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一話目 まだ、捨てないけれど、無駄な超能力

あー、なんて言おうか、世の中って何が起こるかわからないよねっていう、話をしようと思ったんだけれど。

もう言っちゃった。

名前 春夏冬 主冴

中学三年生

好きなもの特になし

小学生の時よく聞いたような、自己紹介してしまった・・・

苗字は春夏冬って書いて『あきなし』って読むんだよね、余り見たことがないでしょう。

そして、今は現代。

んー、現代・・・自分がいる場所はどれもこれも現代だよね。

えーと、じゃあ、車は飛んでいないし、ドラえもんは開発されてない、さらに、ターミネータも製造されていない、そんな感じの現代、あっいや、ターミネーターは、2004年製造開始だっけ、あと意外なことにアトムが誕生したのは、2003年なんだってね、ターミネーターと一年違いだよ!

・・・だからなんなんだ、という声が聞こえてくるよ。

話を戻そう、特に本筋もなかったけれど。

で、現代なんだよね、自分のいてるところは、かなりSFチックなね。

『サイエンス・フィクション』チック、こんなに長いんだよフルネーム。

なぜかって、言われれば、こう、なんというか、持ってるんだよね。

超能力的なもの、ワープできるっていう何かを持っているだよね。

この能力を、便利じゃんと思った方、そうでもないよ。

誰かに見られてると、迂闊に使えないし、ワープできるものは、視界に入っているものだけだし、あと人間以外のものしかワープできない、自分を除いてだけど。

中々使いにくいよ、これ

それに、誰にも言えないし。

まぁ、家族とかに、言ったところで何かされるとは、思わないけれど。

どうやら、他にもいるみたいなんだよね。

超能力みたいなのを持ってるやつが、たまにニュースなってるよ。

なぜ、ニュースなってるかといえば、まぁ、犯罪とか、銃に五発撃たれても逃げきったやつとか。

おかしいだろ、五発って。

みたいな感じで現状を話したところで、そんなところで、今、現在、何してるかというと、

自分は、俺は、本を買っていた。

以外と平和でしょ?

さて、新刊を買おう、合計1034円。

自分のおこずかいの大体三分の一。

買ったし、カバンに本いれてさっさと帰ろう。

雨降りそうだし、

こういう時にワープとかできたらなあ。

いや、できるんだけれど。

ちょっと走って帰ろう。

道を歩いている、人達は、傘を持っていたりする人もいた。

帰るまで、降らないでくれよ、雨。

最悪なことに家の前についてそのことに気づいた。

「鍵がねぇ。」

平和な困り方だった。

というか、全然最悪なことじゃない。

誰でもこれくらいの忘れ物はそうな感じ。

家に誰かいるか?

親は共働きだしなあ。

妹、帰ってるかな。

そうです、妹います、二歳下の妹が。

インターホン鳴らしてみよう。

「ピンポーン」

・・・

ただ鳴っただけだったよ。

誰もいなのかぁ、どうしよう。

・・・・・・

雨が降ってきた。

その瞬間ダッシュした、親の職場にね、そりゃあ、もう、雨を避けそうなくらいの勢いで。

「はぁ、はぁ、はぁ、がっ、はぁ」

すぐに、息を切らしながら帰ってきた。

いやぁ、走った、走った、ずぶ濡れだ。

なにが、避けそうなくらいの勢いだ、全部当たってるじゃん。

早く、家に入ろう、恵みの雨から逃げよう。

扉をあけて、玄関が目に入って、そのあとに廊下、廊下の後にソファー、

・・・ソファーのはずだったんだけれど、

あー、いや、ソファーはあるんだけど、ソファーの先に目に入って来るものがあったんだよ。

それは、妹。

お前、いたのかよぉぉぉぉぉぉ!!!

「お前、いたのかよぉぉぉぉぉぉ!!!」

思ったことをそのまま言ってしまった・・・

「お兄ちゃんうるさい。」

うるさいと言われしまった、この状況だったら誰でも、同じ反応すると思うよ?

もしかして、俺だけなのか・・・?

「で、なに?」

「インターホン鳴らしたんだから、出ろよ。」

「えーだって、知らない人だったら、怖いじゃん。」

「何のためのインターホンだ。」

「え?なに?何のためのインターホンなの?」

「訪問者を確かめるための、インターホンだろ。」

「ていうか、インターホンってなに?」

「・・・」

らちが明かねぇ。

ごまかし続ける気か、こいつ。

「お前がインターホン鳴らしたとき、扉開けないぞ?」

「私は、鍵なんか忘れたりはしない。」

「知ってたなら尚更開けろ!」

風邪ひいちゃうぞ、俺。

ずぶ濡れなので妹との会話は、早々に切り上げ。

一旦タオルで拭いて、部屋に荷物置いて、お風呂に入ろ。

入浴シーンは省略。

うーん、まだ夕飯食べてないし、パジャマとかじゃなくていいか。

入浴した後、すぐ夕飯だったけど。

食べ終わったあとは、んー、何しよう。

そんなことを考えて二階の自分部屋に戻った。

寝るまでスマホみてるか、本読んでもいいけどキリのいいところまで、読み終わらなきゃ寝れないしね。

さて、スマホ見ていたらいつの間にか、深夜0時、親は帰って来てもう寝ているらしい。

「んじゃ、そろそろ、俺も寝るか。」

その時だった、事件が起こった。

こんどは、全然、平和じゃない。

窓が割れた、自分の部屋の窓が、いや、割れたというか、割られた。

石が投げられて、割られたとかじゃなく、足で、人の足で、割られた。

ここ二階だよ!?

