02.12/22日 船内宝探し
クルーズ2日目、カーテンから漏れる朝日で目が覚めた。
思わずバルコニーに出てみる。青空が広がり、風はちょっと強いけど、清々しい朝だ。
ウキウキで身支度を整え、朝食会場へ向かう。
レストランと迷って、ビュッフェに行くことにした。
定番のはいつでも食べられそうなので、それを外して食べようと思っていたが、何が定番かわからない。
元々朝はそんなにたくさん食べてない生活だったので、おいしそう!と思ったカップケーキを取った。
心惹かれるまま取って正解。ブルーベリー入りで甘酸っぱくて美味しい!
さてさて、今日は船内探検に出かけようと思う。
というのも、船内新聞に「宝の地図」というものの台紙が挟まれていたのだ。
船内のどこかの写真が9つ載っていて、それを探し当ててその場所で自分も写るように写真を撮って集めたら、初乗船の人限定で記念品がもらえるみたいなんだよね。
答え合わせは明日なので、実質1日限定イベントだ。何がもらえるかはわからないけど、もらえるものはもらっておきましょう。
ということで、1つ目は部屋の扉だったので集め済み。
2つ目は「Cafe」と書かれた機械の写真だ。
たぶん、ここ、7階のビュッフェ会場だと思う。
自分で機械動かしてタダでコーヒーとかが飲めるの、ビュッフェ会場だけだったはず。
ということで、ドリンクバーに行ってみたら写真と同じ機械発見!
よしよし「Cafe」ゲット。
ついでにコーヒーも入れて、船内図と宝の地図を見比べた。
他、どこにあるんだろう?
1つ、すぐわかりそうなのはこれかな?
私はコーヒーを飲み干すと、立ち上がった。
たぶんこれは同じ階のメインシアターだ。
ダイヤモンドホールについたけど、パラパラと人がいるだけで、今の時間は何もイベントがないからかガランとしてちょっとものさみしい。
それでも、2階分吹き抜けで作られたシアターは天井が高く広々としている。
中央正面に大きな舞台があって、扇状に客席がずらりとならび、きらびやかな雰囲気だ。
昨日は逃したけど毎晩ショーもあってるし、絶対1回は来よう。
えっと、写真の場所はどこだろう?
中央舞台で写真を撮ってる人がいたので近付いてみると、舞台前側面に「Broadway in ship」とあった。これだ!
近くにいた人に交代で写真を撮ってもらい、2個目ゲット。
「ねぇ、他はどこか見つけたところある?」
「いいえ。部屋の扉とわかりやすいビュッフェ会場を撮っただけで、まだここが初めてのようなものです。」
「あら、私達と一緒ね。またどこかで会ったら、写真撮ってね!」
「ええ、私もその時は撮ってください!」
写真を撮ってくれた女性が声をかけてくれたが、教え合える情報もなく、また宝の地図に目を落とした。
わかりそうなのは2つだ。
1つは「Read me」と書かれた赤い背表紙の本。
たぶん図書室だろうなと思う。
2つ目は何かの置き看板。
ショッピング通りのどこかのお店じゃないかなと予想を立てた。
残りの5つは本当に見当もつかない。
・この船の側面っぽい写真。だけど、それと写真を撮るのは無理だから、模型とか写真とかあるんだと思う。写真ぽいかな?絵とか写真とか、船内あちこちに飾られてるんだけど。
・どこかの家具の猫足。黒くて、指も彫られてる可愛い物。でも、選択肢多すぎる。
・「Bello」と書かれたモニター画面。Belloってかっこいいとかの意味だった気がするけど、だからといって関連してる場所がわからない。
・綱に繋がれた錨マーク。背景は水色で、かわいらしいイラストだ。どこかのお店とかかなぁ。
・「EARTH ITELY」と船名が書かれた⋯やつ。壁とかに書かれてるみたいな印象だけど、そんなのそこら中にない?
