸いクッション型の椅子……他諸々。椅子だけは流石に後で捨てよう。絶対、中にカビが生えてる。
とはいえ、このかしさんをどうにかしなくてはならない。口下手な私だけでは何も出来ないと判断したので、私に出来る事は…
「かしさん!!」
「なんだ?」
「ピクニックというのはですね!まずは皆で準備する!」
「うん。」
「そして、集まってゆっくりとくつろぐ!」
「うんうん。」
「そう!このことこそが最高で理想のピクニック!!」
「おぉ…一理あるような気も?」
かしさんの意識をこっちに向ける事。たまに発動するこだわりを語るのなら3……1時間ならいける自身がある。
私が熱弁している間に、後ろから静かに回ってきた冬野さんがかしさんを捕まえ、腕を持って引きずりながら連れて行った。
「そーだぞーー。それに梨乃ねぇの奇病的に、曇りだとしても長くは居られねぇんだから。早く準備しに行くぞ。円香さんありがとね〜助かった。」
かしさんは抵抗?していなかったから、多分準備がより進むだろう………また仕事が無くなってしまった。
倉庫がまだ散らかっている様な気がしたので、少し勝手ながら片付けていたら、準備が終わったことを意味する呼び声が聞こえてきた。
これから、読み取るのが難しい、あの変な言い回しの文を控えます。にっこにこで過ごさせてあげてください。重い空気はお預けなんです……
が、結構すぐ復活します。
初めは明るい小説にするつもりだったんですが…自分の厨二病的難しさの思考では無理だったのだろうか……
重大な文章ミスを発見しました。凜々猫が夕花の症状悪化で悩む(?)シーン。夕花と言わなければいけない所を凜々猫にしてしまい、凜々猫が何言ってんのかよく分からない感じになってました。すみません。見返しても大半の人が「いや変わってなくね?どーにか読み進められたし」って思うと思います。第3話です。




