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五種族合戦

ケータイ復活につき投稿再開します!

遅れて申し訳無い!

 後日、ついに開戦となった。

 リザードマンは女神軍と対峙し、ゴブリン軍と人間の部隊はエルフ本軍を挟むように森に隠れている。

 機を見て奇襲を仕掛けるためだ。

 ガザードは蜂起の報せを上げるため、準備中である。

 これにより、リザードマン、ゴブリン、ドワーフ、エルフ、そして人間の五つの種族が参戦する会戦となった。

 そして、想定よりもエルフの数が多い。

 ガザードから予めおおよその数は聞いてはいたが、それ以上はいそうだ。

 だが、総数で言えばこちらが勝っている筈。

 勝てない戦じゃない。

 

「かかれぇ!」

 

 ドウラの号令により、リザードマンが突撃を開始する。

 しかし、衰弱しているのか足は遅い。

 敵陣へ到達する前に女神軍の火の魔法が飛んでくる。

 が、すかさずリザードマンも水壁を展開し、それを防ぐ。

 水壁が消え、辺りが水浸しになる。

 そして、水を得た魚のように、リザードマン達の目に生気が宿る。

 どうやら、水を浴びるだけでも少しは回復するようだ。

 

「今だ!行けぇ!」

 

 突然勢いを取り戻したリザードマンに女神軍も流石に驚き、二撃目の魔法が間に合っていなかった。

 

「ひ、ひぃ!」

「お、おい!逃げるな!」

 

 そしてすかさずドワーフ達だけが後方へ逃げ出す。

 ここまでは想定通りだ。

 ガザードの根回しが効いているようだ。

 すると、突然角笛が鳴り響く。

 

「ドワーフの同士達よ!王は死んでないぞ!今こそ立ち上がるときだ!女神なんぞにひれ伏す時はもう終わりだ!」

 

 戦場を見渡せるような少し高い位置に、気が付けばガザードが立っていた。

 あの角笛は少し豪華な装飾が施されており、一目でただの角笛では無いことが見て取れる。

 恐らく、王族由来の品だろう。

 

「ガ、ガザード様!生きておいででしたか!」

「皆!やるぞ!エルフにこき使われるのはこれで最後だ!」

 

 ガザードが現れてから、エルフの陣営のドワーフ達はエルフを攻撃し始めた。

 最早前線はまともな陣形は維持できておらず、崩壊していた。

 

「ドワーフは味方だ!殺すなよ!突っ込めぇ!」

 

 この機を見逃さずドウラが突撃する。

 前線のエルフは殺されるか、捕えられた。

 すると、エルフの本軍が何やら動き始めたのが見えた。

 

「陛下、奴等撤退するのでしょうか?」

「……いや、あれは……。」


 グレグの言う通り、ぱっと見は撤退する動きのようにも見える。

 が、エルフ軍は中央を下げ、両翼が前に出る形の陣形を取ろうとしていた。

 

「……鶴翼の陣だな。」

 

 エルフはどうやら戦うつもりらしい。

 更に、魔法の発動準備をしているのが見て取れた。

 

「よし、今だ!行くぞ!」

「全軍突撃!」

 

 グレグの号令により、突撃を開始する。

 それに合わせ冒険者達も突撃を開始する。

 人間は数こそ少ないが手練が集まっている。

 魔物と共闘するということも、納得はしていないかもしれないが理解はしてくれている。

 

「っ!待て!」

 

 俺は異常を感じ、停止させる。

 エルフが陣を整える前に突撃しようと考えていたのだが、鶴翼の陣の形になってからも動き続けている。

 中央は下がり続け、両翼は閉じ、陣形は円形になった。

 

「へ、陛下?あれは?」

「……方円陣だ。」

 

 方円陣とは防御に適した陣だ。

 まさかこちらの策がバレていた?

 あの戦況なら鶴翼の方が良い筈だ。

 だが、どちらにせよ戦況はこちらに優位なままだ。

 

「……攻めるしか無い。突撃を再開しろ!」

「はっ!行けぇ!」

 

 何事も無い事を祈るのみだな。

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