あまりのわからなさに、逆にワクワクしてきた。本当に宝探しの気分だ。
よし、わかりそうな所から⋯図書室に行こう!
と思ったけど、船が大きすぎて、船内案内図と格闘しながらようやく5階の図書室に到着した。
部屋の中で写真を撮る人を見つけて、正解だったとにやりとする。
学校の図書室程の大きさの部屋に、重厚な本棚が並ぶ様はおしゃれでかっこいい。そこに詰められた本が洋書ばかりなのもまた、いい雰囲気を醸し出していた。
さてさて、と棚を順番に目で追っていく。
『赤い表紙のRead me⋯赤い表紙のRead me⋯』
2つ目の棚を見始めた時。
『あった!』
「there were!」
被った声になんで?と横を振り向けば、相手もこちらを見ていた。
女性の手の中にある宝の地図へ視線を落とし、また顔をみて、女性の視線の先にあるであろう本に顔を向ける。
そっくり同じ動きを相手もするのを感じた。
「宝探ししてますか? 『Read me』?」
「そう! え、これじゃないかしら?」
「こっちにもあるんですよね。」
場所を入れ替わって見てみると、2冊目の「Read me」がそこにあった。
「あれ〜?」
「あら〜?」
お互い訳がわからず首を傾げた。
「なんででしょうね?」
「ん、ん〜? この広さに1冊じゃ探すの大変だからかしらね?」
「あ、そうかもしれないですね!」
それなりに納得のいく理由をみつけた。
「とりあえず間違ってはなさそうだし、写真取ってもらえない?」
「もちろん! あとから私も撮ってほしいです。」
写真を撮り合うと、女性はのんびり図書室から出ていった。
本がなんで複数あるんだろうなと思う。
手に取ってみると、本ではなく入れ物になっているようだ。
中に秘密の鍵とか、怪しい書類とか隠されてそう。
こういうの好きだなと、何気なく開いてみると、箱側に「◯◯◯◯◯」と丸が5つ並び、蓋側には「A」と大きく書かれていた。
え?これって!
私は慌てて元の位置に本を押し込むと、さっきの女性を追った。
出て行った方向を見ると、小さくなったその背中が見えた。
パタパタと小走りで追いかける。
「ちょっと、ちょっと!」
「え?」
「さっきの、『Read me』、中にまだ暗号が隠されてましたよ! ⋯全部確認してないから、たぶんですけど。」
立ち止まった女性にそう言うと、目を輝かせて笑顔になった。
「そうなの!? そういうの好き! すてきね!」
アマンディーヌと名乗ったその女性と2人で図書室に戻り、手分けして探す。
◯の数から5冊だろうと予想をつけたけど、一応全部の棚を見た。
「A」「C」「I」「L」「E」で全部の文字のようだ。
何の単語が作れるかな?
「あ、わかった! ALICEよ! 『Read me』だもの!」
先に単語に行き着いたらしいアマンディーヌが嬉しそうに小さな大声を上げた。
人名?Read meだから?
「うふふ。『不思議の国のアリス』よ!」
「あ、あぁ〜! なるほど! 『eat me』!」
「そうそう!」
2人で頷きあって納得する。
協力して秘密を解いた一体感で、メッセンジャーを交換しあってその場を後にした。
次を探すために8階に降りた。
プロムナードはショッピングモールのように長い通路があり、左右に色々なお店が立ち並んでいる。
天井はプロジェクションマッピングになっていて、今は外の風景が映されているのか青空が広がっている。
たくさんのお店が並ぶのを見て、よし!と気合を入れ直した。
置き看板を見るために視線を落としながら、お店ものぞきつつ端から歩いていく。
ブランド店に服、時計、化粧品、船内オリジナルグッズショップ、などなど。ショッピングモールが全て入ったような品揃えだ。
買う予定はなかったのに、見てるだけでもちょっと欲しくなる。
でも今はとりあえず宝探しだ。
キョロキョロウロウロと置き看板を探しながら、結構長いショッピング通りを歩ききった。歩ききってしまった。
え、ないんだけど? あれ〜? ここじゃない感じ?
