赤石沢.廃校.log
中々投稿できてないのでしょうもない番外編てきな
「ねぇ?」
放課後の帰り道、赤石沢に話しかけられた。
「ん?どうした?」
「あれ、いつもの『なんだ』はどうしたの?」
「飽きた」
「…」
もしかしてそれのために話しかけて来たのか?だとすると思い通りにいかなくて悔しがってるだろうなぁ。
やったあ!
「 」
何か言われてるけど俺の耳には入らなかった…。
「で、なんだよ、何か用が?」
「ちょっと気になることがあってさ」
「俺の知ってることなんて1KB以下しかないぜ?」
「なんでそんなに容量ないの……、あのさ、あの廃校ってさ学校というよりかはビルっぽくない?運動場とかあるわけじゃないし…」
「まぁ、言われてみたら…、みんな廃校って言ってるから俺もそう呼んでるけどさ」
「だよね」
「この後、廃校に行く予定はあるか?」
「うん、用があるよ」
「じゃあ、あいつに訊いてみればいいじゃん、住んでるしわかることあるんじゃないか?」
廃校についた、春夏冬くんとは途中で別れた。
「やっほー」
「よう」
「じゃあ、さっと吸っちゃってね」
「さすがに慣れてきたな…」
吸われた後、気になっていることを聞いてみた。
「ねぇこの廃校ってさ、学校といかビルっぽくない?」
「まぁ、そうだな」
「それなのになんで廃校って呼ばれてるんだろうね」
「分からないけど、たぶん予備校とか、専門学校とかだったんじゃないか?」
「あー」
納得がいった。
それでも、廃ビルとか呼びそうなもんだけどね。
「……、そんなこと、分かってもしょうもないんじゃないか?」
とうとう言われてしまった……。