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せっかくチートを貰って異世界転生したのでハーレムをつくる‼︎  作者: デッドくん
二章 魔法学校[シュタインズ]
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四十四話 魔界に行くようです


「ここが魔界か〜」

扉を開けると、目の前の超大きな城が

禍々しいオーラを放っている

え?これ、ディズ○ーランド?

おそらく、これが魔王城ってやつだろう。

「じゃ、ついてきて」

そう言われて俺は魔王城の門をくぐった。

〜移動中〜

てくてく てくてく

うわぁ…むっちゃ広いなぁ…

歩くことおよそ10分、魔族の男は扉の前で立ち止まった。

「到着!」

「ありがとう」

「じゃ!」

そう言って魔族の男は姿を消す。

まじか…俺1人とか心細すぎるだろ…

いきなり魔王とご対面?やめてくれ何の

罰ゲームだよ…

扉の前でじっとしていても意味がないので

俺は意を決して扉を開く。

そこは、大きな空間にロウソクが灯り

床はカーペットが敷かれ、長い机まである。

すると、声が聞こえてくる…

「君が例の男の子?」

どういう風に言われているか分からないが

100%俺の事なので返事をしなくては…

「あ、はい」

「まぁ…座ったら?」

魔王…といっても多分同い年くらいの女の子

に促され俺は椅子に腰掛ける

目の前には、美味しそうな料理が並んでいる。

「名前は?」

「セラフィムでいいです」

魔王は妙な威圧感があり、緊張してしまう。

「自己紹介がまだだったな…私は

シナオール=ユスティシーという、一応魔王だ」

さっきから気になった事がある…

すごいタイプなんですけど…ど真ん中ストライク…

はっ!いかんいかん、俺にはルミリアが!

そんなことを考えていると…

「ぐぎゅるるるるる」

俺のお腹が緊急警報を発令する。

そういえば朝から何も食べてなかった…

俺は慌ててお腹を両手で押さえるが手遅れ

「まず、腹ごしらえからか…」

そう言って魔王はどこかに行ったかと

思えば、すぐに戻ってきて俺の前に何かを

置いた…それはフォークとナイフのようなもの

だった。

「あっ…ありがぐぎゅるるる」

感謝を伝えようと思ったら、また警報が鳴る

やべぇ…これ完全に変な奴って思われた…

とりあえず、食べるか…食べなかったらまた

お腹が大ブーイングを起こしそうだからな。

俺はフォークとナイフのようなものを手に取り、目の前のステーキを頬張る。

俺はこの時、魔王を甘く見ていた…

「うっ!」

それを聞いた魔王はニヤリと笑っている。

ここまでやるとは…完全に俺の負けだ…

俺は心の奥から湧き出る気持ちを言葉にする

「美味い‼︎‼︎」

「だろ⁉︎」

そう言って魔王は両手でグッジョブしている

こんなに美味いの初めてだ…

旨牛より格段に美味い…キラキラと輝く肉汁

歯がなくても噛み切れそうな柔らかい肉、

口いっぱいに広がる幸せ…

俺がこの後、目の前の料理をたいらげたのは

言うまでもない。


「腹ごしらえも済んだし、本題に取り掛かろう」

「は、はい」

「結論を言うと、私は君を仲間に引き入れたいと思っている」

「なぜ仲間に入れたいんですか?」

「君にそれだけの価値があるから」

確かに俺はチートを貰っているから

強いんだろうけど…

「俺には守りたいものがある…元凶を潰したいからここに来たんだ」

「気になったんだが…なぜ君は魔王の仲間の話を信じて、ここまで来たんだ?」

「魔王と賢者の話を聞いて信じただけだよ」

俺は本心を告げる。

「何にせよ信じてくれているなら、安心だ」

「敵対するつもりはないが、少し考えさせてくれないか?俺はこの世界を知らなさすぎる」

「あぁ…気が向いたらいつでも来てくれ君なら歓迎する」

「では…また」

そう言って俺は、部屋を出た。

扉を開けると魔族の男がいた…

「話は終わったようだね」

「一応だけどな」

「じゃ戻ろうか」

俺達は魔王城を出る

「デモンズ ゲート」

目の前に扉が出現し俺達は扉を開けた。


「じゃ!気が変わったらまた来いよな」

「おう」

俺は魔族の男に別れを告げて上の階層へと

登っていく。

魔王と賢者か…俺はどうすればルミリアを

守れるんだ…どうやったら…


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