振り返ってむむと口を歪める。
もしかして、どこかのレストランとか、外の軽食レストランとかの食事系の看板かな?
せっかく歩いたのに。
しょうがないので、もう一回反対まで歩いてみて、それでなかったら違う所に向かうことにした。
他の所は見当もついてないからね。
また首を下げて置き看板を見ながら来た道を戻っていく。
すると船オリジナルショップの看板の前で写真を撮っている人たちがいた。
さっき見たはずだけど、と思いながら順番を待って看板を見てみると、宝の地図と同じ看板があった。私がさっき見た看板の裏側に!
表にしてよ⋯と思ったけど、難易度を上げるためにわざとそうしているのかもしれない。きっとみんな一度は見逃すだろう。私だけじゃないはずだ。きっとそうだ。
店員さんに頼んで写真を撮ってもらった。
これで4つ。さぁ、ここからどう探そう。
宝の地図を見つめてみても、やっぱりどれもわからない。
一番引っ掛かりがありそうなものとして、船の側面写真を探してプロムナード階に行ってみることにした。
ギャラリーっぽくたくさんの額が飾られていたので、そのどれかかもしれないと思ったのだ。
7階に戻って、壁にかけられた写真や絵を見ていくが宝の欠片はみつからない。
イテリアの風景や、私でも知っている有名画家の絵画、この船の模型、飾られた色々な物を順に眺めるのは宝探し関係なく楽しい。
でも、お目当ての写真は見つからない。
ここじゃないのかなぁと感じながら6階へ降りる。
6階はエントランスフロアだ。
乗船した時にピアノが生演奏されていた吹き抜けで、今は輪投げが行われているようだ。
楽しそうに輪投げをする人がいて、観客から時おり歓声が上がる。
それを横目に通り過ぎようとして、発見した。
ピアノの椅子の横に不自然に座り込んで写真を撮ってる女性がいる!
輪投げのじゃまにならないようにそろそろとピアノに近づくと、前にいた人が譲ってくれた。
「あら、どうぞ。おひとり? 写真撮りましょうか?」
「ほんとですか? 撮ってほしいです!」
何があるかイマイチ理解しないままピアノの足に近づく。
パシャパシャと何枚か写真を撮ってもらい、改めて椅子を見ると4本の可愛い猫足が椅子を支えていた。
先客がいなかったら絶対発見できなかっただろう。
タイミングに恵まれたな。
「ねえ、他に見つかった所ある?」
「私も聞きたかったです!」
ここぞとばかりに情報交換をする。
女性2人からリドデッキにある宝の情報を聞き、図書室の隠れワードの情報を教える。
図書室のワードには気がついていなかったようで喜んでもらえたし、私はやっと手がかりを得て大満足だ。
次の宝を求めて移動した私は風の強い屋外のリドデッキを震えながら歩いていた。
室内が快適過ぎて薄着だったが、外はさっむい!
コートを取りに戻るのも面倒でそのまま出てきてしまったので、とっとと見つけて早く室内に戻らねば凍えてしまう。
大きなメインプールの一つを囲むようにジャグジーやデッキチェアが並び、緑に囲まれた爽やかな雰囲気のプールは大画面のモニターから明るい洋楽が流れている。
ショー会場にもなるらしい船の目玉とも言える場所なんだろうが、ジャグジーにすら人はいない。暖かい地域に移動したらまた来よう。
『メインプールから階段登った上の階の、船尾側にある⋯』
さっき教えてもらったことを口に出しながら階段を上がると、写真を撮っているカップルがいた。
今までと違ってそもそもフォトスポットっぽい場所で、教えられなければわからなかったと思う。
順番待ちをして「EARTH ITELY」と書かれたベンチに1人で座ると、近くにいた人に写真を頼む。
べ、別に寂しくなんてないから!
