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せっかくチートを貰って異世界転生したのでハーレムをつくる‼︎  作者: デッドくん
二章 魔法学校[シュタインズ]
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五十九話 まだ眠れないようです

「まずは魔力のテストを行う!火属性の初級魔法を使って今からそれぞれのレベルにあった岩を砕いてもらう!」


ふむふむ……岩を砕くのか簡単そうだな。

初級魔法だし。


「適当に終わらせるか……」

「ダメだよセラフィ……本気でやらなきゃ」

「そうですわ!」


え?なんで?そんなに睨むの?怖いって。

いいけどさ……本気でやればいいんでしょ?


「わかったよ」

「じゃ!いこ!セラフィ!」


ルミリアに手を引かれて着いた場所は、最高難易度の岩の前でした。

うん、知ってた。僕がんばる。


「おっ!ここに来るなんて自信があるんだな!ちなみにこの岩を破壊出来たのは今までで2人だけだぞ」

「私からお願いします!」


ルミリアなら出来そうなんだけどね……


「ファイヤーボール!」


ルミリアの手からサッカーボールくらいの火の玉が出現し岩に向かって発射される。


「キンッ!」


岩に触れた瞬間、音を立て火の玉が消えてしまった。

岩には傷一つ入っていない。


「うそ……」

「残念だったね!」

「む〜〜」

「じゃあ俺が3人目になりますか……」


ちょっと試してみたい事あるからやってみよ……


「自信満々だねぇ」

「いえいえ」

「セラフィもファイヤーボールだよ?」

「わかったわかった」


よし……いっちょやってやるか。


「ファイヤーボール」


ルミリアの10倍くらいの大きさの火の玉が出現する。

まだここで終わりじゃ無い。


「圧縮」


火の玉はビー玉くらいの大きさまで圧縮され

高濃度のエネルギーの塊が出来る。


「いっけーー」

「バビュン!」

「ズガン!」

「バシュ!」

「ドッカーン!」


勢いよく放たれた圧縮版ファイヤーボールは

岩をぶち壊し、軌道を変えて大空へと飛んでいったかと思えば大爆発。

あちゃ〜やっちゃった……


「テヘッ!」

「………………」

「あの……これ……その……初級魔法だよね?

ファイヤーボールだよね?」

「一応……」

「セラフィやっぱり凄い!」


ルミリアだけ喜んでるし……岩を破壊出来たからよしとしますか!

この場は逃げる以外の選択肢なさそうだしね!さよなら!


俺はルミリアを連れて、唖然としている先生に軽く会釈だけしてその場を離れた。


▼▼


魔力のテストが終わり、次は属性のテスト。

俺……全属性使えるけどどうしよう。

ルミリアには本気でやれって言われるし……困ったもんだ。


「次は魔法属性のテストだね!」

「そうだけど……やっぱり真面目にやらないとダメかな?」

「もちろん!」


ですよね……知ってた。


「属性のテストは属性数に分けて行う!自分の使える属性の数の場所に各自ならぶように!」

「「「はい!」」」


数字で[1]と[2]そして[3以上]と書いてある。

俺は[3以上]だな。他のみんなは2つかな?あれ?あそこに並んでるのって……


「え?ルミリアにアイリス?」

「あっ!セラフィ!」

「セラフィムも3属性使えるの?」

「一応な」


ルミリアはなんとなく使えそうだったけどさ

アイリスまでいるとは思わなかったな……

パーティが強いってことだろうけどさ。


「セラフィムは何属性使えるの?」

「言ってなかったっけ?全部だよ?」

「私は4ぞくせ……え……ぜんぶ?」

「アイリスちゃんに言ってなかったの?」

「そうみたいだな」


でもアイリス4属性使えるってやばくない?

この世界は2属性で普通より上だろ?やっぱり魔法に関してはすごいな。


「じゃ私からやるね!」

「おう」

「がんばってね」


このテストは、魔道具に触れるだけでいいから簡単なテストなんだけどね。


「では、手をかざしてください」

「はい」


ルミリアが手をかざすと、赤 青 黄 の3つの色をした球が出てきた。


「火と水と雷ですね、3属性クリアです」

「ありがとうございました」

「次の方どうぞ!」

「はい…」


次はアイリスの番だ。


「では、手をかざしてください」

「…ん」


アイリスが手をかざすと、赤 青 茶 金の球が

出てくる。


「火と水と土と上級の稲妻ですね!」

「はい」

「では、次の方どうぞ!」


俺の番か……全部使えるけどどうなるんだろ

なんか怖いな……


「では、手をかざしてください」

「はい」


手をかざすと、オレンジ 水色 ねずみ色 金色 黄緑色 黒 白の球が次々と出てきた。


「えぇと……上級魔法の炎と氷と沼と稲妻と嵐と闇と光の全属性……嘘でしょ……」

「はい……あの大丈夫ですか?」

「……は、はい次の方どうぞ」


先生の口がワナワナしていたけど大丈夫かな?

原因俺なんだけどね。


「ほんとーに全部つかえるんだ」

「嘘ついても仕方ないしね」

「セラフィは凄いんだから!」

「次は魔力量の計算だな」

「そーだねー」

「うん!」


▼▼


魔法属性のテストも終わり次が最後のテスト

魔力量のテストだ。

魔力量のテストも同じ様に魔道具に手を触れるだけでいいから簡単だ。


「最後のテストだね!」

「魔法テストでは、私は勝てませんね」

「魔法ならまけなーい」

「さっきの大爆発ってセラフィムっすよね」

「あれは、やり過ぎたな……」

「早速測りにいこ!」


「ここの中に手を入れて少しだけ魔力を出してね〜」

「はい!」

「分かりましたわ」

「はーい」

「了解っす」

「はい」


今回のテストは魔道具がいくつもあるから、一斉にできる。

他のテストもいっぱい用意すればいいのに…


結果発表


ルミリア

【上級魔導士級】

アンネロッタ

【上級魔法使い級】

アイリス

【賢者級】

ルシウス

【下級魔導士級】

【神級】


みんなは分かりやすいじゃん?上級とかさ?

なに?俺だけ神って投げやり過ぎやしませんかね?良いんだろうけどさ……


ちなみにこんな表がありました。


【一般級】<<<【魔法使い級】<【魔術士級】<【魔導士級】<【賢者級】<<【魔王級】=【大賢者級】<<<<<<<<<<<<<<<<<<<【神級】


神だけ特別扱いしすぎじゃね?割とマジで。

そんなに凄いのか俺の魔力量……嬉しいけど素直に喜べないな。

まぁ、これで魔法テストも終わりだし!

早く帰って寝よう!そうしよう!


「今回の勝ちって……」

「私は負けましたわ」

「へへん……わたしのかちーやったね今日はセラフィムとデート」


あっ……完全に忘れてた……

まだ、今日は眠れない様です。

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