そして、窓を蹴破って入ってきたのが、女の子だった、。

でも、普通の女の子ではなく、腕のある場所にコウモリのような羽が生えていた。

もう、頭の中パニック。

どうしたらいいんだろう。

「うわあああああああ。」

叫んでしまった。

その女の子はこっちを睨見つけにきた。

その時、俺は逃げ出した。

雨が降ってた時、以上に。

逃げなきゃ、確実襲われる。

絶対。

俺は、そのまま、靴を雑に履いて、外に出た。

外に出て、走り出した、がむしゃらに。

「はぁ、はぁ、はぁ」

いつの間にか、靴は脱げ、神社の前まで来ていた。

ここで、足止めてしまった、疲れて動かない。

その時、後ろから、声がした。

「逃げたって、無駄だからね。」

追いつかれたから、本当に、無駄だ。

後ろを、見たら彼女がいた、羽を生やした、女の子。

そうだよ、羽ついてたんだった。

もう、逃げてたというより、疲れるまで、逃がされていたという感じ。

続いて、彼女は、言った。

「お願いだから・・・吸血鬼になって・・・!」

???・・・何を言っているのかわからない。

色んなことが、起こりすぎた。

吸血鬼?

彼女が、架空の生き物になってと、言ってきている。

まぁ、俺が異能力持っているし、こういうことが起きても、違和感はないかな。

いや、ある、違和感ある

なんで、こんな身近にいるんだよ。

・・・とりあえず断ろう。

「なっなるわけないだろ。」

「本当になる気はないの・・・?」

「ああ、なる気はないね。」

「じゃあ、死んでもらうしかないけど・・・。見られただけでも、だいぶマズいの。」

彼女が申し訳なさそう言ってくる。

「・・・お前は、吸血鬼なのか?」

話を逸らした。

「えーーと、大体、そう・・・だね。」

人間じゃないのか。

・・・

ワープできるな。

あきらめてもらうしかないよな。

こいつに。

じゃなきゃ、俺、死んじゃうし。

こいつの、腕だけを、地面にワープしよう。

そう、腕だけ。

吸血鬼にダメージを与える、死なない程度の。

回復するだろうし、吸血鬼だし。

「うわぁあああああああああああああああああああああああああああ」

彼女の腕が、腕だけが、地面に、瞬間移動され、悲鳴を上げている。

でも、すぐに、腕が回復し始めている。

地面の方の腕も、なぜか溶け始めている。

「なっなに?なに!」

驚いてるみたいだ。

立ち去ってほしい。

殺したくないし、殺されたくない。

その時だった、また、良からぬものが来た。

なんというか、一言でいうと化物なんだけど、んー。

スパイダーマンのヴェノムみたいな感じだった。

わかりにくいかな?

「ああ、やっと、見つけましたよぉ。」

見た目としゃべり方が随分違った。

「・・・・!!」

彼女はまた驚いていた。

そのころには腕は元に戻っていた。

本当に吸血鬼なのか、こいつ。

逃げたい。

「助けて!!」

言われた、吸血鬼に。

というか、見られて、やばいのはあの怪物もそうだろうしなぁ。

また、殺すとか言われるのだろうか。

「あなたは、まだ、吸血鬼じゃないんですか、じゃあ、簡単に倒せますね。」

言われなかった、そのかわり、倒すといわれた。

殺すという、表現を避けた。

なんなんだこいつら。

もう、この状況じゃ、こいつを助けるしかないじゃないか。

それに、怪物だ、人間じゃない、ワープでさっきしたみたいに、さっきよりも酷い傷を負わさられれば、倒せる。

やろう。

「??うお、あっ」

頭から上から、順番に細かくバラバラにしていった。

するとバラバラになった、部品は、すぐにそこから、なくなった。

吸血鬼みたいに回復は、しないらしい。

「はぁ・・・助かっ・・・た、ありがとう・・・」

お礼を言われた。

自分自身を助けただけなのに・・・。

「・・・吸血鬼には、ならないぞ。」

「・・・?、あっいや、それはもういいの、目的はあいつを倒すことだったし・・・」

仲間を増やそうとしてたってことか。

さて、起こっていた何かが終わった。

もちろん、疑問がわいてくる。

怪物は何で、彼女は誰で、何が起きたのか。

「じゃあ、その・・・、もう、居なくなるわね、解決というか、あなたを巻き込んだものは終わったし。」

そのまま、空を飛んで、どこかに行ってしまった。

ええぇ。

彼女がどこかに行ったので帰ることを余儀なくされた。

はぁ、靴を拾って帰るか。

あー、そういえば、窓どうしようかな。

どういう風に、ごまかそう。

窓ってなに?、とか言おうかな。

そんなことを考えて、家の前、明かりはついていない。

俺の家族、なんて寝つきがいいんだ。

ふつう起きるだろ。

そして、部屋に戻った。

そしたら、部屋の中のガラスの割れた場所にあった。

何があったか、ちょっと大きめな、石だった。

「無理があるだろ・・・、これ・・・。」

オチたよね?大丈夫かな。

友達が書くというので便乗して書いた物です。


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