さて、写真を撮っている人たちを見回してみたが、宝の地図をもっている人はいないようだ。
早く次に行きたい気持ちはあったが、お昼に近づき歩き回ったためいい加減お腹が空いた。
寒さも限界だし、ビュッフェ会場にひとまず戻ることにした。
混み合ったビュッフェ会場に入り、真っ先にスープを取って場所を確保した私はスープを飲んでゆっくりと息をついた。
寒かった。手ぇ冷たっ!
室内の温かさに感謝しながら体が温まるのを待ち、震えが収まってからようやく立ち上がった。
う〜ん。メニューは昨日と大きく変わらないんじゃないだろうか。
あ、メインとなる料理が違う気がする。
もちろん他にもいくつか変わったものもあるんだろうけど。
さて何にしようかな。
今日の昼食は、白身魚のクリームパスタと、ローストポーク、サラダに、おかわりコンソメ。
熱々のパスタが冷えた体に最高に合う!
ローストポークは癖のないソースがかかっていておいしかった。
食後にいちごソースがかかったパンナコッタをもらい、行儀悪くキョロキョロしながらいただく。
誰か宝の地図持ってる人いないだろうか。
私もこれみよがしに宝の地図を持ちながら、情報交換できそうな仲間を探す。
難易度が思ってるより高めで、自分だけで探したら絶対に見つからない自信がある。
食べ終わって食器を戻しながら尚も仲間を探していると、いた! たぶんだけどいた!
「あの、すみません」
「はい?」
「宝探ししていますか?」
「ああ! しているよ!」
話しかけたムキムキのおじさんが、嬉しそうに答えた。
この方もきっと色々探していたに違いない。
「どこかありましたか? 私が見つけたのは──」
「そこは行ってなかったよ! 俺が見つけたのは──」
情報交換をし終えると、「お互い頑張ろう」と言い合ってその場を後にした。
知らない場所を2つも教えてもらった私は、早速階段を登って8階に行った。
また船内案内図を頼りにカジノ&ゲームセンターに到着した。
1度は来ようと思っていた場所ではあるが、こんな形で初カジノを訪れるとは思ってもみなかった。
夜には稼働するらしいルーレットやカードボードは今は稼働しておらず、カジノコーナーは人が少ない。
ゲームコーナはパラパラと人がいて、サーキットゲームやエアホッケー、少しだけどクレーンゲームもあるようだ。
覗いてみたいとは思うものの、まだ先は長いのだからまた今度でいいかと、教えられたとおりにスロット台を順に確かめていく。錨マークが書かれた台があった。
宝の地図ではポップな印象だったが、実際は明かりが落とされているからか、ギンギラな感じだ。
見渡してみても暇そうな人がおらず、腕を伸ばして必死に自撮りする。
錨マークは入ったし、台全体は写らなくても大丈夫だろう。
そのまま17階へ移動した私は、ワンピース姿に場違いを隠せないままそろりとそこに入った。
教えてもらったのはスポーツ施設だ。
窓際にずらりと機械が並び、思っていたよりも本格的だ。
ウォーキングマシンはわかるけど、それ以外はどこを鍛えるのやら、使い方もわからない。
「あ! えーっと⋯スアレスさん!」
「あん? あ〜⋯食うのが趣味の。」
「そう、確かにそうだけど、さくらね。」
同じテーブルの人が筋トレしていて、思わず声をかけてしまったら、名前も覚えられてなかった⋯。
「悪かった。さくらね、さくら。俺はセルヒオでいいよ。で、何してんの? トレーニングって格好には見えないけど。」
ちょっと凹んだけど、セルヒオが優しく会話を続けてくれるのでにっこりと笑った。
「宝探ししてたの。ここにも1つあるって聞いたから。」
「あ〜なんか挟まてたやつね。順調?」
「ここさえ集めればあと1つだから、まぁまぁかな? ね、これどの機械かわかる?」
写真を差し出すと、セルヒオは窓際の機械を指さした。
「あそこらへんのマシンがそのメーカーだな。」
「そうなの? ありがとう!」
言われたウォーキングマシンに近寄ると、パネル部分に「Bello」と書かれているのを発見した。
みなさんストイックに筋トレしていて声をかけられそうな人もいないため、また自撮りしようと頑張っていると、セルヒオが来てくれた。
「手伝おうか?」
「ありがとう、頼んでいいかな。」
遠慮せず撮ってもらった。
この場違いから早く解放されたい。
「ありがとう、助かりました!」
「おう、頑張れよ!」
さあ、これで残り1つだ!
