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せっかくチートを貰って異世界転生したのでハーレムをつくる‼︎  作者: デッドくん
二章 魔法学校[シュタインズ]
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六十話 デート?を行うようです

「で?デートって何するの?」

「普通に買い物とか食事」

「なるほどね」


それだけなら別にいいけどね、特にやる事もないからどうせ寝るだけだったし。


「じゃあいく?」

「いく」

「いってらっしゃい……」

「いってらっしゃいませ……」


ルミリアとアンネロッタがすごい落ち込んでるんだけど……アンネロッタまでこんなに落ち込むとは思わなかったな。

嬉しいやら悲しいやら……


「れっつごー」


俺はアイリスに背中を押され、その場を後にした。


▼▼


「どこいくの?」

「杖かいたい」

「なるほどね……アイリスは遠距離魔法が得意だから必要だね」

「そーなのそーなのセラフィムよくわかってる」

「いいのが見つかるといいな!」

「うん」


てことは、この前イカレ性能の魔法銃買った所かな?あそこ品揃えよかったし。

新しい武器かぁ……俺には魔法銃があるし、

鱗あるから防具いらないし……でもまぁアイリスが楽しそうだしいいんだけどね。


「いらっしゃいませ!あっ!」

「どうも」

「ん?セラフィムの友達?」

「いや?大分前にここで買い物しただけだけど……覚えてるとは思いませんでした」

「いえいえ!魔法銃を購入されたのは後にも先にもあなただけですからね!ではでは、店長の所にご案内しますね」

「ありがとうございます」


まさか覚えてるとは思わなかったな……1年前だったかな?すごいな……特殊な買い物だったけど、俺なら忘れてるな。


魔法杖スタッフが欲しいんですけど」

「魔法杖ねぇ……えっと……これなんてどうかな?」


身長と同じぐらいの長さのある魔法杖を持ってきてくれた。

すげぇ!長さもそうだけど先っちょに紅い球

みたいなのが浮いてる!すげぇ!


「この魔法杖の材質は胴体部分がハスマニの木から採れた最高品質の木材で、先端の球体は300年以上生きているドラゴンの体内でとれるエネルギーの塊、

通称ドラゴンズ ハートこれも希少だな……」


なんなのこの店……稀少なものばっかり集めすぎじゃない?俺の時もむっちゃレアだったじゃん!

あっ…アイリスの目がいつになく輝いてる…

まさかアイリスって武器好きなのかな?


「これ欲しい……いくらですか」

「普通なら100万コインしないくらいだが…そっちの子がいつまでたっても売れなかった超高級武器を買ってくれたから50万コインにしてやるよ!」

「私お金が……」

「じゃあこれでお願いします」

「ジャラジャラ」


そう言って大きく膨らんだ袋を目の前のテーブルの上に置く。

この袋の中に確か5〜60万コインあったはず。


「おっちょうどだね、まいどあり!はいお嬢ちゃん」

「ありがとうございます……なんで?なんでそんなにお金があるの」


いやそこ⁉︎お金を出した所じゃなくてお金の入手経緯が気になるの⁉︎言っちゃ悪いけどおごったんだよ?


「まぁいいじゃないか!アイリスは新しい武器を手に入れたんだからさ!」

「そーゆーことにしておく」


魔界からこっちに来る時、ユスにとっておけとか言われて800万コイン近くあるのは黙っておこう。言っても誰か知らないだろうし。


「ありがとうございました!」


店を出て、アイリスたってのご希望でご飯を食べに行くことになった。

本当…アイリスってご飯好きだよな。


「ここ」

「まてまて……高級料理屋じゃねぇか!「ここ」じゃねぇよ……むっちゃ高いって有名だぜ?そんなに行きたいの?」

「もちろん」

「じゃあ俺のほっぺにキスしてくれたらいいよ?

^_^(冗談)」


ははは!諦めろ!キスなんてできないダロ!

まぁやらなくてもお金あるし別にいい気にしないでいいんだけどね。


「ん…わかった」

「そうそう諦め……ん?なにが分かったの?

こわいって…なんで近づいてくるの?ちょっちょまって!」

「セラフィムがいったからしかたなーい」

「チュッ」


なんでぇ〜なんで冗談って分かってくれないんだよぉ嬉しいけどさぁーえへへぇ。

しょうがない!おごってやろぉ!


直後背後から視線を感じる。

そこには、ルミリア アンネロッタ ルシウスが

冷たい目でこっちを見ていた。


「ふふっ……セラフィム君?ちゃんと説明してくれるよね?じゃないとここら一帯を焼け野原にするから。

ちゃんとした理由があるんだよね?頬にキスをする理由がぁ!」

「じ 冗談で言ったんだけど勘違いしちゃっただけなんだよ、な な?アイリス?」

「セラフィムが無理やり……」

「ち 違う違う違う違う!違うよ?信じて!

本当だから!」

「言い残すことは?」


やべぇ……俺死んだかも……ルミリアさんマジ

パネェっす、調子乗ってすいませんでした。

あの世で反省してきます。


「まぁまぁ落ち着いてくださいっす」

「そうですわ」

「とりあえず店はいろ?」


アイリスはこの状況よりも食べる事が大事らしい。

いいよもう!後でルミリアに説明するもん!

ルミリアならわかってくれる……はず。


ルミリアが落ち着いたのでお店に入る事になった。

あれ?なんでみんな来てるの?えっ?まさか

これってハメられた?


「これ美味しそう!」

「それいい」

「私はこれにいたしますわ」

「俺っちはこれで」


やっぱり……さっきまですごい怖かったのに

今楽しそうにメニュー見てるもん。

これはしてやられたな。


「じゃあ俺はこれとこれとこれで」


もういいよ!やけ食いだ!金なんて気にするな!たらふく食ってやるぅ!


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