作戦を考えるため、日の当たるソファーに腰掛けた。
もう1回ビュッフェに戻って宝の地図を持ってる人を探すのも手かもしれないけど、忙しそうな時間帯だし申し訳ないよなぁ。
あ! そこで私は思い出してメッセンジャーを開いた。
「さくらです。アマンディーヌは宝探しはどこまで進んだ? 私は船の側面だけがわからないです。」
意外にもすぐに返信が来た。
「え、早いのね!私はまだあと4つ残っているわ。でも、船の側面は見つけたわよ。会って話さない?」
私もすぐに了承の返事をすると、リドデッキのカフェに集合した。
「さくら!さっきぶりね。」
「アマンディーヌ、待たせた?」
「全然待ってないわ。ね、どこにあった?」
宝探しの情報交換自体はすぐに終わったのに、2人ともカフェで飲み物を頼んでしまったため、動く気にならない。
「ちょっと聞いてよ。ディナーテーブルの人を見かけたから話しかけたら、名前覚えられてなくて、恥ずかしかったんだけど。」
「え、悲しい。」
さっきの話をしたら、アマンディーヌが一緒に笑い飛ばしてくれて、すこし心が軽くなる。
「というか、自己紹介なんてしたのね? 私のテーブルは各々な感じで、そんな雰囲気にもならなかったわ」
「ディックって人が旅慣れしてそうで、率先して声かけてくれたんだよね。」
「初日を逃すと、テーブル全体で自己紹介とはなりづらいわよね。」
「う〜んそれは確かに。」
特に内容のない話だけれど、楽しい時間を過ごして1時間ほどで解散することにした。
宝探ししなきゃいけないからね!
また連絡しようねと約束をして、エレベーターへ向かった。
目的地は4階医務室だ。
他の階に比べると装飾が少なくシンプルな廊下を歩いていくと、壁に写真が飾られていた。
これのどこかに⋯と探せば、医務室の斜め前にかけてあった写真が船を斜め前から写した、側面がばっちり見えるものだった。
『あった〜!』
周りには誰もいないからまた自撮りだけど、今回は壁と撮るだけだから簡単だ。
撮った写真と宝の地図を見比べ、す出て集まったのを確認した私は大きく頷いた。
6階のゲストサービス・デスクに行き、そこにいたクルーに宝の地図を差し出した。
「全部集めました。」
「わかりました。写真を見せて下さい。」
写真と宝の地図を見比べながら確認をしていく。
「はい、全部ありますね。他に宝はお持ちですか?」
「宝?あ、『ALICE』!」
「はい、おめでとうございます。こちらのチケットをオリジナルグッズショップにお持ちいただくと、景品と交換となります。3日以内に交換をしてください。よい船旅を!」
2枚のチケットを手に入れた!!
ここまで来たら、夕飯までは少し時間もあるし、交換までしてしまおうと、またショッピング施設まで上がった。
オリジナルグッズショップのカウンターへチケットを出せば、奥から生成りのサコッシュが出てきた。
「EARTH ITELY」と小さく書かれたシンプルなものだった。イベント限定品なのだそうだ。
ALICE特典は豪華にも、7ドル以下のキーホルダーから1つプレゼントというもので、好きなものが選べる。
私はTheお土産!って感じのダサ可愛い船の形のキーホルダーを選び、早速サコッシュにつけた。
思ってたよりも疲れたけど、充実感と達成感は会って、やってよかったと思った。
難しかったけどね。